オーブントースターで焼いた別格に美味しいフレンチトースト
休日の朝ごはんは、フランスパンが硬くなり始めていたので、それを使ってフレンチトーストにしました。
ブルーベリーとラズベリーもちょうど冷蔵庫にあったから、それを散らして。
彩りのためもあるんですが、そのまま置いておくとめがねが酸っぱいと言って口にしないので、ここぞとばかりに乗せました。この酸味が甘いフレンチトースには美味しいアクセントになりました。
一手間かけた最高に美味しいフレンチトーストの秘密
あまり作らないし外ごはんでも食べないフレンチトースト。だからこそ食べる時は美味しいものが食べたい。
そのための一手間は、惜しみません。
以前記事にしたこの時に作ったフレンチトーストが別格に美味しくて、以来フレンチトーストは前日から作り、卵液にはブランデーを加えます。一晩卵液にパンを浸して味を染み込ませ、翌朝にオーブンでひと焼き。
この方法で作れば、外はサクっ!中はカスタードのようにとろっとしたお店以上のフレンチトーストが出来上がります。
今回は私らしく臨機応変に、アレンジを加えました。家にあるものでつくったので、生クリームはなし。オーブンではなくオーブントースターで焼きました。
オーブントースターを使った別格フレンチトーストの作り方
【別格フレンチトースト 基本の作り方】
① 卵、生クリーム(と私は牛乳)、塩、ブランデーを入れてまぜた液にパンを浸し、そのまま30分常温におく。上下をひっくり返して冷蔵庫で24時間おく。(一晩でも大丈夫。)
② 翌朝。取り出したパンをラックに15分ぐらい置き、余分な卵液を取り除く。
③ フラインパンを中火で熱してバターを溶かし、各パンの片側にグラニュー糖と小麦粉を軽く振るう。そちら側を下にしてフライパンで少し焼きく。再度グラニュー糖と小麦粉をパンの上側に振る。
④ 華氏350度(摂氏176度)に温めておいたオーブンで、外側がサクサク、内側がカスタードぽくなるまで焼けたら出来上がり。熱々を召し上がれ!
*お好みでメープルシロップなどをかけても、もちろん美味しいです。
次回の美味しいフレンチトーストのための私的メモ
今回の私的アレンジ
・パンを浸した時間は一晩
・生クリームではなく、牛乳100%。生クリームよりもあっさりめ。100%生クリームは私には重いけど、あれば少し生クリームを加えたい。
・今回はオーブンではなくオーブントースターを使用。さっくりさはやっぱりオーブンが勝りますが、面倒くさい時や夏はこれ。十分美味しかったです。
今回の分量の目安
卵 5個
牛乳 500ml
砂糖 100g
ブランデー 大さじ1 1/2
塩 ひとつかみ
少々甘め
美味しいフレンチトーストのために大切なこと
洋酒は必ず入れる
普通のフレンチトーストがバニラエッセンスで香り付けをするところ、この美味しいフレンチトーストはお酒で香りづけをします。この香りが大人の風味になり、キリッと効きます。(さらにバニラエッセンスを加えてもいい。)
洋酒の香りがフレンチトーストを一段上の美味しさに引き上げてくれるので、必ず入れます。
オーブン(トースター)でのひと焼きが最高の質感を作る
オーブンで焼くことで、フランイパンで焼くのとは違うサクッとした食感になります。そして全体に重さがなくなり、ふんわり、じゅんわりしたフレンチトーストに。
スライスしたフランスパンがふわっと膨らむのは、長い時間卵液に漬け、オーブン(トースター)でのひと焼きしたから。パンがふわっ。可愛らしいその姿は美味しいサインです。
必ずオーブン(トースター)でひと焼きしましょう。
この日の小さな失敗
今回の小さな失敗は、オレンジジュースを添えたこと。
最後のオレンジを使ってめがねが絞ってくれたんですが、甘さがぶつかってしまったので、ちょっともったいなかった。
やっぱり、紅茶やコーヒーがいい。
入れるのを面倒くさがっちゃダメですね。
とにかく美味しい別格フレンチトースト、休日の朝にいかが?
熱々を食べたかったから、使うものやお皿を一箇所にまとめておいたら雰囲気がですぎてちょっと恥ずかしいのだけれど、仕舞い込んでいたお皿を初めて使えた朝。嬉しさもありました。
久々フレンチトーストは、やっぱり別次元のおいしさでした!
少し手間はかかるけれど、なかなか作らないフレンチトースト。そして実は好きなものと嫌いなものがはっきり分かれるものなので、作る時は大好きな味に仕上げたい。
大満足の美味しさでした。
休日の朝にちょっと贅沢な朝ごはん、もしくはブランチ。いかがですか?
ごちそうさまでした。