アムステルダムで美味しいごはん おしゃれなFoodhallen
先日、オランダはアムステルダムへ行ってきました。アートが身近にある街は美しく、花が身近な早春のアムステルダムを堪能してきました。
食べることが大好きな私たち。オランダで出会う食べ物を楽しみにしていましたが、オランダ アムステルダムでまた訪れたい!美味しかった!と思う出会いがありました。
そのひとつがオランダアムステルダムにある屋内フードコート、Foodhallen(フードハレン)です。
Foodhallen Amsterdam(フードハレン アムステルダム)とは
Foodhallen Amsterdam(フードハレン アムステルダム)
アムステルダムにある屋内フードコート。
1900年代初頭に建てられた旧トラムの車庫を利用した集合施設 De Hallen(デ ハレン)に、市の図書館やホテル、映画館、雑貨店と一緒に軒を連ねる。
2014年に開業し、ミシュランシェフがプロデュースしたお店から、オランダのローカフードを提供するお店まで、約20店舗が出店している。
Foodhallen (フードハレン)は今っぽいフードコート
はじめはスペイン・マドリードのMercado de San Miguel(サン ミゲル市場)から着眼を得たそうですが、LAに住んでいる身とすると綺麗なGrand Central Market(グランド セントラル マーケット)のような感じ。
古い建物を利用し、スタートアップ的飲食店が多く並び、建物の中央にテーブルと椅子が置いてある。フードコートだからローカルな香りもする。
ハンバーガーやメキシカンもあれば、オランダ料理をモダンにアレンジしたお料理もあるミックス感。
雰囲気も活気があって素敵だし、レストランにはないフレッシュさがある。ここでしか味わえないお料理もありました。
アムステルダムのFoodhallen(フードハレン)は、おしゃれで今っぽいフードコートでした。
アムステルダムのフードコート Foodhallenで食べたもの
そんなおしゃれで今っぽいフードコートFoodhallen(フードハレン)では、気になった4つのお店で料理を購入しました。
魚介が美味しいMer Du Nord
Mer Du Nord(→Instagram)ではFish and chips(フィッシュ&チップス)をいただきました。
オランダにはKibbeling(キベリング)という白身魚を揚げた一口サイズのフライがありますが、それにポテトがついたもの。
このフィッシュ&チップスは普通のフィッシュ&チップスですが、とっても美味しくて、私のベストフィッシュ アンド チップスかもしれない!と思っています。
お魚の臭みもなく、弾力がある質感、サクッとした衣。近くにあったら間違いなく通っている美味しさでした。
Mer Du Nordは他に、生牡蠣や、お店のおすすめCrispy Soft-Shell Crab(クリスピー ソフト シェル クラブ、ソフトシェルクラブを揚げたものは間違いないく美味しいはず!)オランダ風エビのコロッケ、オランダ名物ハーリングもあるようです。
ここのお店ならどれも美味しそう。食べたかった!
家族のベストFoodhallen(フードハレン)は、こちらのフィッシュ&チップスだそうです。
野菜のお店、Padrón
地元の野菜を使った料理を提供しているPadrón(→サイト)でオーダーしたのは、野菜のフライ。
にんじん、芽キャベツ、アーティーチョーク(ジャガイモも入っていたかな?)が入っていました。衣が薄く、軽くてさっくさく。
芽キャベツやアーティーチョークのフライは、特に印象的でした。
お味は想像通りの味だと思いますが、地元の旬の野菜を使っているところが素敵だし、野菜がとても美味しかったです。
妹しろのFoodhallen(フードハレン)での一番美味しかったものは、この野菜のフライの中のアーティーチョークのフライだったそうです。
オランダ料理を現代風アレンジ Dutch MeatBall Company
Dutch Meatball Company(→Instagram) では、その名の通りのミートボールを。
オランダ名物にもなっているミートボールは大きいですが、こちらではオシャレにアレンジされたミートボールをいただけます。
オランダがかつて植民地支配していたインドネシアの料理は、今もオランダで人気があります。
このミートボールはインドネシア料理でお馴染みのピーナッツバターソースが入っていて、上に乗っている白いものもインドネシアのえびせん風(実際はえびせんではなく、ニンジンに似たものを揚げたものだそうです)。
オランダの定番料理のミートボールに、インドネシア料理の雰囲気を混ぜ込んでいるのかな?という雰囲気。
盛り付けが繊細で、写真の男性の盛り付け過程が強く印象が残っています。
ミートボールですが、野菜ミートボールもありました。
今回の旅で、私はまだインドネシア料理のピーナッツバターソースの味に舌が慣れておらず、ちゃんと美味しさを拾えないと感じました。
まずいとかではなくて、味の組み合わせにピンとこないというか。この時だけではなく、インドネシア料理を食べた時も同じように思ったので、違う味のミートボールが食べてみたかったなぁと言うのが、小さな後悔です。
(こうして記事を書くときはサイトを調べたりInstagramを見たりするんですが、このDutch Meatball Companyさんてば商売っけが全くない!少なくとも3年半以上営業しているのにGoogle Mapにさえ出てこない。ちゃんとしたレストランで働いていたのかなと感じる飾り付けの細かさ、実直そうな対応に心惹かれたので、おすすめ!って言いたかった笑。のもあっての、小さな後悔です。)
ミシュランシェフのお店 De BallenBar
De BallenBar(→サイト)では現代風にアレンジされたオランダ料理Bitterballen(ビターバレン)がいただけます。
