私的新食材 トレジョの美味しいラム肉
アメリカに来てから、私的新食材、今まで使ったことのなかった食材との出会いがいくつもありましたが、またひとつ、新たな食材と出会いました。
羊肉のラムです。
お店でいただくことはあっても、家で調理することはなかった食材。プロフェッショナルのための食材と思っていたところがあって、自分がラム肉を調理することを想像すらしたことがありませんでした。
そのラムを自宅で使う扉を開いたのは、私ではなく妹しろ。
妹しろは羊肉が好きなようで、外食先でもよく食べているよう。この夏はラム切れで?「ラム買おうよ〜」と大コール。そして今回の初めてのおうちでラムとなりました。
ラムとは?カロリーは?
羊肉には、ラムとマトン2種類あります。ラムは仔羊とも呼ばれ、乳離れした生後一年未満の羊をさし、対してマトンは成羊1歳から7歳までの羊肉の呼称です。
ラムとマトンを比べると柔らかさはラムの方が柔らかく、羊肉は独特の香りが特徴的ですが、香りものまたマトンよりラムの方が弱めで食べやすいと言われています。
女性は羊肉を食べた方がいいとか、ダイエット目的に食べる方もいる羊肉。理由はその栄養素にあります。
羊肉は鉄分が豊富なので、貧血に効果的。
また肉質が柔らかいので消化が良く、低脂肪なのでカロリーも控えめです。そのうえ羊肉の脂が溶ける温度は44度と他の肉類に比べて高いため、人間の体では吸収しずらい。さらには羊肉には脂肪の燃焼を助ける働きのあるカルニチンも、豊富に含まれています(牛肉の3倍、豚肉の9倍)。
成長ホルモンとも呼ばれる脂質をエネルギーに変える時に欠かせないビタミンB2も豊富で、このビタミンB2は、肌を綺麗に保つ効果もあるそうです。
他にも体温を上げたり、人間が体内で生成できない必須アミノ酸を含んでいたり。知れば知るほど食べたくなる羊肉です。
参考 →ミートガイ:実は意外と知らない! ラム肉の栄養素が健康的な体を作る理由
→オリーブオイルをひとまわし:まずはおさえておきたい【ラム】の種類と選び方
トレジョのニュージーランド産のラム肉
Trader Joe’s(トレーダージョーズ)
Boneless Lamb Leg (ボンレス ラム レグ)
パッケージにトレジョマークはないけれど、グラムやお値段が印字されているタグには、上のように表記されていました。
しろのラムを買おうよの大コールをいなしながら、以前ラムが陳列されていたWhole Foods(ホールフーズ)で買うかなと思っていたんですが、ないだろうと思っていたTrader Joe’s(トレーダージョーズ)で発見したので、こちらにしてみました。
トレジョのラムはNZ産
トレジョのラム肉は、ニュージーランド産のグラスフェドのお肉。抗生物質とホルモンは投与されていません。
パッケージにはありませんが、オリジナルブランドのNew Zealand Spring Lamb( ニュージーランド スプリング ラム)のサイトによれば(→こちら←)、フリーレンジで、HUMANELY TREATED(人道的な待遇)を受けていたラム肉だそうです。
ニュージーランドはご存知、ひつじの国。郊外へ行けば、ひつじがのどかに草をはむ景色が続き、遠くに見える点々はなんだと思えば、ひつじ(たまに牛)。人口よりもひつじの数が多いのが、ニュージーランド。家畜は放牧主体で育てたれていることが多いので、表記にも納得してこちらのトレジョのラム肉を購入しました。
トレジョのラム肉は2種類
トレジョには、ラム肉が2種類ありました。今回のラムレグと、ラムチョップに使われるLamb Rack(ラム ラック)です。
LBあたりのお値段を2つ比較すると、意外にも?レグのほうがお買い得でした。またラックだと個数が決まってしまうのと作りたいものを考慮して、今回はラムレグを購入しました。お値段がラムラックよりお安いレグですが、羊の中でも一番脂肪が少なく上質な部位とされています。
ラムって高いイメージでしたが、ラムレグだからでしょうが。この値段でラムを買えるのねと思う値段、この一塊で15ドルぐらいでした。
日本でラム肉を購入できる場所
日本でも実はよく売っている羊肉。まだ日本に住んでいる頃、地元の駅に併設されているスーパーマーケットでも見かけたぐらい。
もちろん、楽天にもたっくさんありました。
今回買ったラムレグはあまりなく、トレジョには売っていなかったショルダーがとても多かった@楽天。日本では羊肉=ジンギスカンが多いから?ショルダーはしっかりしているので、煮込みにいい。臭みも若干強めらしいので、ラムカレーが好きだから、これもいいなぁ、、、!
トレジョのラム肉が美味しい!
私、ラム肉は好きでも嫌いでもなかったはずだけれど、今はコロリと大好きになっています。食べたその日から、またラムを買いたいと思っています。
トレジョのラム肉は、素人が調理しても柔らかく仕上がりました。また、羊肉独特の臭みも控えめです。合わせる具材によると思いますが、逆にその臭みが美味しいと思うぐらいラムの臭みがほどよくて、美味しかったです。
羊肉といえどお肉なので、扱いに苦慮することはなにもない。けれど、お肉の味がここまで違うと、新たな美味しさです。
正直、これは惚れました。
ラム美味しい!
トレジョで買えるものではなくても、もちろんよくて。結局、ラム肉が美味しい!ですね。
トレジョのラム肉のオリジナルブランドSpring Lamb(スプリング ラム)ラム肉は、Sam’s Club(サムズクラブ)やSprouts(スプラウト)でも購入できるようです。
自宅の台所で、ラムという新たな扉が開きました。
はぁ、美味しかった!
ごちそうさまでした。
明日はラム肉を使って一品の記事です。
ぜひそちらもご覧ください。