冬は白菜が美味しい季節。
アメリカにいても冬は白菜のお値段が下がり、瑞々しくなっておいしくなる気がするので、やっぱり冬は白菜をよく買います。
そんな白菜は日本人に馴染んだ食材だから、用途も様々。煮たり、生でサラダにしたり。
炒め物も定番ですよね。我が家では豚肉と炒めることが多く、先日も、豚肉と白菜の炒め物となりました。
なんてことない炒め物。
逆に、お肉を小さく切ってしまったうえ、いつもとは違う鍋で炒めたからお肉がくっついてしまったという失敗もありました。
でも、いつもより断然美味しくなりました。
理由はたったひとつ、白菜の切り方を変えたから。
いつも白菜を切る時は、繊維にそって、葉に対して直角に包丁を入れていました。
けれど今回は、そぎ切りのように、軸の部分は斜めに包丁を入れました。(葉の部分はあまり気にしていません。)
これは中華の切り方らしく伯母や家族が炒め物にするときの切り方なんですが、今回初めて真似てみましたら、炒まった白菜の食感が劇的に変わりました。
少し炒めすぎたかなと思っていたのに、シャキッとさは健在のまま、歯切れがよく食べやすくなっていました。今までなら、白菜の炒め物は軸より葉の方が好きですが、今回の白菜の炒め物は軸の方がおいかったぐらい。
切り方一つ、追加時間なしの一工夫でこうも印象がかわるなんて。驚きました。
白菜の炒め物は、斜めに包丁を入れること。
忘れないように早々におさらいをして、自分に馴染ませたいな。
ごちそうさまでした。
切り方一工夫でおいしくなる豚肉と白菜の炒め物
【 材料 】
白菜 大2枚
豚肉 80g
塩、こしょう、醤油 適量
【 作り方 】
① 豚肉を一口大に切る。
② 白菜はそぎ切りのように、切る。
③ フライパンを火にかけ、オリーブオイルを入れて熱し、豚肉を炒める。火が通ったら、軽く塩をする。
④ 豚肉に火が通ったら取り出し、よけておく。同じフライパンで白菜を炒める。
⑤ 白菜に8分方火が通ったら、よけておいた豚肉を戻し、再度炒めて塩をふる。隠し味程度の少しのお醤油と(味付けはあくまで塩ベース)、胡椒をふる。最後さっと炒め、器に盛ってできあがり。