鶏もも肉の中東のケバブ シャワルマ風
先日、中東のレヴァント地方(現在のシリア、レバノン、ヨルダン、含パレスチナ自治区を含むイスラエル(ウィキペディア))の肉料理シャワルマを作ることにしました。
昨日ブログ記事にしたバルサミコ風味のフムスがあったので、せっかくだからと中東風味のメインを作りたくなって。また、フムスの発祥地と同じレヴァント地方の料理だったで、これに決めました。
シャワルマとは
地中海に接する、中東のレヴァント地方(現在のシリア、レバノン、ヨルダン、含パレスチナ自治区を含むイスラエル(ウィキペディア))の肉料理。ラム、鶏肉、ターキー、牛肉、仔牛肉や、それを混ぜた肉を鉄串にさし、回転させながら直火で焼いたもの。
お皿に盛るときは肉を串から削ぎ落とし、残りは再度直火にかける。大抵、別の何かと一緒に盛られる。
トルコのドネルケバブ(回るケバブ)が起源で、ギリシャのギロピタが同種の料理。
参照 ウィキペディア
シャワルマ風なのは、お肉を串にさしていなければ直火で焼いてもいないし、お肉を回転させていないから。これはなかなか自宅では難しいので省きました。
けれど味付けはシャワルマなので、味はしっかり味わえます。
シャワルマ、パイスが効いていて美味しいんです。スパイスの味がガツンときくので材料にあるハーブが苦手な方は食べれないと思いますが、そうでないかたは、おうちで新しい味に出会えます。
かなりかなり美味しいくて、我が家からも高評価でした。そしてフムスとの相性も抜群です!
鶏もも肉のシャワルマ風焼き
【 材料 】(三人分)
鶏もも肉 300g前後
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A
クミンパウダー 大さじ 1/2
コリアンダーパウダー 大さじ 1/2
ターメリック 小さじ1弱
にんにく 2片
しょうが 小さじ1
塩 小さじ 1/3
オリーブオイル 大さじ 1 〜2
こしょう 小さじ 1/2
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オリーブオイル
(ターメリックがなかったので、ゴールンデンラテのパウダーを使いました。この中に入っていたシナモンがほんのりいい仕事をしていた気がするので、シャワルマ風から外れますが、シナモンをひとつまみ入れるのもおすすめです。)
【作り方】
鶏肉を適当な大きさに切り、ボウルに入れる。にんにくと生姜はすりおろす。
Aの材料をボウルに入れ、鶏肉に揉み込むように混ぜる。30分から1時間おく(それ以上でもいい)。
フライパンに多めのオリーブオイルを入れ、鶏肉を焼く。火が通り、焼き色がしっかりついたら出来上がり。
ここにカイエンペッパーやオールスパイス、カルダモンも入るものがあるようですが、これだけでも十分美味しいです。
日本のお米とは質感が違いますが、地中海料理のレストランへ行くとごはんも出てくるし、ごはんの上に今回作ったシャワルマのようなお肉が乗っています。だからシャワルマとごはんの相性もいい。そしてレストランでは、たいてい同じお皿に、ごはんに触れるようにフムスが乗っています。フムスって、意外とごはんとあうんです。
ごはんとお肉とフムスが一緒になるとき、お肉はさっぱり目より少し油っぽい方が美味しいので、鶏肉を焼くときの油は多めがいいです。
おうちで中東の味 シャワルマ風
ごはんとの相性はいいし、直火で焼くものだからBBQにももってこいの鶏もも肉のシャワルマ風焼き。
スパイスがきいた独特の味は日頃の食卓のアクセントになって、美味しい。私はお気に入りレシピに追加したので、そのうちまた食卓に登ることでしょう。
スパイスを持て余した時や、余った時にもぴったりです。
ごちそうさまでした。