ビターバレンはオランダ料理の一つで、一口コロッケという感じ。具は牛肉が入っているものがBitterballen(ビターバレン)の定番ですが、今回は5種類の味が楽しめるのThe Tastingをオーダーしました。
中はクリームコロッケのような質感で香り豊か。外側の衣が日本のコロッケにはない硬さのカリカリだったのが印象的。
クラッシックな味はもちろん、創作の味、ライムリーフがきいたトムカカ味、トリュフ味など、それぞれ個性がある完成された味が美味しかったです。割った断面も美しいですね。
ビターバレンはクリームコロッケにとても雰囲気が似ているので、クリームコロッケ好きさんはきっと好き。
こちらのお店はFoodhallen(フードハレン)で一番お客さんが多かったように思えたお店。私たちはそれがオランダ料理のビターバレンだからだと思っていたんですが、ミシュランシェフのPeter Gast氏とスーシェフのJeroen Elijzen氏がプロデュースしたお店だったからのよう。なるほど。
アムステルダムのFoodhallenは混んでます
私たちが行ったのはお昼過ぎでしたが、それでもFoodHallen(フードハレン)は混んでいました。空いているテーブルを探すのが難しかったぐらい。
訪れたぐらいから徐々に空き始め、帰る頃には空いているテーブルがいくつかあったので、お昼時をずらしたらテーブル確保も難しくなさそうです。
そして時間をずらすなら、早めが良さそう。
フィッシュ&チップスを購入したMer Du Nordで、私たちの次に並んでいた方が同じフィッシュ&チップスを頼んだところ私たちのもので終わりだと言っていたから。
時間が遅いと希望のものが食べれない可能性があるので、時間をずらす時は早めでどうぞ。
また行きたい!今っぽくて美味しいアムステルダムのFoodhallen
アムステルダムの素敵な屋内フードコートFoodHallen(フードハレン)は、スタートアップ飲食店が集まっているような雰囲気の活気がある屋内フードコートでした。
ごはんは美味しいし、色々な味を楽しめる。
カジュアルでローカルな雰囲気が混じる空気感は若さがあって今っぽい。
困るところは、色々なお店があって目移りするところ。私たちが訪れたときは閉まっているお店がいくつかあったので、逆にちょうど良かったかもなんて話したぐらい笑。
FoodHallen Amsterdam(フードハレン アムステルダム)は、美味しく楽しいフードコートでした。また機会があったら行きたい場所です。
ごちそうさまでした。
FoodHallen(フードハレン)
公式サイト→Foodhallen
参照
USA TODAY;Tour Amsterdam’s Foodhallen market
このしろくろめがねでは、正直さと、いまいちだったものはいまいちだったと伝えることを信条としています。
だからアムステルダムの美味しい料理がいろいろ食べれるフードコートFoodHallen(フードハレン)を紹介したあとですが、「普通」だったレストランのことをひとつ載せておきます。
アムステルダムのレストランL’ ENTRECÔTE ET LES DAMES
ゴッホ美術館そばでレストランをと探して選んだレストラン L’ ENTRECÔTE ET LES DAMES(読めません、、、)。
他のお客さまがいらしたのであまり写真は撮れませんでしたが、なんせ雰囲気がよく、おっしゃれ!!!なレストランでした。
いただいたお料理
メニューの数は少なく、その中から選んだのはステーキとお魚。
お肉はグリーンバターソースが添えられ、お魚にはラビゴットソース(と言っていたけれど卵なしのタルタル風)がいるか聞かれたのでお願いして、そして当然のようにフレンチフライ用のマヨネーズがど〜んとついてきました。(オランダではフレンチフライをマヨネーズにつけて食べます!)
ミディアムレアがまぁまぁレアだったけれど、お魚に臭みはなかったのが嬉しかったところ。
お肉とお魚それぞれに、サラダ葉っぱとクルミのみのシンプルサラダが付いてきました。
そしてオニオンスープをいただきました。
お料理の味はどれも普通
お料理の味は、どれも普通。見た目最高のお肉もお魚も普通(どちらかでいえばお魚が一番よかった)。オニオンスープはイマイチよりの普通。
普通に美味しいし、不味くはない。けれどまた食べたいと思うほどではなく、後半飽きてくるようなぼやけた味でした。
特別お肉が美味しい!というともなく。お肉とお魚の焼き方はとても上手だけれど、ね。
普通だなぁと思った気持ちを下降させたのは、サラダのくるみ。酸化(=不味くなったくるみ)していました。管理が行き届いていなさそうと思ったのと同時に、見た目だけだのお店かなと言う気持ちにさせらたのが残念でした。
謎のおかわりシステムあり
このお店、なんとおかわりシステムがあります。
こんなにオシャレなお店なのにフレンチフライをおかわりできます。
そしてチャージされているのかたまたまか分かりませんが、お肉のおかわりもありました。
食事がほとんど終わった頃、もっといる?とオリジナルの1/4ぐらい?のお肉を持ってきてくれました。
フレンチフライのおかわりは妹しろの知人の方から聞いていたけれど、お肉のおかわりのことは知らず、まさかと驚いてしまってお腹いっぱいなのにいただいてしまいました。
おかわりのお肉を食べて分かったのは、お肉は焼く人の加減で味がぶれるということ。おかわりしたお肉の方が美味しかったです笑。
私たちは普通に頼んだものでお腹いっぱいでしたが、よく食べる方にはいいのかもしれませんね。
雰囲気最高、味は普通のレストラン
雰囲気は最高、味は普通。レストランL’ ENTRECÔTE ET LES DAMESは、面白いおかわりシステムがありました。
そして作る人によってムラもあるのかも?しれないレストランでした。
ごちそうさまでした。
*お酒の種類が豊富だったので、夜の方が良い場所なのかもしれません
L’ ENTRECÔTE ET LES DAMES