セロリの葉をたくさん入れた和風チャーハン
この秋、セロリをよく食べました。別荘近くの直売所で、それは美味しそうな葉付きのセロリにたびたび遭遇したから。
一株まるごとだったので見た目の豪快さにやられ、まずは見た目で買いました。買ってみたらみずみずしく、しばらく置いておいてもへこたれない元気さもあって、その後何度が購入。最後はそういうのが好きな東京の伯母へお土産にしたぐらい楽しみました。
そんなセロリはもちろん美味しくいただいたわけですが、葉っぱもできるだけいただきました。
家族がセロリの葉でささっと作ってくれたのは、セロリの葉っぱを刻んで炒めたセロリの葉の佃煮。味付けはお好みですが、お醤油やごま油とは相性がいい。西洋野菜のセロリですが、こうするとごはんに乗せても美味しくなります。
とはいえ、美味しくても量があればなかなか減らず。使い切りたかったある日は、セロリの佃煮を高菜漬けのように使ってチャーハンにしました。
一度火を通して佃煮にすることで、セロリがごはんによるのでしょうか。セロリの葉がきいた完食のチャーハンとなりました。
また今回はセロリの葉っぱですが、これからの時期は(日本であれば)大根やかぶの葉っぱでも、美味しいです。
セロリの葉のチャーハンの作り方
【 材料 】
セロリの葉の佃煮
*セロリの葉を刻んで炒めたもの。味付けはお好みで。薄味でも大丈夫。ほぼ味付けしていない薄味の炒めたセロリの葉でも美味しくできます。
ごはん
ちくわ
たまご
茹でたブロッコリー
【 作り方 】
ちくわを縦半分に切り、斜め切りにする。ブロッコリーは小さめに切る。
フライパンに油を敷き、ちくわとブロッコリーを入れて炒める。
ちくわに焼き目がついたらちくわを片側に寄せ、フライパンを若干傾けながら、空いている場所に油を加える。そこに溶いた卵を加える。
卵に2/3ぐらい火が通ったらごはんを加え、ちくわを含め全体が混ざるように炒める。軽く炒めたら、セロリの葉を入れてさらに炒める。
味見をして、塩・醤油を加え調味したら出来上がり。
具は家にあったものを使いました。要は具はなんでもいい。セロリの佃煮が全体をまとめてくれて味がきくので、足す味付けはシンプルめ。自分が馴染んだ味がいいようです。
今回はチャーハンでしたが、和風スパゲッティにするのも美味しいです。
またセロリの葉だけではなく、この時期なら大根や株の葉っぱを佃煮にしてもいい。セロリの葉よりもしっかりしているので、薄めに切った方がいいです。
台所からSDGsを目指したい!セロリの葉のチャーハン
多分というか絶対、我が家は他の家庭よりももったいない精神が強めです。
食材は今回のようにセロリや大根の葉っぱを含め使い切りたいと思うし、ちょっとした残りものでも捨てず食べ切りたいと思っています。無農薬のものであれば皮も食べるし、白菜の外側やブロッコリーの芯とか、きっと捨てる部分が他の家庭より少ないと思います。
時には食材をダメにしてしまい、捨てることもありますが・・・。
昔はその部分を特に友人に見せることを躊躇していたこともありましたが、最近は人と違うことも受け入れてくれる友人に囲まれているせいか、そういう気持ちは随分と小さくなりました。
もうひとつ食材の使い切りはやっぱり大切だと思うようになったのは、時代の変化。未来に目が向くようになったからでしょうか。
SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」は、国連加盟193カ国によって2015年9月、2016年から2030年の15年間で達成すべき目標として採択されもの。17の世界的目標、169の達成基準、232の指標が含まれます。
最近日本のメディアや広告でもよく目にします。ネガティブな意味ではSDGs/グリーン ウォッシュなんて言葉も聞くようになりましたが、環境への取り組みに目が向くようになりました。最近はそんな視点で製品を選ぶことさえあります。
続く異常気象・気候変動による災害。明らかに地球が変わってきている恐怖もあります。
自分でも何かできたらと思った時、一番身近なのが私にとっては台所から出るゴミを減らすこと。正直、微々たることです。でもほぼ環境には意味がない日本のレジ袋有料化よりも笑、自分感化にはなっています。
だから、もったいないもいいものです。
なんて書いていますが、この気持ちにも波があります。所変わると勝手が変わり、自分のコンディションでも浮き沈みがある。自分が整っていないとやっぱりだめなんです。
だから定期的に思い出す。そしてまた始めればいい。
その気持ちを思い出させてくれた、セロリの葉をたくさん使ったチャーハンでした。
ごちそうさまでした。
SDGsを理解するために、最初に読みたいおすすめ本
今後の未来のために必要なこと。
社会的常識の一つとなる。
これからのビジネスははSDGsの意識必須。
そう言われるSDGsですが、SDGsとは何だろう。その問いに答えられる方はどれぐらいいらっしゃるでしょう。「国連の、、、」と答えられたとして、どれぐらいの内容を知っているのか。
私は今も完璧ではありませんが、少し前に比べたら理解度が深まりました。知ったからこそ気になることも出てきました。
私がSDGsを理解するために最初に読んだ本は、初歩の初歩向けのもの。けれどSDGsの全体像を知れるおすすめの一冊。
SDGsとして国連で採択された17の世界的目標、169の達成基準、232の指標の全体がわかるこちらは子供向けの本ですが、サラッと読めるから大人にもちょうどよく、全体像の把握にもってこい。
大人向けのSDGsの本を買って読まなかった方、いませんか?私はその口です笑。
この本を読んでからそちらを読むと、頭に軽く入っているので理解度が深まり、大人向けの本が読みやすい。SDGsの内容は簡単ではないので、大人向けの本から読むと挫折しやすい笑ので、この方法、意外とおすすめです。
またお子さんがいる方であれば、一緒に読むのもいい。
一つの目標は大体2ページで説明されているので読み切りやすい。振り仮名が振ってあるので、海外在住のお子さんでも読みやすいです。
ただ単語と内容が難しいので、興味がないのに小さな子に与えても続かない可能性も。お子さんの個性と興味が向いていないようなら、少し大きなお子さんむけかな。
(日本語レベルによりますが、日本語としては、海外在住であれば小学校高学年、中学生ぐらいむけだと思います。)
最初の一ページ目にはCOVID-19がなぜ世界的に広まったのかを、SDGsに関連付けて説明されています。自分の体験したこととオーバーラップする内容なのもいいなと思っています。