挟むリーフを変えれば、サンドイッチは美味しくなる
ある日のお昼ごはんは、よく作るグリルドチキンのサンドイッチでした。我が家にとっては、よくあるお昼。
ですが美味しかった外ごはんを思い出して、いつもと違うことをひとつしてみました。
外ごはんで食べたものをイメージしながら、このサンドイッチを作って。
特に何も言わずに我が家のみんなにお昼ごはんとして出して、私はミーティングがあったのでそちらへ。
戻ったら、妹しろやめがねが「これ何したの?すごく美味しんだけど。」と作り方を聞かれたサンドイッチ。
外ごはんの真似っこが、美味しくきいていました。
レモンを強めにきかせたルッコラをサンドイッチに挟む
サンドイッチは、おうちで簡単に作れます。
それなりに美味しいサンドイッチも家で作れます。
けれどお店のサンドイッチは、やっぱり美味しい。考えられたバランス、味の組み合わせ。外ごはんだから出会える味があります。
特にここはアメリカ。サンドイッチとパンの文化があるので、学びもより多い場所です。
なんて言いながら、サンドイッチという安定感から、外ごはんでサンドイッチを頼むときは一瞬迷うことがある私。他のものを頼んだ方がお得な気がしちゃうんですよね。
けれど時々これは美味しい!と心底思うサンドイッチに出会うと、外ごはんでもサンドイッチも頼んでみなくちゃ!と初心に戻ります。
かなり前の先日、外ごはんでいただいたサンドイッチはそんなサンドイッチでした。
特に一つ、きらりと光っていた具と味付け。
美味しさのポイントは、サンドイッチに挟まれたルッコラ(アルグラ)の使い方にありました。
ルッコラにがつんとレモンの酸味が付いていて、これが美味しかった!
リーフなのに全体のサンドイッチのアクセントになり、メインのステーキを縁の下の力持ち的に支えていました。
これをこの日のサンドイッチで真似をしました。
レモン味のルッコラがきいたサンドイッチの作り方
【 材料 】
パン
マヨネーズ
マスタード
にんにく
鶏もも肉
ルッコラ
オリーブオイル
レモン
塩こしょう
【 作り方 】
鶏モモ肉に塩こしょうをして、しばらく置く。
ニンニクをオーブンで軽く焼き(もしくはフライパンで焼く)、すりおろす。(*焼かなくてもいいですが、生のキーンとした味が嫌だったので焼きました。)
マヨネーズをボウルに入れて、すりおろしたニンニクを加える。混ぜる。塩胡椒して味を整える。(*味が引き締まらなかったから、マスタードをを加えてもいい)
鶏肉をフライパンで焼き、お皿に取り出し休ませておく。
ボウルにルッコラを入れ、オリーブオイルを回しかけて和える。レモンを切る。ルッコラに塩こしょうをふる。切っておいたレモンを絞る。レモンはちょっと多いと思うぐらい、たっぷりと絞ること。
パンを焼き、マスタードを塗る。焼いておいた鶏肉を食べやすい大きさに切り、水気を取る。
パンの上に、軽く水気を逃したルッコラをのせ、マヨネーズを乗せる。鶏肉を乗せ、パンを乗せて出来上がり。
ポイントは、ルッコラにたっぷりのレモンを絞ること。ちょっと多いかな?と思うぐらいが正解です。
今回はルッコラを使いましたが、ベビーリーフ類でも大丈夫。また参考にしたサンドイッチの具はリブアイステーキだったので、牛肉でも美味しいです。えびもいいですね。
たったこれだけ。けれどいつものサンドイッチが見違えました。
美味しいサンドイッチ、レモンがきいたルッコラを挟む
サンドイッチを日々当たり前に食べているけれど、具が多ければ美味しいわけでもなく、作りたてが美味しいとは限らない。
おしゃれなカフェやレストランで食べたものが美味しい時もあれば、寂れたドーナッツ屋さんのサンドイッチが美味しいこともある。
サンドイッチは、パンと具のバランス。
奥が深い。
いつものリーフをレモンをガツンときかせたルッコラに変えて。美味しいサンドイッチをどうぞ。
ごちそうさまでした。
サマータイムが始まりました。
例年以上に今年のサマータイムへの時間変更を辛く感じたのは、今年から復活したお弁当を月曜日にいつもより早く用意しなくてはならなかったから。
「5時起きかぁ・・・。いや、これはサマータイムがあるから4時に起きなくちゃならないということだ!」と脳内で無意識に計算したのが痛かった。
1時間の時差をいつも以上に感じる心持ちになったようです。
いつか慣れるのはわかっているけれど、慣れるまでのしばらくは「たった」と思える1時間に振り回されます。
こっちが振り回してあげるんだから!となれたらいいんだけど、ね笑。
温暖の差もあるこの時期、みなさまご自愛くださいませ。