火も使わない簡単さ。マーマーレードのような美味しいゆず茶
苦手だった味を好きになることが、年を重ねたご褒美のように起こります。
苦味が特徴の春の山菜。
しびれる刺激の山椒。
昔は口にするのも嫌だったのに、今はどちらも大好物なのだから不思議です。
ここでまたひとつ、そんなことがありました。
自分の好きな加減で作ってしまったからわかりずらいけれど、ゆず茶です。
ゆず、特に甘く加工されたゆずは食べれますがずっと好みではなく、ゆずアイスが有名なお店でひとりチョコレートアイスを食べていたぐらい必要がなければ手に取らない食材でした。
だから先日家族が持って帰ってきたゆず茶を出されても最初は拒否していたし、最後だっていやいや口にしたんです。
が。
これが美味しくて。
それまでブーブー言っていたくせにころっと態度を変えて完飲。今はそそくさと自分で入れて飲むようになりました。
程よい甘さと、ゆずの香り。
柑橘系果物の皮にある苦味と爽やかさ。
ゆず茶って美味しんですね。
ゆず茶は甘いお茶でした。
「ゆず茶」という存在は知っていても、どういうものかは知らなかったんだと気がついたのは家族が入れてくれたゆず茶を一口飲んで。
一般的に、ゆず茶はゆずの皮や実を砂糖や蜂蜜で煮たものをお湯に溶かして飲むそうです。
血行促進、疲労回復、消化不良の改善に効果的。
ゆず茶は甘いもの。
そんなことも初めて知りました。
家族がお友達に教わった手作りゆず茶が美味しく、至極簡単でした。
今回のゆず茶は、家族がお友達のことろで作ってきた手作りゆず茶。
くどい甘さもなく(ここ大切!)、ゆずの皮がたくさん入っていて香り豊か。後味は柑橘系の果物を食べた後味に似たさわやかさがあります。
柑橘系の皮特有の苦味というか痺れるまでいかない刺激がちょっとあって、それがフレッシュでおいしい。
この加減があったから、おいしいと思えたのかもしれません。
作り方を聞いたら、火も使わず簡単でした。
アメリカに戻ってお手頃なゆずがもし手に入ったら、作ってみたい。アメリカってゆずがお高いから予定は未定なんだけど、でも時々安くなっているのも見かけるから。
火を使わない美味しい手作りゆず茶の作り方
【 材料 】
ゆず 7個分
はちみつ 1kg
レモンなどのビタミンC系が入ったもの
【 作り方 】
- ゆずはよく洗う。
- ゆず6個は、皮の部分をおろし金やおろし器ですりおろす。ゆず皮1つ分は千切りにする。
- 2で残ったゆずの実は、種を取り除き、しぼる。
- 2と3をあわせ、ビタミンCを混ぜる。
- はちみつをボールに入れ、4を入れてまぜて出来上がり。
ゆずの絞りかすは、150gの砂糖とビタミンCと一緒に煮て、ジャムのように食べます。省いた種はお風呂に入れてゆず風呂に、またはお醤油やポン酢に入れるといいそうです。
ビタミンCとあるのは、教わったのがサプリメントを使ったレシピだから笑。ここに入れて邪魔しない味であれば抗酸化作用で色止めとなるので、お手持ちのビタミンCを使ってもいいし、もちろんレモンなどの柑橘系のもので代用可能です。
ゆず茶の飲み方
家族が作ってきたゆず茶は、ゆず茶のもとのようなもの。飲む時はお湯で薄めていただきます。
コップに作ったゆず茶を入れて
お湯を注いで
くるくる混ぜたらできあがり。
このお手軽さも嬉しい。
ちょっと口寂しいとき、体に入った力を緩めたいとき。
すぐにできるのがいい。
寒い日帰宅して、雨の日にホット1杯。うん、いいですね。
マーマーレードのようなゆず茶を活用。お餅と和えてデザートに
ゆず茶をそのままのむのはもちろん美味しいけれど、お餅とあわせれば冬らしいデザートの出来上がり!
ちょっと気になる特別な市販のゆず茶
この手作りゆず茶が来てからいろんな柚子茶を見ているんですが、素朴な味のように見えて市販のものは色々加えられているようです。
その中でこれはいい!と思ったのがこちらのゆず茶。原材料がゆず(国産)と蜂蜜(カナダ産百花蜂蜜、アルゼンチン産百花蜂蜜)だけ。砂糖も入っていないなんて、贅沢ですね。
アメリカの韓国系スーパーマーケットに並んでいるゆず茶も知らない単語が並んでいることが多いですが、こちらのゆず茶の原材料はゆずと砂糖だけ。蜂蜜は入っていないけれど、ね。
簡単手作りゆず茶は寒い時期のおともにピッタリです
皮がたっぷり入っているので、ゆずでもマーマレードのような味のバランスがします。まるでジャムのようだなと思って試しにパンやスコーンに塗ってみたら、こちらも美味しかったです。チーズとの相性も○。
自分の常識がオセロのようにひっくり返った、ゆず茶。
こんな常識変更ならいくらでもうれしいです!
新たな美味しい幸せ、見つけました。
ごちそうさまでした。
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今クイズ番組が流行りなのか、テレビをつけるとたくさん放送されていました。東大クイズ王の伊沢拓司さんという方を覚えるほど。人気なんですね。
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簡単だった😏
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