トレジョの健康的なひまわりの種のバターカップ
日本ではそこまで馴染みがないけれど、アメリカに住んだ途端身近になるこの形。ある日のおやつはアメリカでお馴染みのチョコレートでした。
アメリカに住んでいると、自分では買わなくても口にする機会があって、いつの間にかこの形を見れば「ピーナッツバターカップ」とわかるようになる。
それぐらいアメリカでは身近で人気で定番の、アメリカ人みんなが大好きなお菓子ピーナッツバターカップです。
ただこの日のお菓子はピーナッツバターカップではなく、変わり種。ひまわりの種のチョコレートバターカップでした。
トレジョのひまわりの種のチョコレートバターカップ
Trader Joe’s(トレーダージョーズ)
Dark Chocolate Sunflower Seed Butter Cups
(ダークチョコレートサンフラワー バター カップス)
〇〇バターカップといえばピーナッツバターカップが一番の定番ですが、その人気ゆえ派生商品も多くあります。例えばピーナッツバターがアーモンドバターに変わったアーモンドバターカアップ、こちらもよく見るお菓子です。
この日のおやつは比較的珍しい、サンフラワーシード=ひまわりの種のバターカップでした。
素朴な疑問で、ピーナッツやアーモンドではなくてひまわりの種で作ったのは何故だろうと思った私。パッケージにその答えがありました。
グルテンフリー
ソイフリー(大豆製品不使用)
デイリーフリー(乳製品不使用)
ツリーナッツフリー(ナッツ(木の実)不使用)
ピーナッツフリー(ピーナッツ不使用)
ヴィーガン
アレルゲンになりやすいものを使わず、最近の食嗜好の流れを汲み取ったバターカップでした。
アメリカ人が大好きなピーナッツですが、ピーナッツアレルギーの方って意外と多い。またピーナッツアレルギーの方は他のナッツにもアレルギー反応を示す人が多いそうな。
だからナッツのバターカップではなく、ひまわりの「種」を使ったチョコレートカップなんですね。
アレルギーは現代病で苦しんでいる方も多いので無くなるに越したことはないけれど、アレルギーゆえの新しい味のチョコレートバターカップなのかもしれません。
トレジョのひまわりの種のチョコレート菓子のお味は?
ひまわりの種のチョコレートバターカップ、意外と美味しいです。
ピーナッツやアーモンドと比べると、ひまわりの種は油っぽいコッテリさはしっかりあるものの、味の主張はありません。
そのひまわりの種が主役に据えられているので、バターカップとしてもピーナッツバターカップやアーモンドバターカップと比べてクセが弱め、さらりとしています。
そしてのその奥に、ひまわりの種の味、生っぽい味が漂います。
そして時々主張する塩加減。
意外といいです。
けれどひまわりの種の癖のなさは、きっと好き好き。
このトレジョのひまわりの種のバターカップを食べると、ピーナッツバターカップやアーモンドバターカップの個性に気がつきます。
ピーナッツやアーモンド、ナッツの味がしっかりすることでアクセントになり、それぞれの美味しさを添えている。
私は最初、ダークチョコレートの中のアクセントがない平坦なまったりした味が苦手でした。口残りのひまわりの種の味も。慣れてくるとそこまで気にならず食べていましたが、最初の印象はマイナスからはじまりました。
アメリカ人にはひまわりの種をナッツのように、スナックとして食べる方がいます。そういう方達には受けのいい味なのかもしれません。けれどひまわりの種に馴染みのない日本人には、ぼやけた間の抜けた味に感じます。
ダークチョコレートは普通にアメリカ的ですが美味。舌に触れるひまわりの種バターを感じなければ、一瞬ダークチョコレートカップに感じます。
トレジョのもう一つのひまわりの種のバターカップ
現行品かどうか分かりませんが、以前トレジョには今回のものよりもひとつが大きいサイズ2枚入りの、ひまわりの種チョコレートバターカップがありました。
その時の記憶は朧げですが、それよりもこちらの方が美味しいなと思うのは、チョコレートとひまわりの種バターのバランスだと思います。
ひまわりの種のバターが多すぎると、ぼやけた味の印象が強くなり、生っぽい味が主張しする。油っぽいまったりした質感もはっきり出る。
私的には、今回のぐらいの小さめサイズがちょうどいいようです。
トレジョの体に優しいひまわりの種のチョコレートバターカップ
ひまわりの種のバターカップはどんなメリットがあるのかなと思ったけれど、今どきで健康に気を使ったお菓子でした。
グルテンフリー、ソイフリー(大豆製品不使用)、デイリーフリー(乳製品不使用)、ツリーナッツフリー(ナッツ(木の実)不使用)、ピーナッツフリー(ピーナッツ不使用)、ヴィーガン。
一定の人には求められているお菓子でしょう。アレルギーあるけれどピーナッツバターカップが好きすぎて食べちゃうと言っていた人を知っているので、間違いなく笑。
味的には好みがあるのでひまわりの種がお好きな方へと注釈がつきますが、ちゃんと食べれる美味しさです。
アレルギーがない私はやっぱり普通のナッツを使ったもののほうが方が好きなので今回だけになるかなと思いつつ、日本にはないお菓子。アレルゲンとなるものが使われていないので、興味深い。
日本へのお土産としても覚えておきたいなと思っています。
ごちそうさまでした。