メキシカンの赤いソース Salsa Roja(サルサ ロハ)
先日、これをつけとけば失敗タコスでさえ美味しくなるソース、サルサ ロハを作りました。
Salsa Roja(サルサ ロハ)、ご存知ですか?
スペイン語で赤い(=Roja)サルサという意味のソースは、名前を知らずとも、アメリカ在住でメキシカンを食べたことがある方であれば、絶対!目に口にしているもの。
生のトマトと玉ねぎのサルサではありません。
メキシカンレストランに行くと最初にトルティーヤチップスが提供されることが多いですが、その時一緒についてくる赤っぽい液体のソースがあります。
それがサルサロハ。
メキシコ料理をお持ち帰りするとついてくる辛さのあるソース。
それがサルサロハです。
私は辛いものが苦手なので、今までサルサロハをほぼ口にせず、アメリカ生活を過ごしてきました。チップスがあればチップスだけを食べて、サルサロハは目も向けず。
ですが先日メキシコ料理をお持ち帰り。そこにサルサロハがついていて、誰かが冷蔵庫に入れていました。
翌日か翌々日か。朝ごはんに用意した前日残りのローストチキンと野菜をトルティーヤに乗せて食べようとした時に思い立ってそのサルサロハを乗せてみたら、これが美味しくてびっくり。
普通に食べるよりも、味が格段によくなりました。
辛さも少し飛んでいたようで、私にはちょうど良かったのも大きかったかな。
最近おうちタコスを色々試しているんですが、どうもボケた味になってしまって、不発が続いています。
一口食べてガッカリ。
でも大丈夫。サルサロハをかければ美味しくなるから笑。
失敗タコスさえ美味しくしてくれるサルサロハ。
家で作っても美味しくできます。
レストランのものより優しい味で、辛さの調節もできるのがいいところです。
Salsa Roja(サルサ ロハ)とは
トマト、たまねぎ、にんにく、唐辛子、塩こしょうで作られたメキシコ料理の辛さのある赤いソース。
材料を煮たもの、材料をローストしたもの、材料の(一部)が生で作られたものと、作り方が3種類あり、最後にブレンダーなどでペースト状にされる。
メキシコ料理のエンチラーダやウエボスアンチェロス、タコス、カサディアに用いられる。
参照; Wikipedia
サルサロハの作り方
今回参考にしたのはこちらのレシピ→Mexican Food Journal; Salsa Roja。選んだ理由は特になく、検索したら一番上にあったから。
煮て作るサルサロハです。
【材料】
トマト (2こ)
たまねぎ (1/2こ)
パクチー (10枝)
セラーノチリ (1つ)
にんにく (1片)
塩 (小さじ1/2)
オリーブオイル (適量)
水
*分量は自分が作りやすかった分量に変更したため、参考レシピとは異なります。辛さも調節していますが、特に問題はありませんでした。
【作り方を簡単に】
トマトとたまねぎはそれぞれ1/2に切り、セラーノチリは1/2にしてヘタと種を取る(辛いのが好きな方は、種を加えても良い)。
鍋にトマトと玉ねぎとセラーノチリとニンニク、ひたひたの水を入れて火にかけ、20分煮る。
鍋の中身とパクチーをブレンダーにかける。
フライパンを強火で熱し、多めのオリーブオイルを入れる。油の飛び跳ねに気をつけつつ、ブレンダーにかけた中身を入れる。火を弱め20分煮詰める。
最後に塩で味を整え、完成。
作り方味付け。色々試したい美味しいサルサロハ
サルサロハ、気に入ってしまいました。
そこまで強い味ではないけれど、旨味というのか奥行きがある。トマトソースだけれどメキシカンの風味があるのはパクチーが入っているから?初心者が作っても美味しいです。
他に具材をローストするレシピ、クミンを加えるレシピもあったので、次はそちらも試してみたいと思っています。
美味しいサルサロホ、おうちメキシカンに必須です。失敗タコスさえ美味しくなるのだから間違いない笑。
私には辛さを調節できるのもメリットだったので、おうちサルラロハ、またすぐ作るつもりです。(具材は準備済み!)
ごちそうさまでした。