主菜

【レシピ】しっとり胸肉とベトナムなますのエスニック和え

しっとり胸肉とベトナムなますのエスニック和えのレシピ

そろそろ日本も私が住むLAも暑くなってきました。

夏が苦手な私は(比較的)涼しい日を知るために、携帯に表示される天気予報の確認に余念がありません。これが私の夏の恒例行事でして笑、涼しい1日を楽しみにそれまでの暑い日をやり過ごします。

暑くなってきたせいか、いつも以上に爽やかな味や酸味が美味しい最近。元々ハーブやスパイスをよく使いますが、最近はミントの登場回数が増えています。

先日いつものサラダの残りにミントを加えてみたら、サラダが蘇ったような生き生きした印象になりました。

そこにさらに特別なトッピングを乗せたりと試行錯誤。出来上がったのが今回のしっとり胸肉とベトナムなますのエスニック和えのレシピです。

鶏胸肉が入っているので主菜として、さっぱり味の副菜として。もりもり食べるヘルシーサラダにも。常温でも冷やしても美味しい一品です。

鶏胸肉となますのエスニック和えのレシピと作り方

recipe

【材料】(4人分)


鶏胸肉 1/2枚

ニンニク2片
エシャロット 1/2個
油 大さじ3〜4

大根 75g
にんじん 1/2本 (75g)
塩 小さじ1/4

—A—
酢 大さじ2
ナンプラー 大さじ1
砂糖 小さじ1

ミント 5g
ピーナッツ 大さじ3

【作り方】


鶏肉をしっとり茹でる

鍋に鶏胸肉を入れたときにかぶるぐらいの水を加え、火にかける。

鶏胸肉に厚さがある場合は、観音開きする要領で平らにする。

鍋のお湯が沸騰したら平らにした鶏胸肉を入れて蓋をする。火を止めてそのまま置いておく。

薬味チップスを作る

ニンニクは薄切りに、エシャロット1/2個は薄切りにする。

小さい鍋かフライパンに油とニンニクとエシャロットを加え、極弱火で熱する。焦げないように途中混ぜたり状態を確認しながら、じっくり揚げる。

ニンニクとエシャロットが黄金色になったら、取り出して避けておく。

紅白なますを作る

大根とにんじんを千切りにする。塩を加えギュッギュと揉み、10分おく。

ボウルにAを加えて混ぜる。

10分経ったら大根とにんじんの水気を絞り、Aが入ったボウルに加える。ひと混ぜるす。

鶏肉と野菜を和える

鶏胸肉を鍋から取り出し、割くようにほぐす。長さがある場合は切る。鶏肉の水気を軽く絞り、にんじんと大根のなますが入ったボウルに加える。

ミントを千切り、なますが入ったボウルに加える。全体を和える。

盛り付ける

ピーナッツを刻み、揚げたニンニクとエシャロットと混ぜる。

器に軽く水気を切った鶏肉と野菜を和えたものを盛る。上からピーナッツと薬味チップスを混ぜたものをかけて出来上がり。

動画で観る鶏胸肉となますのエスニック和えのレシピ

鶏胸肉となますのエスニック和えを美味しく作るTIPS

エシャロットは紫玉ねぎで代用可

薬味チップスに加えるエシャロットは、紫玉ねぎで代用可能です。

エシャロットの方が紫玉ねぎよりも簡単に薄く切れるという違いがあるので、できるだけ薄く切ってください。これが柔らかなサクサクに繋がります。

ミントは省いてもいいけれど

最後に加えるミントが東南アジア味を倍増します。ミントが入っている方が断然美味しいので、ぜひ加えていただきたい!

ですがミントが苦手だったり手に入らなかったら、ミントは省いてもいいです。それでもちゃんと美味しいので。

ミントを省いたら、バジル(できたらタイバジルなど)や小ネギを加えるのもおすすめ。こちらはこちらで美味しく仕上がります。

ピーナッツは加えた方が美味しい

最後に上からかけるピーナッツも、ナッツの旨みとこっくりした味が加わるので入っている方が美味しいです。

ピーナッツは東南アジアで多用される味でもあるので、ベトナムなますやミントとの相性もいい。

どうしてもない時は、アーモンドなど他のナッツを使ってみてください。

この茹で方で胸肉はしっとり仕上がる

今回の方法で鶏胸肉を茹でると、しっとり質感に仕上がります。パサつきも硬さもなし!

初めて予熱調理をされる方など鶏胸肉の火の通り具合が不安な場合は、お湯を多めに沸かし、蓋をして火からおろした後長めに(冷めるまで)置いてください。

予熱温度の持続時間が長くなり、時間を置くことで十分熱が通ります。

これからの季節は冷たいおかずがより美味しい季節でもあるので、このしっとり茹で鶏を多めに作って冷蔵庫保存しておくのもおすすめ。

保存するときはひたひたの茹で汁と一緒に容器に入れて保存、同じ状態で冷凍もできます。

ニンニクとエシャロットの揚げ具合

ニンニクとエシャロットは弱火でじっくり揚げると、美味しくカリっと仕上がります。決して焦らず、時々様子を見ながら揚げてください。

揚げ終わりの見極めは黄金色に色づいたら。茶色が強くなると焦げた味も強くなるので、揚げすぎないようにどうぞ。(上の動画はあげすぎ感ありです)



ですが何よりもの失敗は、ニンニクとエシャロットの中の水分が抜けきらずくったりしてしまうことなので、しっかり揚げてください。

もし揚げるのに失敗したら、上に乗せず先に混ぜてしまいましょう!

冷やしもて美味しい

しっとり胸肉とベトナムなますのエスニック和えは常温でも美味しいですが、冷やしもて美味しいです。これからの季節は特に。

冷やして食べるときは、鶏肉と紅白なますを混ぜた状態で冷蔵庫へ。

ミントと薬味チップス&ピーナッツの工程は、食べるときに行うと美味しくいただけます。

時短を狙う時のアイディア

鶏胸肉は沸かしたお湯に入れて火をとめて冷ますだけ、と手間要らず。夏の常備菜として、先に作っておくとしっとり胸肉とベトナムなますのエスニック和えはすぐにできます。

しっとり茹でた鶏胸肉は、他にバンバンジーなどの冷たいおかずや、冷やし中華や冷たい麺のトッピングにもなります。

最後に乗せる薬味チップスは、市販品のニンニクチップやオニオンチップスで代用もひとつ。もしくはピーナッツだけを乗せる、それはそれで美味しいです。

美味しくてヘルシー!鶏胸肉となますのエスニック和え

レシピしっとり胸肉とベトナムなますのエスニック和えは、おかずにもサラダにもなる臨機応変さが魅力です。

薬味チップスがあるとはいえ他に油は加えない。タンパク質が多くカロリーは控えめな鶏胸肉と、にんじん大根が主材料とかなりヘルシー。

ダイエット中や調整期間の夕食に、たっぷり食べるメニューにも最適。何より美味しいので、食べ飽きません。

鶏胸肉が手元にあったら、この夏ぜひ作ってみてくださいね。

ごちそうさまでした。

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