ここのところ、食べたいなぁとずっと頭にあったものがありました。
何かを作るために一から揃えることや買い物へ行くことをあまりしないので、なんとなく機を逃していたけれど、家にあるアボカドが食べごろと気がついたので。
えいやっ!と重い腰を上げて作ったごはんは、タコスでした。
アメリカでは、特にLAではメキシコ料理がとても一般的で、日本でパスタを食べるような感じの外食先。レストランだけではなく、スーパーマーケットでも気軽に食べれるものがたくさん売られているので家で作ることも少なくありません。
メキシコ料理の中で特にお馴染みなのが、タコス。
元々はとうもろこしの粉で作ったトルティーヤやで具材を包み食べるものですが、LAではコーントルティーヤはもちろん、小麦粉のトルティーヤもよく見かけます。
具には、牛肉や鶏肉を焼いたもの、白身魚のフライ、エビ。最近がヴィーガン対応のものまで、挟む具材もまちまち。
サイズも小さめのものから少し大きめな中盤まで、ちゃんとしたレストランからファストフードやフードトラックまで、種類もタイプも幅広い人気メニューです。
色々な具がある中で、今回作ったのはサーモンのタコス。
メキシカンレストランではなく、ちょっとおしゃれなレストランやカフェで出てきそうな味の創作タコスです。
「創作」としたのは、そういうタコスはLAにはたくさんあるので無問題なんだけれど、明らかにオリジナルメキシカンの味ではないから。
また自分で言うのもなんですが、味のバランスが今っぽいというか小洒落ているから。
最初は普通のタコスにするつもりがあるもので作りはじめて、冒険してみたらこうなったのだけれど、美味しいのはもちろん、深掘りしたい味のバランスに。
はい。小洒落た味のバランスはたまたまです笑。
アボカド
サーモンのマーマーレードチリソース味
アボカドのレモン汁+塩+ほんの少しの醤油和え
ミニトマト
紫大根の浅い酢漬け
わさび菜(レタス・キャベツのかわり)
これらを手作りトルティーヤの上に乗せました。
小洒落た味になったのは、グリルドサーモンのマーマーレードチリソース味のおかげ。
塩をふってフライパンで焼いたサーモンに、マーマーレード(作って失敗したもの笑)と唐辛子粉を入れて、塩とほんの少しのお醤油をたしてサーモンに絡めました。
またタコスの味のポイント、レモンの酸味との相性もよし。(タコスは酸味が大切です!)
このソースが美味しくてかなり気に入ったので、もっと色々研究して使ってみたいと思っています。
いい仕事したよね〜!とワクワクしたタコス。
新しい味のバランスでした。
大満足!ごちそうさまでした。
チリマーマレードソースのサーモンの作り方
【 材料 】
鮭/サーモン
塩
マーマレード
唐辛子粉
お醤油
【 作り方 】
① 鮭に塩を降る。
② 鮭をフライパンで焼く。フライパンをよく熱し、油を引かず鮭を乗せる。中火にし、蓋をしてしばらくしたら、ひっくり返す。
*鮭をフライパンで焼く場合、フライパンが熱していないと魚臭さが出る気がします。
③ 鮭に火が通ったら唐辛子、マーマレード、ほんの少しのお醤油を加えて、フライパン上の水分を飛ばしながら鮭と絡めていく。タコスの乗せる時は崩れるので、この過程で鮭が崩れてもいい。
*フライパンの中に酒の油や蒸気からの水分がない場合は、少しだけ水分を加える。
④ 鮭にソースが絡まったら、出来上がり。
⑤ タコス用のトルティーヤを温め、用意した具材を乗せ、タコスに乗せて完成。
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