フルーツとリコッタクリームで美味しいオープンサンド
夏なると思い出して食べたくなるのが、フルーツを使ったオープンサンド。特にこの写真のアプリコットとリコッタクリームを使ったオープンサンドがまず頭をよぎります。
焼いたアプリコットとリコッタクリームをパンの上に乗せたものですが、酸味とちょっとの甘さ、重くないクリームの組み合わせがなんとも好き。
焼いたパンとのコントラストも良く、休日の朝ごはん的特別な雰囲気もあります。
最初に作った時に自分でも美味しいと思ったけれど、こういうちょい甘い系パンが好きなめがねに特に大好評でした。
以来、我が家では一度作ればしばらく「あれ、お願いします」のリクエストが続くオープンサンドです。
リコッタクリームとは
あまり聞きなれないリコッタクリームとは、リコッタチーズをホイップして作ったクリームのこと。
そのまま食べるとほんのり塩味を感じるお豆腐のような食感のリコッタチーズに、お砂糖を加えて泡立て作ります
お砂糖を入れる前は塩味を感じるリコッタですが、砂糖の甘さが加わると塩味が隠し味のように変化して気にならなくなります。逆にいい塩梅に落ち着く。
出来上がりは、生クリームを8分立てに泡立てたぐらいの質感でしょうか。
ただリコッタチーズをホイップするだけですが、これ美味しいです。
リコッタクリームは、イタリアではお菓子カンノーリのフィリングとして使われるクリームです。
リコッタクリームとアプリコットのオープンサンドの作り方
【材料】
お好みのパン
アプリコット(またはお好みのフルーツ)
リコッタチーズ
砂糖
【作り方】
鉄板にクッキングシートを敷き、洗って半分に切ったアプリコットを並べる。砂糖を適量かけオーブンで焼く。
リコッタクリームを作る(上リンク参照)。
パン(焼いてもいい)の上に、リコッタクリームをたっぷり塗り、焼いたアプリコットを乗せて、できああがり。
一度アプリコットに砂糖をかけず作ったところ、アプリコットの酸味が強すぎました。砂糖はかけて焼いた方が美味しいです。
リコッタクリームは生クリームよりも軽いので、たっぷり塗るのがおすすめです。
他のフルーツを乗せたリコッタクリームオープンサンド
この時はアプリコットで作りましたが、アプリコット以外のフルーツで作ってもこれまた美味しい。
例えばストーンフルーツ(桃やネクタリン、マンゴーなど)、最高です。いちごやいちじくも間違いない。バナナもありでした。
基本何でも合いますが、特に美味しいのはほんの少しでも酸味がある果物。酸味があると、酸味がアクセントになってリコッタクリームとのバランスが整います。
ひとつだけ。汁気の多い果物はリコッタクリームがだれてしまうので、注意です。
シンプルオープンサンドも美味しい
もうひとつおすすめしたいリコッタクリームを使ったオープンサンドは、フルーツを乗せないシンプルオープンサンド。
リコッタクリームをバターのように使い、そこに+αの味を加えます。これが美味しい。
甘く作ったリコッタクリームをパンに塗ったところに、レモンゼストやナッツ(ピスタチオなど)、シナモンクランブルのイメージでシナモン味のクッキーを砕いてふりかけて。
どれもこれも、美味しいです。
アプリコットとリコッタクリームのオープンサンドがお気に入り!
私も好きだけれど特にめがねに好評のリコッタクリームのオープンサンド。この写真を見て「それ美味しかった」と数度言っているぐらい、めがねのお気に入りです。
最初にリコッタチーズを買った時、まさかそんなに早く終わると思っていなかったぐらい、ぺろりとなくなり驚いた記憶がありますが。めがねのようにマスカルポーネなどが好きな方は、リコッタクリームはきっと好きですよ。
普通のクリームよりもさっぱりしていて食べやすいから、今の時期と余計に相性もいい。生クリームでは重いときでもリコッタクリームならちょうどいいなんて思うこともあります。
ぜひ一度お試しください。
リコッタクリームを塗ったパンに、焼いたフルーツを乗せた華やかなオープンサンドも、これまた美味しい。
夏はフルーツをよく買うと思うと思うので、そのフルーツを乗せてみてください。必要そうだったらひと焼きしてね。
新しい味と出会えるかもしれません。
さて今年はどんなフルーツを乗せようか。楽しみです。
ごちそうさまでした。