副菜

【レシピ】ヒカマとリンゴの簡単サラダ:メキシコ野菜を楽しむ

アメリカで人気のメキシコ野菜ヒカマの簡単サラダレシピ

メキシコ原産の野菜、ヒカマ(Jicama)をご存知ですか?

見た目は茶色い芋のよう。皮をむくと中は真っ白で、梨をよりしっかりさせたようなシャキシャキ食感。食物繊維が豊富で低カロリー、アメリカではヘルシーさも人気の野菜です。

今日はそんなヒカマをりんごと合わせた簡単サラダのレシピです。

ヒカマの食感とライムの酸味と爽やかさ、りんごの優しい甘みの重なりが美味しい、5分で作れる一品です。

メキシコ野菜Jicama(ヒカマ)はどんな野菜?

Jicama(ヒカマ)は、ジカマや葛芋と表記されることもある、メキシコを中心に中南米で親しまれているマメ科の根菜です。

味わいは淡く淡白。ほのかな甘みがありながら、強い主張はありません。果物や大根ほどではありませんが、みずみずしさがある。

何よりもヒカマを特徴づけるのは、生で食べた時の食感。カリッとした引っ掛かりのあるシャキシャキ食感が独特で、美味しいんです。

アメリカではTrader Joe’s(トレーダージョーズ)やWhole Foods(ホールフーズ)など米系スーパーマーケットはもちろん、アジア系スーパーマーケットでも見かけます。

生食でき、サラダや野菜のスナックとしても人気。食物繊維が豊富で、100g38カロリーといったヘルシーさも魅力です。

日本ではあまり知られていない野菜ですが、生で食べれる手軽さと、どんな味にも馴染む使い勝手の良さもあります。


ヒカマを見かけたら、リンゴと合わせた簡単サラダはいかがですか?

ヒカマとりんごの簡単サラダのレシピと作り方

recipe

【材料】


ヒカマ 1/2個
りんご 1/2個
パクチー 3~4本
ライム 1個
オリーブオイル 小さじ1/2(~1)
塩 小さじ1/4
クルミ 大さじ1

【作り方】


1. ヒカマとリンゴを千切りにする

ヒカマ1/2個とりんご1/2個は皮をむき、千切りにする。パクチー3~4本はざく切りにする。

*ヒカマの皮には毒性があるので、きちんと剥く

2. サラダを味付け

ボウルにヒカマとりんごを入れ、ライム1個を絞って軽く和える。オリーブオイル小さじ1/2、塩小さじ1/4を加えて和える。

*味見をしてもう少しコクが欲しい時は、さらにオリーブオイル小さじ1/2を足して和える(TIPS参照)。

3. 盛り付けて完成

味付けたヒカマを器に盛り、パクチーをのせ、大きい場合は手で砕きながらクルミを散らして完成。

動画で観るヒカマとりんごの簡単サラダのレシピと作り方

coming soon….

ヒカマとりんごの簡単サラダをより美味しく作るTIPS

少し時間をおいてより美味しく

そのまま食べても美味しいですが、10分ほど置くとライムの酸味の調和が取れて、全体の味がまとまります。

食事を作り始める時にサラダを作り、冷蔵庫へ。他の料理を作った後、最後にパクチーと胡桃を散らす方法もおすすめです。

オリーブオイルで味の調節を

今回のヒカマとりんごのサラダのレシピは、あえてオリーブオイルを小さじ1/2~小さじ1と幅を持たせました。

さっぱりがいい時は、オリーブオイルは小さじ1/2。もう少しコクとしっかりさを出したい時は小さじ1。

私の場合、ヒカマとりんごのサラダはメキシコ料理と合わせることが多く、チーズを多用したり、デミグラスソースのようにしっかりした料理、レストランで持ち帰りした料理に添える時はさっぱりめ。そうでない時はもう少し重さが欲しいので、オリーブオイル多めにしています。

合わせる主菜によって、調節してみてください。どちらも美味しいけれどね!

メキシコ野菜Jicama(ヒカマ)の選び方と保存方法

新鮮なJicama(ヒカマ)の選び方と保存方法です。

ヒカマの選び方

・重さがあるものを選ぶ

ずっしり重みがあり、手に持ったときに締まりがあるものを選ぶ。スカスカしているもの、やけに軽いものは選ばない

・艶があるものを選ぶ

皮の表面がなめらかで乾いて、ツヤがあるもの、しわや傷、変色、割れ目がないものを選ぶ。皮が硬すぎず、指で軽く押してもへこまない程度の適度な硬さのものがいい。

この時売り場には特大サイズばかり。その中から小さめを選んだので、上部がシワっとしたものになりました。ファーマーズマーケットで購入するともっと薄皮です。ジャガイモの男爵芋とメークインの皮のように違います。選べたら薄皮(メークイン)のものが新鮮です。

ヒカマの保存方法

  • 冷暗所か、冷蔵庫の野菜室で保存
    ヒカマの状態にもよりますが、時間が経つごとに水分が抜けていきます。1~2週間は持ちますが、大根やジャガイモほど日持ちはしません。
  • 切った後は保存容器に入れたりラップをして、冷蔵庫保存
  • 水分が多いため解凍後の食感が悪くなりやすいので、冷凍には不向き

ヒカマ調理の注意点

皮には毒性があるので、調理するときはヒカマの皮をしっかり剥いてください。

未知の食材の楽しさを思い出させてくれたヒカマのサラダ

メキシコ野菜のJicama(ヒカマ)とりんごの簡単サラダのレシピは、私にとって少し特別なレシピです。

アメリカに住みはじめて随分経ちますが、実はヒカマとはなかなか仲良くなれず、最近まで思うように使えていませんでした。外食で食べたり、サラダに入れることや、レシピで使うことはありましたが、まだまだ自分の中に根付いていないと感じていました。

ですが、ある日さっと作っていたのが今回のヒカマとりんごのサラダ。完成したものを食べて、美味しいなと思っている時に「私、ヒカマを使えている」と気がつきました。

知らなかった食材を知る喜び、食感の発見、新しい味の驚き。小さな冒険が、今日のごはんを少しだけ楽しくしてくれる。アメリカに来た当初に感じたそんな感動を改めて教えてくれた、ヒカマとりんごの簡単サラダです。

ヒカマを見かけたら、ぜひヒカマとりんごの簡単サラダを作ってみてくださいね!

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