何が違う?トレジョの鮭缶4種を比べてみました
以前はあまり手に取りませんでしたが、最近、よく買うようになった鮭缶。いつもお世話になっているTrader Joe’s(トレーダージョーズ)で購入することが、ほとんどです。
トレーダージョーズの鮭缶は、鮭の種類の違い、有塩無塩、含まれるか否かの違いなどで、計4種類あります。
ずっとなんとなくで購入していてつい最近までその違いを知りませんでしたが、まとめて鮭缶を購入したある日やっと比較。何が違うのわかりました。
トレジョの4種類の鮭缶をまとめてみました。
Trader Joe’s(トレーダージョーズ)の鮭缶 4種類比較
I. ソッカイサーモン(紅鮭)の缶詰
Trader Joe’s(トレーダージョーズ)
Canned Sockeye Salmon(カンド ソッカイ サーモン)
トレジョの鮭缶の中で一番目を引く鮭缶は、天然のソッカイサーモンを使ったものです。
ソッカイサーモンとは
ソッカイサーモンの日本名は、紅鮭。
鮭の中で一番美味しいと言われいている品種で、アメリカだとスモークサーモンにもよく使われている鮭です。
我が家で買うトレジョさんのスモークサーモンも、このソッカイのもの(→トレーダージョーズのスモークサーモンで朝ごはんLOX!)。
現在はロシアやアラスカが主な産地だという紅鮭を使った鮭缶は、鮭缶の中では高級品に分類されるそうです。
日本は焼き魚にするほうが主流なのか、調べてみたら紅鮭の鮭缶は日本メーカーのものはみあたらず。カナダ産ばかりでした。
紅鮭の鮭缶は日本では少数派のようでした。
またWhole Foods(ホールフーズ)などでは持続可能性の表示を見かけますが、紅鮭はICUN(国際自然保護連合)に低危険種= “絶滅のおそれもなく、近い将来絶滅に瀕する見込みが低い種” (ウィキペディア)” に、種別されています。
心置きなく、たくさん食べれますね!
トレジョのソッカイサーモン鮭缶の中身
こちらの紅鮭缶は皮も骨も入っていますが、日本の鮭の缶詰と同じく柔らかいので、気にせず調理して大丈夫。どちらも炒めてしまうとわかりづらく、気がついたとしても主張しません。
ちょっと匂いがあった気もしますが、あまり鮭缶を食べたことがないので自信なし。
ただその匂いも調理後は消えました。
II. ピンクサーモン(ソッカイ)の缶詰
トレーダージョーズには前出ソッカイサーモンの鮭缶の他に、3つの鮭缶あります。全てピンクサーモン(カラフトマス)が使われた鮭缶です。
上・クリーム色
Trader Joe’s(トレーダージョーズ)
Wild Alaskan Pink Salmon Skinless Boneless
(ワイルド アラスカン ピンク サーモン スキンレス ボンレス)
下・赤
Trader Joe’s(トレーダージョーズ)
Wild Alaskan Pink Salmon Skinless Boneless No salt added
(ワイルド アラスカン ピンク サーモン スキンレス ボンレス ノー ソルト アッデド)
どちらも天然ピンクサーモンを使用し、皮も骨も入っていません。
違いは、塩の有無。
赤缶は塩味なし、クリーム色缶は塩味がついています。
Trader Joe’s(トレーダージョーズ)
Wild Alaskan Pink Salmon(ワイルド アラスカン ピンクサーモン)
もうひとつもピンクサーモンの缶詰。こちらは大きいサイズで、日本サイズのトマト缶と同じサイズ。アメリカに来て初めてみた鮭缶のサイズ。アメリカらしい大きさですね!
皮も骨も入っていて、塩味もついます。
ピンクサーモンとは
ピンクサーモンは、日本名でカラフトマスと呼ばれます。
鮭とマス。日本では、川から海へ降るのが鮭。川に残るのがマスと言われていますが、同種でも海に降る魚と川に残る魚が両方いる種もあるそうで、実はその境目は曖昧。
英名はサーモンで日本名はマスという分かりにくいことがおきていて、それが今回のピンクサーモン=カラフトマスです。
トレジョさんの缶詰に使われている「Pink Salmon」=カラフトマスは、日本語では「マス」とつきますが、鮭に区分される品種です。
アメリカではアラスカで、日本では北海道で獲られ、小型で体調60センチほど。漁獲量は鮭の中で一番だそうです。
身は脂肪がのりほぐれやすいので調理して食べられることが多く、フライや、缶詰にもよく使われ、卵は筋子になります。「マス」とつきますが、私たちに身近な鮭のひとつです。
トレジョさんの鮭缶の使い分けは、塩分の有無などで判断
ツナ缶のようにそのまま食べることは少なく、調理前提ということもあるけれど、ツナ缶同様、「皮と骨/お塩は入っていたほうがいいか」で選んでいます。
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大抵は紅鮭(ソッケイ)の鮭缶を買っています。
適度な大きさなこと。できるだけ「全食」がいいと思っているのと、骨が入っていればカルシウムが取れそうな気がするという安易な理由です。
塩味は加工をしてしまうとどれも気にならないので、あまり気にしていません。
大きな鮭缶がいい時は、トマト缶サイズの鮭缶を購入しています。
トレジョの鮭缶のうち、どの鮭缶にするべきか迷ったら。
正直味は大して違いはないきがするので、皮と骨は入っているか否か、塩味は必要か。
また、缶のサイズで選べばよし!です。
日本の鮭缶
日本では紅鮭(ソッケイサーモン)の缶詰は珍しいようです。
売っているのは、カナダ産ばかりでした。
カラフトマス(ピンクサーモン)の鮭缶は、日本でもお馴染みのようです。
参考
→ 鮭にはどんな種類がある? 鱒との違いや種類別の特徴について解説 by とれたてねっと
→ weblio