簡単!ブレンダーなしで作る甘くないかぼちゃのポタージュ
先日の楽しみにしていたお昼ごはんは、伯母作のかぼちゃのポタージュでした。
ポタージュがたっぷり入る大きな漆器に盛って。かぼちゃが思った以上に表面に出てこなかったので、ポタージュの表面に濃淡をつけようと牛乳とオリーブオイルをたらしました。意味があったのかは不明ですが、自己満足。
このカボチャのポタージュは、ブレンダーなしで作ったもの。そして甘くないポタージュ。しかも簡単にできちゃうやつ!
秋が始まった今の季節、カボチャが美味しくなるこれからの季節にぴったりの一品です。
ブレンダーなしで作るかぼちゃのポタージュ
「ポタージュ」はブレンダーやミキサーで攪拌した牛乳を入れるものと思っていたけれど、そんな決まりはありません。フランス語でポタージュはスープ全般を指す言葉、固形が入っていてもいいわけで。(牛乳が入っている必要もない。)
かぼちゃのポタージュに固形のかぼちゃが残っていたっていい。逆にその方がほっくりさが美味しいときだってあります。
とはいえかぼちゃの場合、ブレンダーやミキサーがなくても柔らかく煮たものを必要であればつぶせば、とろっとしたポタージュになります。
圧力鍋やスロークッカー、シェトルシェフをお持ちの方なら、より手軽に作れます。
ブレンダーがないからとポタージュを作らない方って意外と多いと思うんですが(私がその一人)、かぼちゃのポタージュに限ってはブレンダーがなくても美味しいものが作れます。
ただゆっくり、カボチャを柔らかくなるまで煮る。そうすればかぼちゃの味を存分に味わえるとろっと美味しいかぼちゃのポタージュのもとができます。
甘くないかぼちゃのポタージュが美味しいわけで
ポタージュ=甘いと思っていたのは、私だけ?
伯母のポタージュはかぼちゃの味以上の甘さはなく、塩味がついていました。風味づけに、ベーコン+炒め玉ねぎ。炒めたものをカボチャを煮るときに入れたそうです。
牛乳が加わることでかぼちゃがより丸く濃い味になり、そこに加わる塩っけとベーコン風味は大人向けのポタージュ。胡椒をふって、ピリっときかせても美味しかったです。
ほぼポタージュを飲まない私ですが、この味のバランスがとても好きでした。お食事系に甘いパイナップルが入るのが苦手なかたでも、きっとこの味加減はお好きだと思いますよ!
冷凍できる、かぼちゃのポタージュのもと
家族の差し入れだったこのかぼちゃのポタージュは出来上がったポタージュが届いたのではなく、カボチャを煮たものと牛乳が別々に届きました。
届いたかぼちゃの状態の写真を撮ればよかったと悔やんでいますが、攪拌されてはおらず、ひたひたのお水でカボチャを長時間煮たような状態でした。
それを食べる時に牛乳と合わせてポタージュにします。これが伯母流カボチャのポタージュ。
今回届いたかぼちゃを煮たものがあれば、すぐにカボチャのポタージュが作れます。
「かぼちゃは一個まるまる煮て、その状態で冷凍しておいたらいいのよ。食べる時にお鍋で牛乳と合わせるの。」とは伯母の言葉。
なるほど。
ブレンダーなし、かぼちゃのポタージュの作り方
【材料】
かぼちゃ
たまねぎ
ベーコン
牛乳
塩・こしょう
オリーブオイル
お好みでブイヨン
【作り方】
かぼちゃを煮る
かぼちゃを適当な大きさに切る。ベーコンは細切り、玉ねぎは薄切りにする。
鍋にオリーブオイルを入れ、ベーコンと玉ねぎを加えよく炒める。
鍋にかぼちゃと、ベーコン入り炒め玉ねぎ、ひたひたの水を加え火にかける。沸騰したら弱火にしてゆっくり煮る。(無水で調理できるお鍋であれば、水は少なめで良い)
かぼちゃや玉ねぎが崩れるくらいとろとろになったら、火を止める。
ポタージュを作る
煮たかぼちゃに塩をふり、軽めに味つける。必要であればかぼちゃを潰す。
牛乳を加えくつっとっせる。
器に盛り、上からさっと牛乳を回しかける。好みで黒胡椒を振ってもいい。
ベーコンではなくブイヨンでも美味しいです。
最後に粗挽きこしょうを振るのもおすすめ。
ブレンダーなしで簡単に作るかぼちゃのポタージュが美味しいよ
かぼちゃの形が好きでつい買ってしまいます。使うの方が本当は先に来るべきなのに、かぼちゃはいつも眺めがち。
そんなときめがねから苦情が来るのだけれど、これからはこれを作ろうと思います。
ありがとう、美味しかった!
ごちそうさまでした。