20分で簡単ニンニクとアンチョビの鉄板パスタ
食べたいものがある時ほど、献立を簡単に決めれることはありません。
材料を揃え、副菜が必要であれば合うものを決めればいい。
材料から逆算する献立決めも、悪くない。使いたい材料で作れるものを考えるか、なにも思い浮かばなかったり、いつもとは違うものを作りたかったらネットやSNSで検索してみる。大抵、惹かれるレシピがヒットします。
一番厄介なのは、食べたいものも方向性さえなく、漠然としすぎていているか、頭の片隅にさえ何もうかばないとき。霞を掴むように、献立を引き寄せなければならない時。
先日のお昼ごはんは一番厄介な、全く献立が決まらない日でした。
リモートをした後だったので余裕もなく、お腹もすでに減っている。そんな時にこの状態になってしまうと、私の場合は空腹に負けてうだうだしてしまうのが常なんですが。
この日は、閃いた!
時短で、美味しくて、いつもとは目先が変わったお昼ごはんを手繰り寄せました。それがまた作ろうと思ったぐらいの出来上がりだったのだから、たまりません。
にんにくとアンチョビ風味のクリームスパゲッティです。
アンチョビとニンニクのクリームスパゲッティの作り方
【 材料 】(2人分)
*お好みで調節してください
かぶ 1個
菜の花 5本
しめじ 1/3株
ブリの切り身 2切れ
ニンニク 1〜2かけ
アンチョビフィレ 2〜3枚
バター 10g
水 200ml
牛乳 200ml
塩・こしょう 適量
スパゲッティ用の水と塩
【 作り方 】
① スパゲッティ用のお湯を沸かす。塩を入れ、お湯が沸いたら茹で始める。
② ニンニクはすりおろす。アンチョビは包丁で叩き、ペースト状にする。しめじは石突を落とし、ほぐす。カブは1/2に切り、3mm-5mmの厚さに切る。菜の花は1/4に切る。ぶりの切り身は、塩胡椒をして焼く(フライパンででも◯)。
③ フライパンにしめじとお水を入れて、蓋をして火にかける。
④ しめじに火が通ったら、ニンニクとアンチョビとカブを入れる。カブが少し柔らかくなったら、塩をふり、牛乳と焼いたブリを入れる。くつっとしたら弱火にする。
⑤ スパゲッティが茹で上がる1分前に、菜の花をパスタを茹でている鍋に入れる。
⑥ スパゲッティと菜の花のお湯を切り、⑤に入れる。バターを入れて塩胡椒で味を整えてできあがり。お好みで上から粗挽きの胡椒を振っても◯です。
簡単パスタはお家のパスタ、具材は自由にアレンジしちゃおう
にんにくとアンチョビの組み合わせなら、美味しさを約束をされたようなもの!
最初はパンと合わせてスープにしようかな?と思ったので、それを引きずりスープスパゲッティぽくなりました。
クリームスパゲッティといいつつ牛乳をつかっているので、ちょうどいいサラッとさです。
具には、しめじ、かぶ、ぶり、菜の花が入っています。とはいえ前述の通り、このスパゲッティはあらかじめ考えていたものではないので、冷蔵庫にあった材料を使っています。
だから、中に入れる具材はここに書いた材料でなくても、もちろんいい。
しめじではなく、マッシュルームで。菜の花ではなくて、ブロッコリーやキャベツやチャイニーズブロッコリーで。ブリではなくタラやツナや、えびやほたて。鶏肉でも美味しいはず。
アメリカでいつもの冷蔵庫の中身を考えたら、鶏肉、マッシュルーム、ブロッコリーが入る組み合わせが一番作りやすい組み合わせかな。
にんにくとアンチョビ。そして牛乳とバターを入れて、塩胡椒をしたらこの味になる。器の大きな味の組み合わせ、ど〜んと具材をまるっと受けとめて、美味しく仕上げてくれます。
具材の量も、もっと多めにして具沢山パスタにしてもいいですね。実際、次はきのこはもっと入れようと思っています。
にんにくとアンチョビを合わせったら美味しいパスタの出来上がり
やっぱり、にんにくとアンチョビの組み合わせは最高だと再確認しました。そこに牛乳、そしてバターが入ることで、欧米的にな味のバランスが強調される。
いつもとは目先が変わったおうちパスタ、ちょっといいおうちパスタになります。
何も思いつかない時、ニンニクとアンチョビのスパゲッティ。おすすめです!
ごちそうさまでした。