料理は見た目より味だと思っているけれど
私は、料理は味が一番大切だと思っているので、自分でも味をもっとも大事にしていきたいと思っています。
ブログを書いているので作った料理の写真を撮ることもありますが、温かいものは冷めると味に影響するので、できるだけささっと写真を撮ることを心がけています。時には熱々が食べたすぎて、写真を忘れるとか、まぁいっかと撮らないこともあるぐらい。
美味しいが一番!です。
けれど美味しさに見た目のよさが加わったら、よりよくなるのも本当。
伯母が彩りのいいものを差し入れてくれて、それを加えるだけで一気に食卓が華やかになる変化を目の当たりにして。彩りの力を感じています。
私の能力ではなかなかバランスがとれないけれど、少しずつそういう部分も取り入れていけたらと思っています。
「インスタ映え」という言葉が当たり前になってから、それまでは彩りとして楽しんでいたことも、天邪鬼な私はいつの間にか躊躇することが増えていたということにも気がつきました。
色が好きなので、以前はいろいろな食材の色を楽しんでいた記憶がありますが、最近主張しすぎるもの、王道の彩りやインスタっぽいものは避けるようになっていたかもしれません。
彩りを日常のものとして楽しんでいる伯母をの姿を近くで見て、「インスタ映え」という言葉に囚われているのはわたしのほうなんだと気がつきました。
ちいさい見栄ですね。
お恥ずかしい。
インスタ映えという言葉やそのイメージよりにとらわれず、自分の食卓を美味しくして、楽しもう。自分が惹かれたことやってみたいことをどんどん取り入れて、好きな色を楽しめばいい。
ここのところ、こんな気持ちでいます。
彩り野菜も材料のひとつ
彩りを心のままに楽しもうと思っている最近、冷蔵庫にカラフル野菜が増えています。
高くて珍しいものをわざわざ買うことはありません。あるもので、気が向いた時、何かのついでに仕込むこのが基本。
目についた時や気が向いた時に増えるので、品揃えはその時々で違います。
最近は、カラフル野菜が意外と使えることにも気がつきました。
・彩りとしてお皿に添える
・葉っぱものとあえてサラダにする
・和物の具にする
・材料として料理に使う
彩りとしてはもちろんだけど、すでに刻んでありすぐ使える状態の食材なので、カラフルさを別にしてもなかなか使い勝手がいいんです。
一番使える彩り野菜はにんじん、味付けは塩味。
綺麗な色の野菜はたくさんあれど、一番使えるなぁと思っているのはにんじんの千切りです。
にんじんは冷蔵庫にある定番野菜でわざわざ買う必要はなく、馴染み深い身近な食材だから使い方も思いつきやすい。
さっきあげた4つの使い方、それぞれに当てはめてみると、
・彩りとしてお皿に添える
・葉っぱものとあえてサラダにする
・和物の具にする → 白和え、ナムル、ほうれん草などの葉物やさいとあえて一品に
・材料として料理に使う → あんかけ焼きそばや焼うどん。親子丼、かきあげに加える
な千切りにんじんと思ったら、使い方は無限大。あれやこれに使えます。
幅広く使いたいなら、味付けは塩味がおすすめです。
塩揉みや塩漬けまでではいかない、しんなりさせるぐらいの塩をふってさっとあえておきます。
塩の濃度が低いので、ピクルスなどとは違い日持ちはそこまでしませんが、ちょこちょこ使っていれば使い切れるし、気になるようならそれを使って一品ナムルなどを作ってしまえば、使い切れます。
【 彩りにんじんの作り方 】
千切り(好きな形)に切ったにんじんに塩をひと降りし、くるっとまぜる。
しばらくするとしっとりするので、保存容器に入れて保存する。
生で食べることを前提なので、薄めに切るのがポイント。スライサーを使っても◯。
にんじんの色に関しては、アメリカの方が身近で豊富。トレジョさんにはカラフルキャロットのパックもあるし。色それぞれで作ってもいいなぁなんて思っています。
彩りをたのしんでいこう
何かに使ったにんじんがちょっと余ったら、1/2でも1/4という少量でもいいので千切りにして塩を振っておく。
3分もかからない手間だけれど、その千切りにんじんは食卓を彩ってくれます。
作った自分も楽しくなる食卓になると知ったから。
にんじんも含めた心惹かれたカラフル野菜で、ちょっとずつ彩りの幅を広げ、取り入れていけたい。
最近そんな気持ちで、色の綺麗な野菜と向き合っています。
先日、今一番興味があるオードリー・タンさんの記事を読みました。
世界で一番新型コロナウィルスを封じ込めた台湾で、この人がいたからそれができたといわしめるIT大臣。
IQは180以上と言われる彼女は、8歳からプログラミングを学び、19歳でシリコンバレーでソフトウェア会社を起業。Appleの顧問を務め、台湾史上最年少の35歳で初入閣。
私はこの方を知ったのは、日本ではマスクがない、買い占めが!と騒いでいた去年の冬から春にかけて。台湾では一週間に一人2枚(?)マスクが買えるうえ、在庫状況もわかるからこの薬局に行けば買えるというシステムが構築されていると知った時でした。
台湾はSARSやNARSを経験していたからとはいえ、迅速な対応と判断と、国民が何を求めているかを理解しそれに応じる政府ってすごいと思った記憶と、彼女の名前を知りました。
10ページにも満たない彼のインタビューで、知らない世界を垣間見ました。
自由の種類。
政治に国民の声を反映するために、ITを活用する方法。
差ではなく同じ部分を拾い上げるシステム。
ダイナマイトと同じ、ITは使い方次第なんだという彼の考え方を感じました。
オードリー・タンさんの本はここのところ続けて刊行されているようで、書店でも見かけます。
ここで新刊も発売されるようですが、
再入荷待ちになっている。
発売前だから・・・?
こちらも気になっている本です。
今気になっている方、オードリータンさんです。