和にも洋にもあう副菜ドライトマトとごぼうのコンフィ

美味しいドライトマトとごぼうのコンフィ

先日、ドライトマトとごぼうのコンフィを作りました。こちら、繰り返し作っているお気に入りです。

愛用している駒場東大前の和食レストラン「七草」さんのレシピ本「うちの乾物料理」に掲載されているレシピで、和と洋が優しく混ざった一品。ローズマリーの香りがアクセントです。

和と洋がまざっているせいか、大抵のごはんにあう不思議な一品。

ごぼうとドライトマトをパンの上に。お塩をパラリとふって少しだけ味を濃くすれば、ごはんともあいます。もちろん、お酒のおともとしてもちょうどいい。

私だけではなく、家族からもご指名があるほど人気のおかずです。

コンフィとは、フランスの調理法で低温の油脂で煮ること（フルーツの場合は砂糖で）。

スペイン料理のアヒージョと似ていますが、油の温度の違いと、アヒージョの場合はニンニクも欠かせない要素の一つなので、そこが違うところでしょうか。

この低温調理によって、ゴボウが驚くほどしっとり柔らかくほっくりなります。この食感は、お子さんでも硬いものが苦手なかたでも食べやすく、美味しいです。

ごぼう

戻したドライトマト

にんにく

ローズマリー

オリーブオイル

戻したドライトマトをごぼうとローズマリーとにんにくとともに、ひたひたのオリーブオイルで低温で煮ます。

ゴボウがほっくりしたら、出来上がり。

普通に戻したドライトマトでももちろん大丈夫だけれど、レシピ本の通りに戻したドライトマトは、柔らかくて少々の酸味が美味しい。

やさしい味なので、少し味にパンチが欲しいときはお塩を上からぱらりかけると、他の献立との相性もよくなります。

低温でゆっくり。でもとっても簡単。

この簡単さも魅力です。

ごぼうとドラトマトを食べた後に残る、ローズマリー風味のオリーブオイル。

そのまま捨てるのはもったいない。

と、思った私は、そこに豚肉、玉ねぎ、マッシュルームを漬け、ローズマリーを足して一晩おけば、これまた美味しい＆お手軽な主食が出来上がりました。（火を通していただきました。）

そして少し残ったその鍋に、いんげん、追いマッシュルーム、カリフラワーなどを入れて火を通せば、今度は副菜の出来上がり笑

コンフィのオリーブオイルをここまで活用すべきなのかは不明ですが、ハーブの香りがするオリーブオイルは美味しいし、そこにお肉の味がうつったら、やっぱり美味しいわけで。

こんな使い切りも、あり、ですよね、、、、？

ローズマリーが香るごぼうなんて食べるまで想像がつきませんでしたが、これがおいしい。ごぼう＝和食のイメージ一択だったけれど、洋風の一皿にも使えるんですね。

お友達のインスタグラムで教えてもらったレシピ。それが手元にあるレシピ本のものだったので早々作り、以来、我が家の定番になりました。

ごぼうを洋素材と合わせるなんて考えたことがなかったので、最初このレシピを見た時の驚きと、食べてみた時の衝撃は忘れられません。

そろそろ、秋も本番。これからがごぼうの旬です。

ごぼうが美味しい季節になると思い出して作りたくなるドライトマトとごぼうのコンフィ。また今年もたくさん作ろうと思います。

ごちそうさまでした。

前沢リカさんのレシピ本は、中古のみ。

今回のレシピはこの本に載っていました。

このレシピ本のレシピも美味しいです。

七草さんは、元は下北沢、現在は駒場東大前にお店を構えるごはんやさんです。お友達たちから教えてもらって以来、レシピを愛用しています。

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