アメリカ中華料理の定番 ビーフ&ブロッコリー
先日、動画だったかな。何かを見て久々に食べたい!と思ったのは、Beef and Briccoli (ビーフ アンド ブロッコリー)でした。
ビーフ アンド ブロッコリー、牛肉とブロッコリーの炒めものは、アメリカの中華料理の定番で、ファストフード系の中華料理屋さんからちゃんとした中華料理屋さんまで、これを置いていないお店を見たことがなぐらいアメリカでは一般的なメニューです。
いわゆる「中華料理」ではなく、アメリカンチャイニーズ(アメリカ風中華)のひとつだとか。
そんなアメリカンチャイニーズの定番、ビーフ&ブロッコリーを今は日本ですから食べれないので、家で作ってみました。
かなり簡単、でもしっかりあの味です。
またボリュームがあってごはんが進むおかず。
今日の晩ごはんにまよったら、こちらをどうぞ!
ビーフ&ブロッコリーではなく、豚肉を使って
今回は参考にしたのは、アメリカの料理専門ケーブルチャンネル、Food Network(フードネットワーク)のYouTubeチャンネルのこちらの動画です。
もう解約しまったけれど、以前ケーブルの契約をしていたときによくやっていたこの番組。あまり見ることはなかったけれど、こう見るとわかりやすいですね。
☆ 牛肉ではなく豚肉を使用
料理名は「ビーフ&ブロッコリー」ですが、家でほぼ牛肉を使わないので、牛肉を豚肉に変えて作りました。ベースの味がビーフ&ブロッコリーの味のバランスなので特に問題なく、美味しくできました。
豚肉は薄切り肉を使っています。
☆ 「リアル」なら塊肉を切るのがおすすめ
アメリカで食べるリアルなビーフ&ブロッコリーのお肉加減を求めるなら、動画にあるように塊肉を使い、筋を切るようにしながら自分で薄めに切るのがおすすめです。
薄切り肉だと歯応えが足りず、やぱり厚さがある方がビーフ&ブロッコリーらしさがより出ます。
アメリカでは薄切り肉はアジア系スーパーマーケットだけにあるものなので、厚さのあるお肉のスライスの方がアメリカらしいのでしょうね。
気にしなければ、薄切り肉でも美味しくできます。
☆ 重曹が肉を柔らかくする
上に貼った動画を見て一番驚いたのが、お肉の漬けだれに重曹を加えていることでした。
動画内でこのレシピを教えてくれるジェット氏曰く、アメリカチャイニーズのお肉が柔らかい理由は重曹だそうです。
薄切り肉を使ったので必要ないかなとも思いましたが、試してみたら、火加減を気をつけたわけではありませんが、確かに柔らかくなっている気がします。
(漬けだれに片栗粉が入っているのも、お肉が柔らかくしている気がします。)
☆ 味の決め手は「オイスターソース」
ビーフ&ブロッコリーの生っぽい味は、オイスターソースなんですね。
日頃、オイスターソースは日本で買える決まったものしか買わないので、LAの台所にはないこともしばしばなんですが、東京の台所には一般的なオイスターソースがあったので使ってみたら、出来上がったのは確かにあの味でした。
オイスターソースは代用でもいいけれど、あの味はオイスターソースの味。リアルがお好みならオイスターソースを使用した方がいいようです。
☆ ブロッコリーは硬めに上げる
ブロッコリーは硬めに仕上げると、よりアメリカのビーフ&ブロッコリーらしくなります。
アメリカ人はブロッコリーを生で食べるせいか、炒め物の中に入っているブロッコリーも硬さがしっかり残っていて、食感がポリっとしています。
下茹でする時は少しだけ、最後の炒めも少しだけにして、ブロッコリーは硬めに仕上げます。
アメリカ中華ビーフポーク&ブロッコリーの作り方
【 材料 】(2~3人分)
*上に貼った動画のレシピからアレンジしています。お好みで調節してください
ブロッコリー 150g
豚肉(牛肉) 150g
— A —
醤油 小さじ1/4(〜1/2)
ごま油 小さじ1/4
片栗粉 小さじ1/4
重曹 小さじ1/4
—–
— B —
オイスターソース 小さじ2
水 50ml
酢 小さじ1/4
片栗粉 小さじ1/4
—–
ニンニク 1片
炒め油
【 作り方 】
① ボールにAを入れ、混ぜる。そこにお肉を入れて混ぜて、冷蔵庫で20分置く。
② 鍋に湯を沸かし、小房にしたブロッコリーを茹でる。湯を切る(電子レンジを使ってもいい)。
③ ニンニクをみじんぎりにする。Bを混ぜておく。
④ ①が20分たったら、フライパンに油を引き、ニンニクのみじん切りを入れる。
⑤ 肉を④に入れ、炒める。
⑥ 肉に9割方火が通ったら、ブロッコリーを入れて炒める。
⑦ ブロッコリーがちょうど良い柔らかさになったら、③で混ぜておいたBを入れて混ぜる。Bが全体に行き渡ったら、火を止めて出来上がり。
アメリカンチャイニーズの定番、ビーフポーク&ブロッコリーは思った以上に簡単だ!と思いませんか?私はこれならすぐ作れるなと、ちゃちゃっと作りました。
簡単だとしても、味はしっかりあのビーフ&ブロッコリー。もっと早く知りたかったなぁ!
アメリカンチャイニーズの横にあるごはんは、白いきれいなごはんではなく、何かの具が乗った跡があるごはんというイメージ。だからこんな風に、具材を直接ごはんに乗せながら食べたくなります。
主菜としてはもちろん、ごはんやチャーハンの上に乗せて簡単ごはんに。最初っから丼にしちゃうのも一つのアイディアですね。残ったものは、焼きそばの具にしたするのもいいなと思っています。
ブロッコリーとお肉があったら、アメリカンチャイニーズの定番、ビーフ&ブロコリーをどうぞ!
ごちそうさまでした。
昨日のブログの与太話で(バナーしたのこの部分)で、黄砂が東京に届いた日から治りかけていたアレルギーが悪化した話を書きましたが、前後して、そのアレルギーのためにお医者さまにかかったところ、いくつかの薬が品薄状態だと聞きました。
原因は、爪水虫の薬に睡眠導入剤の成分が混入し二人が死亡した、ジェネリック薬を中心に扱っていた製薬会社、小林化工の事件。現在、小林化工には(同じく製薬会社の日医工にも)業務停止命令がでています。
私が処方されている抗ヒスタミン薬も品薄らしく、「今特に23区内の薬局は、薬の取り合いですよ」とのこと。
実際、最初の処方薬から2度代わり、2度目は以前とは名前も全く違う、また口の中で溶かして飲むタイプの薬になりました。(抗ヒスタミンでも、こんなのあるんですね。)
ビタミンCも品薄らしく、病院の診察室にはチョコラBBが置いてあり、患者さんに薬局でこちらを買ってくださいと伝えているとお医者さまが言っていました。
「ジェネリックは安かろう悪かろうしかできないのかしらね」なんて言葉を、お医者さまの口から聞くことになろうとは。
ぞっとして、悲しい出来事でしたが、今必要な方にお薬がきちんとどいていることを切に祈ります。
またニュースの中の事件と自分が重なった出来事でもあり、社会はひとつなのだから何がどう繋がるかわからないと改めて感じたことでした。
この気持ちをどう生かしていけばいいのか、最近そんなことが頭にあります。