カリッと美味 アメリカ的ベイクド豆腐サラダのレシピ
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お豆腐は英語でも「Tofu」。アメリカのスーパーマーケットでも普通に売られている日本食材です。
LAはヴィーガンの方や休肝日のようにお肉を食べない日を設ける方も多いせいか、お豆腐を買っている方を当たり前のように見かけます。
アメリカと日本のお豆腐の違いは硬さにあり、同じ木綿豆腐でもアメリカのものはよりしっかり硬め。それよりもさらに硬い、日本では見たことがない硬度のお豆腐さえあります。
アメリカではお豆腐をそのまま食べるよりもお肉のように焼いたり炒めたり調理されることが多いため、硬いお豆腐が好まれるそうです。
今回はアメリカに来て知ったお豆腐の使い方、お豆腐をオーブントースターででカリッと焼いたベイクド豆腐のサラダのレシピです。
トースターで焼いたベイクド豆腐のサラダのレシピと作り方
【材料】(3~4人)
木綿豆腐 200g
醤油 小さじ2
ごま油 小さじ1
片栗粉 大さじ1
塩 ひとつまみ
アスパラガス 100g
紫玉ねぎ 25g
ラディッシュ 1こ
ベビーリーフ 50g
ごま 適量
—A—
タヒーニ(ごまペースト) 大さじ1
酢 大さじ2
醤油 大さじ1
蜂蜜 小さじ1
【作り方】
豆腐を水切りし、味付ける
木綿豆腐を水切りするために、豆腐をキッチンペーパーなどで包み20分置く(TIPS参照)。
新しいキッチンペーパーなどで豆腐の水気をとり、1.5cm角に切る。
ボウルに豆腐を入れ、醤油とごま油を加え全体にいきわたるように優しく混ぜる。片栗粉を加え豆腐全体をコーティングするように優しく混ぜる。
豆腐をオーブントースターで焼く
必要であればバットにクッキングシートや油を敷き、豆腐が重ならないように広げる。オーブントースターで豆腐の外側がカリッとするまで焼く。必要であれば途中裏返す。
焼けたらオーブンから取り出し、塩をふる。
野菜を用意する
オーブントースターで豆腐を焼いている間に、鍋に水を入れ火にかける。沸騰したら中火にして、アスパラガスを入れ1分〜1分半ほど食べれる硬さになるまで茹でる。湯切りして粗熱が取れたら斜め切りにする。
紫玉ねぎを薄切りにする。ラディッシュは半分に切り、薄切りにする。
ボウルにアスパラガス、紫玉ねぎ、ラディッシュ、ベビーリーフを加え、全体を混ぜる。
ドレッシングを作る
ボウルにAの材料を入れ、よく混ぜる。
盛り付ける
お皿に野菜を混ぜたものを乗せ、焼いた豆腐を乗せる。ドレッシングをかけ、ごまをふって出来上がり。
動画で観るベイクド豆腐とアスパラガスのサラダ
トースターで焼いたベイクド豆腐サラダの美味しいTIPS
レシピの材料、お豆腐のこと
木綿豆腐と水切りについて
木綿豆腐はお豆腐によって質感が違い、ふわっとした空気感が残っているものもあれば、ずっしりしたお豆腐もあります。
今回のトースターでカリッと焼いたベイクド豆腐のサラダのレシピの最初に水切りの工程を入れましたが、味付けと片栗粉をつけるために2度かき混ぜても崩れない硬さがお豆腐にあれば、水切りは不要です。
アメリカであれば、Firmのお豆腐であれば水切りはいりません。
反対に柔らかめの木綿豆腐を使うときは、簡単でいいので水切りをしてください。
オーブントースターでもオーブンでも
LA的トースターでカリッと焼いたベイクド豆腐のサラダのレシピではオーブントースターを使用しましたが、もちろんオーブンでも作れます。
摂氏200℃/華氏400°Fに予熱したオーブンで、10分ぐらい(からお好みの焼き加減まで)焼いてください。
お豆腐は離して焼く
オーブントースターで焼くためにお豆腐をバットに並べるとき、焼き上がったときにくっついてしまうのを防ぐためにお豆腐が重ならないように広げて並べます。
くっついてしまった例が右の写真。大きな実害はありませんが、きちんと離れていた方が後々楽です。
お豆腐の焼き上がり加減
お豆腐は生で食べれる食材。外側につけた片栗粉に火が通り、トレイの上に溜まることがあるお豆腐から出た水分がなくなったら、あとはお好みです。
浅めに焼いたふわっとしたお豆腐も美味しく、途中ひっくり返し長めに焼いたカリッとしたお豆腐も美味しいです。
レシピの材料、他の具材
アスパラガスは他の野菜でもいい
アスパラガスは大きく味に作用しないので、代用しても問題ありません。先日はスナップピーを使いましたが、こちらも美味しくできました。
代用するときは、レシピのアスパラガスと同じ100gを目安にしてください。
紫玉ねぎは他の玉ねぎでもいい
辛味のアクセントと彩りを加えるために紫玉ねぎ使っています。紫玉ねぎでなく他の玉ねぎを使っても問題ありません。
生食可能なものならそのまま、辛さがある場合は必要であれば水にさらしてください。
レシピの材料、タヒーニ/タヒニのこと
タヒーニ/タヒニとごまペースト/ねりごま
タヒーニ/タヒニは中東で食されるごまのペーストです。
日本のごまペースト/ねりごまとの違いは、タヒーニは生のごまを使い、ごまペースト/ねりごまは炒ったごまを使うところ。
ほぼ違いはないので、どちらを使っても問題ありません。
日本の場合、タヒーニ/タヒニはこちらがカルディや業務用スーパーマーケットで購入できます。アメリカであればTrader Joe’s(トレーダージョーズ)をはじめ、米系スーパーマーケットにあります。 |
ごまをペーストにする方法も
トースターでカリッと焼いたベイクド豆腐のサラダのドレッシングはタヒーニを使います。
もしタヒーニもごまペースト/ねりごまがない場合は、ごまをミルやフードプロセッサー、根気があればすり鉢でペースト状にする方法もあります。
このとき、市販の炒りごまでも一度フライパンなどで軽く炒ってからペーストにすると最高に美味しいタヒーニ/ごまペーストができます。
正直、3つの中で一番美味しいごまペーストはこの方法で作ったもの=一番美味しいドレッシングができます。
自分でペースト状にするとごまの粒々が残りますが、味的には問題ありません。
有機なのにお手頃価格のごま。 |
→ USA Amazonには、4ドルぐらいからオーガニックのごまがたくさんありました。
レシピの分量について
今回は3〜4人分用としましたが、サラダメインに食べるときは2人分ぐらいでしょうか。しっかり美味しく食べ応えがあるので、軽い食事にしたいときにもおすすめです。
簡単でボリュームあり カリッと豆腐のサラダのレシピ
お豆腐は木綿よりも絹ごしが好き。美味しいお豆腐は夏は薬味をたっぷり乗せて冷奴で、冬なら湯豆腐で食べるのが好きでした。
その嗜好は今も変わらずですが、オーブン(トースター)でお豆腐を焼く食べ方も好きになりました。
外側はカリッとしていて、中はフニフニとする食感。お豆腐そのまま使うサラダよりも存在感があるので食べ応えもある。いつもと違う美味しさを味わえる。
アメリカで知った新しいお豆腐の食べ方と美味しさを味わえるサラダです。
ぜひ作ってみてね。
ごちそうさまでした。