現在のアメリカ渡航条件のまとめ
昨日、ホリデイシーズン中のロサンゼルス国際空港(LAX)での入国体験記を書きました。
この時期はホリデイトラベルシーズンと呼ばれ空港は激混み。その様子をお届けできたらなと、ロサンゼルス国際空港(LAX)での入国のタイムスケージュール、今まで入国の際に押されていたスタンプが廃止になったこと、余談の私的入国エリアでの過ごし方などを書きました。
本当はここに現在のアメリカ渡航に関してのまとめ(現在のアメリカ渡航条件)を載せるつもりでしたが、長くなったので別記事にすることに。それがこの記事です。
この記事では、現在の日本からのアメリカ渡航条件をまとめています。
アメリカ渡航条件はたったひとつ、ワクチン接種完了のみ
以前と比べ、アメリカ渡航条件は簡単に、シンプルになりました。
待機期間も渡航直前のPCR検査もありません。市民権、クリーンカード、移民ビザ所持者は例外として、現在日本からのアメリカへの渡航はたった一つ。
ワクチン接種を完了した証明書の提出のみです。
市民権・グリーンカード・移民ビザ所持者のアメリカ渡航条件
渡航・入国に関する条件はなし。ワクチン接種の有無に関わらずアメリカ渡航・入国可能で、必要な手続きはありません。
市民権・グリーンカード・移民ビザ所持者以外のアメリカ渡航条件
アメリカ渡航条件
・ワクチン接種を完了している証明書を航空会社に提出すること
上記に関して例外が認められる方
・18歳未満の子供
・医学的にワクチンの接種が不可能な方
・緊急の渡航者で、適時にワクチン接種を受けることができない人
現在、市民権・グリーンカード・移民ビザを持たな方のアメリカ渡航に必要なことは、たった一つ。認められたワクチンの接種を完了し、その証明書を航空会社に提出することです。
必要なワクチン接種の回数とは
アメリカ渡航で求められるワクチン接種は、基本の接種が完了していること。ブースターは求められていません。
モデルナやファイザーなど、2度で完了するワクチンであれば2度。J&Jのワクチンであれば1度。交互接種であれば2度の摂取。
また2回目の接種か14日後経過してる必要があります。
認められるワクチン
・FDA(アメリカ食品医薬品局)が認可したワクチン
(参考; FDA; COVID-19 Vaccines Authorized for Emergency Use or FDA-Approved )
・WHO(世界保健機関)のEUL(緊急使用リスト)に掲載されたワクチン
(参考; WHO; COVID-19 Vaccines with WHO Emergency Use Listing)
この2つのどちらかに当てはまれば、アメリカ入国の際に認められるワクチンです。
メジャーなワクチンであれば、FDAの認可ワクチンに名前がなくともWHOのEULに含まれているはずです。名前が見当たらない場合は、自分が受けたワクチンに別名義がないかを確認してみてください。大体あると思います。
ワクチン接種証明書の条件
アメリカ渡航に認められる接種証明書の条件は以下の通り。
・公的機関から発行されいたもの
・紙面かデジタル証明書であること
ワクチン接種証明書の必須記載事項
・名前
・生年月日
・接種したワクチンの製品名と接種日
アメリカで接種した方は、白いCDCカードでもちろんOKです。
以上が、現在のアメリカ渡航条件です。
余談・今回のアメリカ渡航で気がついたこと
今回の羽田ーロサンゼルス渡航で気がついたことを、おまけで2点。
羽田空港はまだまだ早終い
羽田空港の各ブランドショップ。出国した直後は開いていましたが、しばらくすると閉店していました。(免税店は開いていました。)
私が日本を発った先週、羽田空港の出国後のブランドショップは16:00閉店となっていました(再度変更されています)。
空港に気になるお店がある方は、羽田空港レストラン・ショップの営業時間一覧から事前のチェック推奨です。
脱コロナと自分の心地よさ
アメリカ・日本を含めた世界は新型コロナウィルスと共存の方向で進んでいて、中国も規制を緩和したのでその動きは加速するのでしょう。そして私たちの新型コロナウィルスへの気持ちも、ゆるくなる。
新型コロウィルスが日常になることは悪いことではないとは思いますが、自分が心地いいかは別の話。今まであった当たり前がなくなる時、抵抗を感じることもあるかもしれません。
今回、新型コロナウィルス感染拡大以降、航空会社が機内のお手洗いに置いてくださっていた除菌セットがなかったことに、私は大きな衝撃を受けました。(他のお手洗いにはあったようですが、私の座席の側のお手洗いにはなかった。)
新型コロナウィルス感染拡大から、お手洗いの利用(特に機内)はどうも敏感になっているので、2度目からは持参していた自分の除菌シートを持ち込みました。
新型コロナウィルスが受け入れられるにつけて、今まであったものがなくなるでしょう。例えばマスク、機内のトイレの除菌グッズ、店頭の消毒液。
それを最初に見た時にどう感じるかは、人それぞれ。スルッと受け入れられることも、そうでないことも、人によって違う。
いる国が変わると思うことも感じることもまた変わるから、自分の状況でも変わるもの。マスクなし生活が当たり前になっているLAにいる時と、マスクをつけるのが今なお日常の日本にいる時では、同じことへの感じ方が違うように。
どんなことで自分が反応するかなってみないとわからないけれど、人それぞれ。誰が正しい何が良いではなく、自分の心地いい落としどころを見つけていけたらいいなと思う出来事でした。
きっとこれが最後のアメリカ渡航体験記・・・!
新型コロナウィルスの感染拡大以降、定期的に(後半はサボり気味だったけれど・・・)更新してきたコロナ禍での渡航。
現在は、隔離はもちろん搭乗前の検査も必要なくなり、随分と渡航が楽になりました。こんなに短い内記事で終わるなんて、、、感動です。
最近また猛威を振るっている感のある新型コロナウィルスですが、このままの収束を願っています。
みなさま、ハッピーホリデイズ!
良いお年をお迎えください。
旅行される方、良い旅を!
最後に。新型コロナウィルス感染拡大が始まり、規制が始まったあの時。情報をシェアしてくださった方に改めて感謝を!あなたのおかげであの時無事に日本へ渡航することができました!!!
—–
参照
在日米国大使館;米国への渡航 COVID-19ワクチン接種の要件
CDC; Requirement for Proof of COVID-19 Vaccination for Air Passengers
—–