隔離に持っていくべきもの#1 Miirの携帯ドリッパー

隔離の持ち物#1 Miirのコーヒードリッパー

 

先日、妹しろがコーヒーのドリッパーを買いました。

 

少し変わった形のドリッパーは携帯することを前提に作られているので、折り畳めるうえに平らになる優れもの。

 

 

 

新型コロナウィルスの感染が蔓延する前までなら、携帯できるドリッパーの用途は旅行やキャンプ用だったと思いますが、今はホテル隔離を想定して購入している方も多そう。妹しろもそのために購入していました。

 

自宅での隔離もそれなりに辛いですが、それでもホテル隔離よりもましだなと思うのは、妹しろのホテル隔離を垣間見たから。ホテル隔離は歩ける場所は部屋の中、窓さえ開かない場合もある。外の景色だって、ホテルによって大きく違います。馴染みのない無機質な空間、人とも一切会えないというのは、してみるとなかなか辛いです。

 

 

そんなとき、自分で入れるお気に入りのコーヒーがあったら、いつものコーヒーを淹れることができたなら、ほんの少しの時間でも気持ちが浮上します。

 

 

 

自分の手柄を誇るわけではありませんが笑、携帯のドリッパーをしろにすすめたのは私です。

 

ホテルではありませんでしたが、一月に日本へ帰った時、家族がもってきてくれた食料を受け取る時以外は完全に人に会わない隔離をしました。私の場合はお茶が一陣の風の如く、緩慢な時間のアクセントとなりました。私にとってお茶を入れる行為が自分の余裕やリラックスにつながることもあって、その一瞬は満たされました。

 

 

だから妹しろが旅立つ前に、携帯ドリッパーをすすめました。隔離中のしろから「これあってよかった。なかったら辛かった」と言われたので、しっかりブログ記事にしています笑。

 

 

 

 

 

 

Miir(ミアー)の折り畳める携帯コーヒードリッパー

 

Miir(ミアー)

Pourigami (ポウリガミ?)

 

今回購入したのは、シアトルで2010年に創業されたMiir(ミアー)のもの。折り紙をもじってあるのは、気のせいではきっとない。3枚の板でドリッパーを組み立てるのが、折り紙を連想します。日本のモノの名前が入っているだけで、ちょっと嬉しく身近に感じます。

 

 

 

 

MiiR (ミアー)とは

MiiR(ミアー)は、2010年、アメリカ・シアトルで創業された会社です。

 

すべての製品は、 最小限・持続可能・機能的・永続的の4つのコンセプトのもと社内で設計され、“Giving Project (ギヴィング プロジェクト)” = 製品自体をプロジェクト化するという理念のもと、収益の一部はMiiRが支援する非営利団体、26カ国 72のプロジェクトに寄付されています。

 

特徴的なのは、MiiR購入者が自分が購入した収益の一部の行方を確認できること。全ての製品はにトラッキングコードが書かれていて、どのようなプロジェクトに使われたのか追跡することができます。

 

 

「収益の一部は〇〇へ寄付される」という言葉はよく見かけますが、MiiRのこの方法だと、製品購入者がその言葉を体感できます。製品に寄付金が組み込まれているようなこのシステム、いい!

 

今ウォーターボトルを大きくしたくて新しいものを探しているんですが、ここのにしようかなぁ。なんて、このシステムだけで思ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

MiiR(ミアー)のドリッパーの中身

 

ミアーの携帯ドリッパーの簡易な紙のパッケージを開けると出てくるのは、左のような包み。中には板が3枚の入っています。

 

パンツの後ろポケットに入る大きさで、組み立てると6.2cm x 12.7cm x 2.4mm のコーヒードリッパーになります。

 

板の切れ目に別の板を組み込みながら、ドリッパーを組み立てます。慣れるとちゃちゃちゃとできますが、最初は説明書をみた方が組み立てやすかたったです。

 

 

写真で見ると軽そうですが、ステンレスなので重さはしっかり。予想していたより重さがありました。携帯ドリッパーを持ち歩くときはトランクや車など何かしらあるので、そこまで重さは気にならないと思いますが、手にしたときは驚きました。

 

この重さの理由は、実際使ってみると納得。ドリッパーを安定させるための重さのようです。携帯ドリッパーなので、安定感は普通のドリッパーに劣ります。そこを補うために重さがあるようです。

 

 

ステンレスは医療グレードのステンレスが使われ、ざらっとした表面はハードシェルパウダーでコーティングされています。素材にも安心と環境への配慮がされています。

 

 

 

 

 

 

MiiR(ミアー)のドリッパーとフィルターの相性

 

しろに感想を聞いたところ、ドリッパーとして満足です!とのことでした。

 

ただ、一緒に持っていったフィルターがカリタ型だったので形が合わず、ドリッパーにあうようにひと折りして使っているそうです。


ミアーのポウリガミ用の専用のフィルターもあります。ですが、標準の円錐のフィルター(ハリオタイプ)で代用可能です。

 

 

 

ただしろには、カリタのドリッパーの濃さがちょうど良かったそうです。家でコーヒーを入れるといつも自分の好みよりも薄く入ってしまうことが多かったけれど、このドリッパーとカリタ型のフィルターだとちゃんとコーヒーの味がでるのか濃いめにドリップでき、しろにとってちょうどいい濃さになったそうです。どう入れても、自分の好みのように入るとのこと。

