小鉢におかずを数種盛って見目のいい朝ごはんが理想ですが、自分だけの朝ごはんならこんなもの。お味噌汁さえなかったこの日。それでも大満足!だったのは、おかずが最高に美味しかったからでした。
前日の残り物、チオベンさんこと山本千織さんレシピの黒酢鶏です。
少し前、NHKプロフェッショナルにも登場していたチオベン・山本千織さん。大人気のお弁当屋さんです。
このブログをよく見てくださる方はご存じだと思いますが、新しい味に出会わせてくれるチオベンさんのレシピが好きで、レシピ本からよく作っています。
今回の黒酢鶏はここで発売されたチオベンさんの新刊、レシピ本「チオベンの揚げもの煮もの」に載っていたもの。
ですが、チオベンさんの1冊目のレシピ本「チオベン 見たことない味 チオベンのお弁当」にも、ほぼ同じものが載っていて。
こちらでは、その1冊目の黒酢鶏のレシピが公開されています。
→山本千織さんの「chioben」のおかずはおもてなし料理にも最適です 第一回 見た目を裏切らない甘酸っぱさ!と 見た目ほどくどくない味わいが美味な黒酢鶏 by Bマガジン←
1冊目のレシピで作った時は、千鳥酢→米酢 ざらめ→砂糖と、それぞれ家にあるものに変更して作っていたんですが、今回のレシピ本では同じように材料が変更されていました。
主菜としたはもちろん、お酒にも合う味なのでおつまみに、そしておもてなし料理にもなる便利な一品。
けれどレシピを一読していただくとわかりますが、本当にか・ん・た・ん!です。
お鍋に全材料を入れて、一度沸騰させたら、あとは弱火で1時間煮るだけ。(強火にするとお肉が硬くなるので、弱火!)
最初に作り始め、他のものを作りながらたまにお鍋を確認していれば、他のものが出来上がる頃に完成します。
こってりしていて味が濃そうに見えるけれど、その見た目のもとは黒酢。程よい酸味と甘さで意外とさっぱりして、ご飯が進む味。おかわり確実です!
やっぱり黒酢が決め手です。尖っていない丸みのある酸味と、こってりとしたコクは黒酢の美味しさからくるものだから。
黒酢が余っていませんか?
黒酢って美味しいけれど、持て余しな調味料だと思います。ちょっとずつ減っていくけれど、いつの間にか瓶が黒くなっていたり、、、。
このレシピは黒酢を1/2カップ使うので、そんな黒酢の消費にもぴったり。でもこの黒酢鶏の美味しさを知ったら、このために黒酢を買いたくなるかも!?
ご飯にもあつけれど、中華麺にも合いそうだと思ったので、次回は麺と合わせてみようと思っています。
そうそう。なんせタレが美味しいので、残ったタレをまとめてよけておき、チャーハンの味付けに使ってみたら、とびきり美味しくできたのはここだけの話。
ごちそうさまでした!
チオベンさんの新刊は
チオベンの揚げもの煮もの
材料に聞き慣れないものが入っていても、今回のように工程は簡単なので、作りやすいレシピが多いです。
主菜メインのレシピ本です。本業がお弁当屋さんらしく、ごはんのおかずにぴったりなものばかり。そしてチオベンさんオリジナルの醬やソース(自家製調味料)も載っています!(これが美味しい)
チオベンさんのレシピは、既刊の本からいくつも作っています。チオベンさんは副菜よりも主菜になりそうな重めのものこそ真骨頂なので、ここレシピ本は美味しい率が高いです!
既刊の2冊のいいとこ取りをした1冊という印象のこの本には、私が好きなレシピがいくつも載っていました。そう、チオベンさんの既刊のレシピ本2冊に載っているのもがかなりの数を占めています。
だからその2冊を持っている方は、もしかしたらこの新刊はがっかりするかもしれません。
逆に、初めてのチオベンさんの本を購入する方へこそ、おすすめの一冊です。
既存の2冊はこの2つ。
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