郷に入れば郷に従えではありませんが、最近、日本的なごはんが中心です。その土地の力というのがあるのか。これが意図せずなのだから、不思議。
気候。目に入る食材から連想するレシピ。買いやすい食材。もしかしたら、海外に住んでいるからこそ今の日本の時間と食を大切にしたいという気持ちもあるのかもしれません。
和食も大好きだし美味しいし、こんなに長期間日本にいれることもアメリカに行ってから初めてだから、何よりいい経験だと思って、気持ちのまま、そんな食生活を楽しんでいます。
なんですが。
その生活もしばらく続いているので・・・、食のバリエーションを広げ、刺激が欲しくなってきたのも事実。
ベトナム料理屋さん。タイ料理屋さん。ネパールカレー屋さん。先日、続けてアジアなレストランの前を通ったので、そんな気持ちが振り切れて。日本入国後の自主隔離中でも食べようかと思ってLAから持ってきたタイのレッドカレーペーストを開けました。
作ったのは、レッドカレーラーメン。
レッドカレーラーメンというとなんとなく邪道さを感じますが、私の中にあったイメージはカオソイ。タイ北部とラオス北部て食べられている麺料理です。
ただ、レッドカレーとしてごはんと一緒にも食べたかったのと、思いつきでつくったため冷蔵庫にあった食材のみを使ったので、具材はまったくカオソイではありません。
強いて言えば、上に乗せたピリ辛高菜がそれっぽく、あとはレッドカレーを使い、ココナッツミルクベースの麺であるというところしか共通点はありません。
だからカオソイインスピレーションではあるけれど、「レッドカレーラーメン」です。
が。
一番の特徴であるココナッツミルクベースのレッドカレーの中に麺が入っているところは一緒なので、かなりかなりカオソイっぽく美味しいです!
我が家のみんなにカオソイだよと言ってだしても、何も言われない自信もあります笑
タイカレーをごはんと食べるのはもちろん美味しいけれど、レッドカレー(もしくはタイカレー)+麺も美味しいです。
ごはんとはまた違った、麺とカレーがどろっと絡んだ美味しさは、麺だからこそ。ごはんと食べるのとは別の美味しさです。
またごはんから麺に変えるだけでカオソイっぽい雰囲気が十分にでるので、いつもとは雰囲気を変えたい時や、ごはんがない時にもいいですね。
もしあれば高菜と紫玉ねぎとライムを乗せたら、より最高です!
レッドカレー×麺。
またやろう!
久々のアジアごはんは、大満足に終わりました。
ごちそうさまでした
今回のレッドカレー、今までになく肩に力を入れず作ったタイカレーでした。なんせ電話しながら作っていたので笑。そして前述の通り材料も適当でした。
それでも美味しくできたので、より一層身近に気軽に作れる献立となったのを感じます。
簡単に作っても美味しくでるポイントは3つ。
① ハーブを入れる
タイカレーのペーストは、「ハーブと唐辛子」が主材料。ハーブのカレーと言っても過言ではなく、ハーブが美味しさを決めます。
だからハーブを追加したほうが、絶対美味しくなります。
こちらはカルディ出た買った、ライムリーフとレモングラス。カルディに行った時にみつけたので、購入しておいたもの。2つ買って400円弱、これがあったほうが絶対美味しくなります。
アメリカであればレモングラスはどこでも手に入ると思いますが、ライムリーフはアジア系(中国など)スーパーマーケットで購入できます。
② カレーペーストは必ず炒める
ハーブの香りを引き出すために、カレーペーストは必ず炒めること。香りが活性化されるように香るので、より美味しくなります。
③ ココナッツはケチらずに
ココナッツミルクと水のバランスは、できるだけ水を少なくすること。鶏がらスープならまだいいと思いますが、水が多いと美味しさは半減します。
これが私的美味しいタイカレーのポイントです。