日本へ戻り空港で陰性の診断を受けとって、ただいま一人自主隔離中です。
日本に着いた日の翌朝。
閉店時間の関係で翌朝の返却になったレンタカーを朝一番で返したあと、ひっさびさの寒さに凍えながら歩いて帰宅して。
すぐさま用意しておいた粕汁を温め、朝ごはんにしました。
昨年LAに戻ってからもほぼ家にいましたが、感染者数が多いLAからのフライト。
特に今回は家族の体調のこともあるので、もしものもしもを考えて、新型コロナの潜伏期間の平均である1週間は一人で過ごす予定です。
そんな私のために、家族や伯母が家においておいてくれたもののひとつが、この粕汁でした。
冷えた体には、粕汁がしみる!食べながら、体がぽっかぽか!
実は粕汁、苦手だったんです。でもこれは美味しくてびっくり。
入っている酒粕の量がそこまで多くなく、程よい量が初心者向きでした。
酒粕が前面に出て主張はせず、風味を足しているぐらいの酒粕がベースの味噌味に馴染んで味噌味に風味をプラス。
粕汁って「ザ・酒粕」のイメージだったけれど、このバランスは粕汁が苦手な人でも美味しくいただける。逆に酒粕のほどよい味わいが、美味しさをもたらしていました。
そしてたっぷりの刻みネギ、これも好き。
酒粕が体にいいのはよく知られています。
・悪玉のLDLコレステロール減
・食物繊維が豊富=整腸作用あり
・豊富なビタミンB群は美肌効果あり
・免疫力をあげる
などなど・・・、よく聞く効用だけでもいくつもあります。
参考
日本に稲作が伝わった頃から作れ来てる日本酒の副産物なので、日本人の体にも適しているだろうし。
以前から身近にしたい食材の一つだったけれどなかなか実現せず。でも今回を機に、少し近づいてきた気がします。嬉しい!
粕汁の他は、やっぱり置いていってくれたおにぎりと添えてあったキムチ。ターンオーバーの卵焼き、冷蔵庫に置いていってくれたかぶの塩もみを一緒に。
粕汁ってこんなに美味しいんだと初めて思った一杯。家族たちのありがたみもひしひし感じ朝食でした。
初心者向けの粕汁は、風味程度の量を入れること。量の加減を上手にできれば、自分好みの一杯ができそうです。
ごちそうさまでした。
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酒粕は日系スーパーマーケットで購入可能です。
amazonでは見つけられずでしたが、サンフランシスコで日本酒を作っているSequoia(セコイヤ)さんのネットショップにはありました→Sake Kasu←。
今回は家族たちにお迎えに来てもらうのではなく、やっぱりもしものもしもを考えて、羽田空港からはレンタカーを借りて都内の道を一人夜ドライブして帰宅しました。
白と黄色の街頭。
色とりどりのネオン。
途切れない車のずっと続く赤いテールランプ。
日本的なおしゃべりなラジオが苦手だったくせに、東京FMやJ-waveなどのラジオを流しながら。
家族はフライト後の運転を気にかけてくれていたと思うんですが、そんなことはおかまなしに日本な夜の一人ドライブを楽しんで帰ってきました。
大通りをまっすぐ行けばほぼたどり着ける帰り道に、ストレスはほとんどなかったというのも大きいかもしれませんが、なんだか大人の気分(大人なんだけどね!)。
そしてお風呂に入ったあとテレビをつければ、「→千鳥vsかまいたち←」がやっていてました。
どちらも好きな芸人さん、千鳥に押されて目が泳ぐかまいたちがおかしくて、声を出して笑っていました。(最近かまいたちのyoutubeがお気に入り!笑)
ついてすぐ、目の前にあるものを続けて楽しんでいる自分がなかなか好きだった、日本到着直後でした。