中華ごはん

5分で作る台湾の朝ごはん、半熟豆腐のような鹹豆漿

今日のブログは過去記事を加筆・修正したものです。

簡単だけどどこか懐かしく、美味しい台湾風朝ごはんです。

 

 

 

5分でできる台湾風朝ごはん、鹹豆漿(シェン トウジャン)

5分でできる台湾風朝ごはん、鹹豆漿(シェン トウジャン)

 

朝に夕に最近好んで食べているのが、茶碗蒸しにも見える台湾の朝ごはん「鹹豆漿(シェン トウジャン)」です。

 

台湾のガイドブックにも、「ザ・伝統の味」の朝ごはんとして紹介されていているぐらい、台湾ではお馴染みの朝ごはんです。

 

数年前、結局行けなかった台湾旅行のために下調べした時も、食べたいものリストに加えていました。

 

 

 

豆漿(トウジャン)は、台湾語で豆乳という意味。

 

ドリンクとして飲むあまい豆乳は、甜豆漿(ティエン トウジャン)。塩味の具入りのスープは、鹹豆漿(シェン トウジャン/トウチャン)と2種類あるようですが、日本語では豆漿(トウジャン)といえば鹹豆漿(シェン トウジャン)を指すようです。

 

 

 

台湾風の塩っけのある具入り豆乳スープ、豆漿(トウジャン)。驚くほど簡単!!!なのに、美味しいんです!

 

 

 

 

 

 

台湾の簡単朝ごはん、鹹豆漿(シェン トウジャン)の作り方

 

今回参考にしたレシピは、最近始めたツイッターで見つけたもの。

 

なかしましほさんの豆漿(トウジャン)←のレシピです。(貼り付けよとしたけれどうまくいかず、、、無念。)

 

 

干し海老とザーサイを刻み、黒酢と共にカップに注ぐ。そこへ熱々の豆乳を注いで出来上がり。お好みで、ごま油やネギやパクチーを乗せても◯。

 

台湾の簡単朝ごはん、鹹豆漿(シェン トウジャン)の作り方

 

簡単すぎるでしょう?

これが美味しんです!

 

 

 

 

 

 

鹹豆漿(シェン トウジャン)を美味しく作るTIPS

鹹豆漿(シェン トウジャン)を美味しく作るTIPS

 

お酢で豆乳が固まる理由

豆漿(トウジャン)が上手にできた日は、食感がよく、半熟豆腐と呼びたいふわとろ感があります。

 

豆乳をにがりで固めたものがお豆腐ですが、これは豆乳のタンパク質とにがりの塩化マグネシウムが反応して「塩凝固」が起きるから。タンパク質が固り、固形になります。

 

そしてお酢の酸でもこれと似た現象「酸凝固」が起きるので、タンパク質がゆるくかたまります。

 

 

 

 

鹹豆漿(シェン トウジャン)の失敗例

豆漿(トウジャン)は、お酢の量やちょっとした刺激で質感が変化します。この質感が豆漿(トウジャン)の美味しさのポイント。

 

そして失敗しやすい注意点でもあります。

 

 

 

【 お酢の量で失敗 】

お酢で豆乳が固まるので、お酢を入れすぎるとより固まり、少なければゆるくなります。

 

鹹豆漿(シェン トウジャン)の失敗例①固まりすぎました
味付けは和風、ポン酢とお出汁で。

 

こちらはお酢を入れすぎた結果、お豆腐のように固まった日の豆漿(トウジャン)。

 

逆に全然固まらないなぁと思ったら、お酢入れ忘れたこともありました笑。

 

 

どちらもそれはそれでおいしかったけれど、豆漿(トウジャン)をより美味しく作るには、やっぱり半熟具合が大切。

 

慣れるまでは、レシピ通りのお酢の量で作ることが大切です。

 

 

 

【 かき混ぜすぎて失敗 】

なかしましほさん方式ではなく、お鍋に材料全て入れて作った日。たくさんかき回してしまった結果、固まりかけたお豆腐がボロボロになってしまいました。

 

鹹豆漿(シェン トウジャン)の失敗例 かき混ぜすぎました。

 

そぼろのような豆漿(トウジャン)、やっぱり普通の方が美味しいですね。

 

 

 

豆漿(トウジャン)の失敗は、質感のみ。

失敗しても味は美味しいのが救いです。

 

 

 

 

 

お鍋で作る鹹豆漿(シェン トウジャン)の作り方とコツ

 

なかしましほさんのカップに注ぐ方法とは別に、お鍋にお酢以外の材料を入れて温めて最後にお酢を注ぐという方法も、豆漿(トウジャン)の一般的な作り方です。

 

カップに注ぐ作り方は質感の失敗が起きにくい分、豆乳の塊があまりできないことがある。

お鍋でつくる方法は質感を失敗しやすいが、上手にできると半熟豆腐具合がとってもいいです。

 

 

お鍋で作る豆漿(トウジャン)を上手に作るコツは、

 

・豆乳を沸騰させない

・無調整の豆乳を使う

・お酢の塩梅(少なければ固まりが弱く、強ければ酸味も強くて半熟具合がなくなる)

・お鍋に全ての材料を入れて作る場合は、お酢だけは後から入れて、さっと混ぜるだけにする!

 

 

 

 

 

 

パンにもあう台湾の朝食、鹹豆漿(シェン トウジャン)

パンにもあう台湾の朝食、鹹豆漿(シェン トウジャン)

 

台湾では豆漿(トウジャン)に揚げパンを入れるのが定番の食べ方なので、パンと合わせている方も多いよう。パンにもご飯にもあいます。

 

中華風はやっぱりおいしですが、和風アジア風もアレンジ次第。幅も広めです。

 

 

 

パンで朝ごはんのお供に。

お味噌汁がない時に。

アジアな朝ごはんを食べたい時。

豆乳があまったとき。

 

さっとできる鹹豆漿(シェン トウジャン)、おすすめです。

 

 

ごちそうさまでした。

 

 

 


 

 

なかしましほさんと言えば、この本。やっと電子書籍化されるようです。

 

 

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アメリカで、日本のアイスクリーム雪見だいふくを恋しく思うことがないのは、小さな雪見だいふくのような「もちアイス」が、アメリカ中にはあるから。

 

現在は類似品もたくさんありますが、その「もちアイス」の元祖は三河屋さん。111年続いた、リトルトーキョーに居を構えた老舗の和菓子やさんでした。

 

 

その三河屋さん、先月末の2021年6月29日に突然閉店されたそうです。

 

和菓子の「三河屋」が突如、閉店:小東京の老舗、111年の歴史に終止符

 

この記事を読んで、寂しくなってしまいました。

 

 

 

アメリカに来たばかりの頃出会った「もちアイス」。三河屋さんの、箱に書かれた筆で書いたような懐かしい屋号が印象的だった。

 

Gardena(ガーデナ)に三河屋さんの店舗があり、そこでお買い物をした覚えもあります。

 

 

美味しいをありがとう。

 

 

 

 

もう一つの和菓子屋さん「ちからもち」へ近々行ってこようと思いネット検索したら、こんな記事がでてきました。

 

「ちからもち」、再建への道:和菓子職人の技、兄から妹へ

 

応援したい・・・!

 

 

 

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