 

しろ曰く、ドリッパーとの相性もあるので、いつものフィルターをまず使ってみて、好み濃さでないようだったら、自分にとってちょうどいい濃さになるフィルターを形関係なく試してみるといいと思う、とのことです。

 

しろは「私はカリタです」と思ってそれ以外使ってこなかったから、新しい扉を開くことになってドリッパー(フィルター)でこんなに味が変わるのかという気づきにもなったそうです。

 

 

ホテル隔離から解放後、ハリオタイプのフィルターを使ってみたしろ。カリタのフィルターを使った時よりも薄く入ったそうです。「好みはカリタのフィルターでした。」とのことです。

 

 

 

 

 

 

MiiRとカリタ型のフィルターでドリップする方法

① 1/3のところに折り目をつける。

 

 

② 下の縫い代を片側に折り、内側に手を入れて押しながら、①でつけた折り目に沿って三角形を形作りながらフィルターを広げる。

 

 

 

 

 

 

MiiRのドリッパーが買える場所

 

アメリカで買える場所

今回ミアーのドリッパーは、アウトドア用品のお店REI(レイ)で購入しました。

 

Miirはアマゾンにもストアを出しているので、そちらでも購入できます→ MiiR at Amazon



アマゾンには色違いの白色も。可愛らしい!

 

 

 

 

日本で買える場所

 

楽天にありました。

 

ミアーの日本サイトもあるんですが、ECサイトにはドリッパーはなく。そのうちラインナップされるといいな。

 

 

 

 

 

 

その他の気になるMiir(ミアー)の商品

なんせウォーターボトルが欲しいので、真っ先にチェックしたのはやっぱりウィーターボトルでした。


12oz(350ml)、20oz(590ml)、32oz(940ml)、42oz(1240ml)のサイズ展開もいい。

 


細口タイプは23oz(680ml)。



ワインが一本入る750mlの保冷ポット。このコンセプト、おもしろいですね。

 


ビール入れもあります。(これ、我が家のお湯を入れておくポットにどうだろう・・・。)

 

 

 

 

 

 

コーヒーミルも小さめポータブル

コーヒーミルもポータブルのものがあります。こちらは日本メーカーで日本産のポーレックスのものです。

Amazon USA (ただし2はなし)
ただ、妹しろは「私はかった時にコーヒー豆を挽いてしまう派なので」と言っていました。

 

 

 

 

 

 

ホテル隔離には携帯ドリッパーを持参せよ

 

今年の一月。日本へ一時帰国した際、家族からの差し入れを受け取る時とごみ捨て以外は一人家にこもり日本入国後の二週間の隔離をしました。楽ではなかったけれど、自宅だったので料理ができたりと自由はあったので、しろのホテル隔離と比べるたら断然よかったんだと今思います。

 

 

閉塞感がつきまうとうホテル隔離には、自分のリフレッシュでき刺激となるものを持っていったほうがいい。

 

コーヒーにこだわりがある方はもちろん、こだわりはないけれど毎日飲む方も、コーヒーとドリッパーはあったほうが絶対いい。大抵のホテルには電気ケトルが付いているから、これがあったら美味しいコーヒーが飲めます。

 

目を覚ましたい時、気分を変えたい時、洋食の時。隔離中のコーヒーの効果は、多角的にいつもの数倍です。隔離中不足しがちな幸福感も!だからこそインスタントではなく、自分の好きな豆でドリップしたコーヒーがいいんです。

 

私はお茶派。1月に日本へ帰った時、最初に撮った写真。空港からレンターカーを借り自分運転で自宅に戻った時はすでにレンタカー会社が閉まっていたので、翌早朝に返却しにいく前の一瞬です。

 

コーヒーだけでなく、お茶が好きな方はお茶をぜひ。自分の癒しになります!

 

 

 

しろが「持っていって良かったものはいろいろあるけれど、自分を満たすもの#1はコーヒーだった」とのこと。携帯用のコーヒードリッパー、Miir(ミアー)のコーヒードリッパーです。

 

 

 

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「お茶をどうぞ」と言いながら、私の携帯用の茶器は模索中です。

 

日本茶は小さい急須があるからそれでいいかなと思いつつ(柄は好きじゃないんだけど・・・)、紅茶も飲む私は香りが移るから日本茶とは別のポットが欲しい。けれどもちろん荷物は少ないほうがいいわけで、2つ急須・ポットを持つなんてありあえない。

 

 

というわけで、思い出すといろいろ見ています。日本には「野点」の文化があるから、そういうコンパクトさは得意そうだしと思って。

 

 

 

最近気になっているのは、取っ手なしで中に湯呑みがしまえる急須。

 

 

取ってのない急須は、中国茶風のものが多いけれど、こちらは信楽焼。そこもいい。

 

 

 

こちらは有田焼Kiharaの「旅持ち茶器」。湯呑みは2つ。

 

 

 

そして最初に戻る。

それで2つのお茶の使い分けはどうするの?

答えは出ないけれど、まずは日本茶のための急須かなぁ。

 

 

 

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