トレジョのひまわりの種たっぷりのクッキー
ある日アイスクリームは食べたものの、まだ何か食べたい。
お昼ごはんもしっかり食べたのになぁと思いながらキッチンのお菓子コーナーを見回して決めたのは、トレジョで買ってきたひまわりの種のクッキーでした。
ひまわりの種のクッキーなんて初めて見たので、買ってみました。アメリカの方はひまわりの種を食べますが、日本人にはあまり馴染みがないので、ある意味アメリカらしいクッキーです。
トレジョのサンフラワー バター クッキー
Trader Joe’s(トレーダージョーズ)
Soft Baked Sunflower Butter Cookies with Roasted Sunflower Seeds
(ソフト ベイクド サンフラワー バター クッキーズ ウィズ サンフラワー シード)
商品目にサンフラワー(ひまわり)の単語が2つも入っているこのクッキーは、ヴィーガン&グルテンフリーのクッキーです。
動物性のものや小麦粉はもちろん、その他にもアレルギーを持つ方が多い牛乳、ピーナッツ、(木になる)ナッツ、卵、大豆、ごまも排除された、アレルギーを気にする方にもってこいのクッキー。
これが普通のスーパーであるトレジョで買えるところが、アメリカです。
サイズはひとくちサイズの小さめで、直径4センチぐらい。厚さもあるので、一口サイズでもしっかり存在感があります。
上にはキラキラ光る砂糖がまぶされ、中には食感のアクセントになるひまわりの種が入っています。
ソフトベイクが特徴的なトレジョのクッキー
このクッキーの特徴は、なんといっても「ソフトベイク」な食感です。
商品目にクッキーとありますが、一般的なクッキーほどの硬さはありません。それよりも、プロテインバーやエナジーボールのしっとりした食感に近いです。
原材料を見てみると、一番最初にSunflower Seed Butter(サン フラワー シード バター)がきています。粉物はSorghum Flower (ソルガム フラワー、ソルガムきびの粉)となっているので、粉物が少ないようです。
食感もむっちり、もっちり、しっとり。歯にくっつく感じもあるしっとりさ。こんなところもプロテインバーに近く感じる理由かもしれません。
肝心の味ですが、ピーナッツではないんですが、ピーナッツバターがたっぷり入ったクッキーやエナジーバーのようなモッタリさとナッツ感が全体にあります。ピーナッツバターはプロテイン保有量が多いので、プロテインバーに使われる素材。この味のバランスだから、プロテインバーを思い出すようです。
後味というか、途中経過の味というか。口に入れた瞬間よりも強くなる香りや味に、ピーナッツじゃなくてひまわりの種を感じます。ピーナッツよりもより生っぽいナッツの味がします。
アメリカのお菓子で気になる甘さは、徐々に強くなる、さらっとした甘さをしていました。甘さのどぎつさはないけれど、しっかりあります。でも軽やかな甘さだから、私的にはコントロールできる甘さでした。
正直、すごーく美味しくはないんです。けれどこの味は、プレテインやエナジーバーを彷彿とさせる味だから慣れた味。不味くはありません。普通に完食できます。
けれどプロテインバーに近い味ならば、1サーブ3gのプロテインよりも、もっとたっぷり入っている方がいいなぁと思うのが本当のところ。
またおやつだけれど、その食感と味ゆえに、運動や健康を連想してしまうのもの、お菓子好きおやつ好きな私としてはマイナスな点でした。
味よりもアレルギー対策向きのトレジョのクッキー
プロテイン/エナジーバーのような粉っぽいような。しっとりした食感が特徴的なクッキーは、ほどほどのお味でした。
けれどこのクッキーの最大の魅力は、8つのアレルゲンが省かれているところ。
アレルギーがある方や、アレルゲンの排除やデトックスをしたいと思っている方にはちょうどいいお菓子。そこが一番の魅力の菓子です。
ユニークである意味唯一無二のひまわりの種がベースのクッキー。
ごちそうさまでした。
ひまわり(向日葵)は日に向かう花と書きますが、英名のSunflower も太陽の花と書き、日本名も英名も太陽に関連付いている名前です。
我が家のめがねは植物が好きで植物の名前をよくチェックしますが、こうも日本名と英語名が同じという花も珍しい。日本には17世紀に伝来したとあったけれど(→ウィキペディア←)、ふたつの名前には関連があるのか、、、?
興味深いです。