先週まで続いていた、昨年末の母娘3泊 スペイン・マドリード旅行記。
LAーマドリード間は曜日によって直行便がないので、行きはイギリスはロンドン・ヒースロー空港を経由しました。
ヒースロー空港では時間が全くなく、文字通り「通過」でしたが、母と妹しろが用事を済ませているほんのわずかな間に、ちゃっかり自分土産を買いました。
Fortnum & Mason(フォートナム&メイソン)のお店があったので、Rose Pouchong (ローズ プーチョン)を購入いました。
移動で缶が潰れているけれど笑。
コーヒーの国で、お茶でも紅茶よりハーブティが人気のアメリカ。
私が好きなルーズリーフよりも断然ティバッグのシェアが高く、アメリカではルーズリーフティの紅茶はなかなか見つけられません。
だから紅茶のルーズリーフだから購入しました!
と言いたいところですが、このローズプーチョン、正しくは紅茶ではなく、包種茶だそうです。
紅茶が完全に酸化発酵させたものに対して、包種茶は少しだけ酸化発酵されたもの、という違いがあるそう。
けれど知らなければバラの香りがするやわらかな紅茶だと思って、違いに気が付かないはず。私みたいに笑。
茶葉に紛れる薔薇の花びら。
バラの香りは主張しすぎず、いい塩梅で好き。
女性的な気分になれる香りは、ゆるりとした雰囲気を醸し出してくれます。
買ってよかった紅茶。お気に入りです。
この旅行とは別の機会。
旅の後にロンドンを訪れた妹しろがパケ買いしてきたのは、
Fortnum & Mason(フォートナム&メイソン)
Explorer’s(エクスプローラーズ)。
見た瞬間、パケ買いの理由がわかりました。
世界地図に、象。しろの好きなものばかり。そしてExplorer=探検家という名前にも、惹かれたのでしょう。
UKサイトにはありましたが、日本のサイトには乗っていなかったブレンドティです。
エクスプローラーズ(探検家)という名前らしく、スリランカ、ケニア、インド、中国の茶葉が使われています。中国のものはジャスミン風味の緑茶だそう。
普通の紅茶よりも波があり、上手に入るときとそうでないときに差がありますが、上手に入ったときは、優しい爽やかな香りが紅茶に混じりいい感じです。
そしてもうひとつ。
これはお土産用に購入してきたティバック、フォートナム&メイソンの定番ブレンドが詰め合わせです。
私はこれを見るたびに、いつも思うんです。
左下に入っているスモーキーアールグレイは、ここに入れるほど人気があるのか!?と。
アールグレイは定番の味で大好きだけれど、スモーキーとつくだけで味が激変。私はと〜〜〜っても苦手です。私だけではなく、日本人受けしない味だと思っています。
でもこの詰め合わせに入っているぐらいだから、人気があるのでしょう。いつも不思議です。
詰め合わせは仕方がないけれど。
単品でも買えるスモーキーアールグレーは、好きな方以外へはおすすめしません。その方がスモーキーアールグレーが好きと公言している方以外は。
フォートナム&メイソンには、いくつかのシリーズがあります。
ローズプチョンのシリーズは、クラッシックワールド ティ シリーズ。こちらはシングル オリジンの茶葉が使われいます。
ティーバッグと同じシリーズは、一番有名定番のシリーズで、四角い青い缶がアイコニックな、フォートナム フェーマス ティ シリーズ。
その中でもRoyal Blend (ロイヤル ブレンド)は一番有名で、美味しい紅茶です。
他にも、グリーンティシイリーズ(日本のものだけでなく中華系の緑茶や、緑茶のフレーバーティ)、木の箱に入ったレアティ、長細い缶のインフージョン ティ コレクション、ピンクの四角い缶のフレーバーティ、オディティシリーズなどがあります。
今回2つ加わったので、我が家の紅茶は一気にフォートナム&メイソンが優勢になりました。
紅茶にも美味しく飲める期間があるから、あまり増やさないないよにしているけれど、いっぱいあると嬉しいのも事実笑。
私にとって紅茶を入れることは、余裕のバロメーターです。
家にある紅茶は基本は茶葉のものです。余裕がないと飲む気にならず、入れるのも億劫で、余裕があるときにしか手が出ません。
そういえば、少し前まであれだけ頻繁に飲んでいたのに、外出禁止が始まってからしばらくしてからご無沙汰。気温も関係あると思うけれど、ざわざわしているのかもしれません。
「余裕→紅茶を入れる」の図式を逆手に取って、今日は紅茶を入れてみようと思います。やっぱり美味しい紅茶はほっとするからね。
(アメリカで紅茶を買うときは、種類はありませんがWilliams Sonoma(ウィリアムズ ソノマ)で買うことが多いです。)
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参考
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