先日のお昼ごはんは、具沢山が好きでついつい具を入れすぎる私にしては珍しい、シンプルパスタ。
ほぼなすだけのパスタでした。
先週のこと。
先週のお弁当で作ったなすのトマトペースト炒めが思った以上においしかったので、これを具にしてパスタにしてみたのがこの日のお昼ごはんでした。
具はなすだけなので簡単なものだけど、予想通り、美味しいパスタができました。
【 ほぼなすだけパスタの作り方 】
① パスタを茹でるお湯を沸かす。
② ニンニクを刻み、オリーブオイルを入れた鍋に入れて香りを出す(弱火)
③ なすを適当な大きさに切る。(今回のなすは皮が硬めだったので、しましまに一部だけ皮を剥きました)
④ パスタを茹で始める少し前に、②に③のナスを入れて炒めていく。(その後パスタの茹で汁を少し入れ、蓋をして蒸し焼きにしました)
⑤ ④に塩をふる。トマトペーストを多めに入れて、ナスをコーティングする。ドライバジルをふる
⑥ 茹で上がったパスタを⑤に入れて、さっとあえて味を整えて完成。
・ ニンニクは入れなくても美味しい
・ トマトペーストは多めがいいけれど、あくまでナスの引き立て役なので全体に回ればいい
作り方も何も簡単で普通なのだけれど、これだけで美味しいなぁと思う出来だったのは、今がナスの旬だから。
そしてオリーブオイル+なす+トマトペーストの組み合わせのおかげ。
油を吸ったふにゃっとしたなすに、味の濃いトマトペーストの酸味が加わって、旨味もプラス。ナスの甘味もあるし、美味しくなりますね。
簡単なのに、この味。
大満足です。
タンパク質がなかったので、冷蔵庫に作っておいた蒸し鶏を添えています。
【トレーダージョーズのトマトペースト 】
ちょうどのこのパスタで終わったトマトペーストは、トレジョさんの定番商品です。
Trader Joe’s(トレーダージョーズ)
イタリアで作っているもので、原材料はトマトと塩のみ。味は一般的なトマトペーストで、酸味はしっかりあります。舐めてみたら、えぐみも少々ありました。
お手頃価格なのもいいところですが、なんといってもチューブタイプなのが魅力です。
アルミチューブ?なので、上からきちんと押していくと密閉されて中のペーストが酸化しずらくなります。
レシピ通りに作る時、びゅーと使える利便性。
何より、トマトペーストの瓶や缶を開ける躊躇がありません。大さじ1使うだけなのに、一度で使い終わらない量の容器を開ける嫌々さ、覚えがありませんか?(アメリカあるある!)
瓶や缶を開けて、残りの物はどうしよう。そんな戸惑いが皆無なのは大きな魅力!
気になるところは容器の素材ぐらいですが、この素材だからの利点だからしかたないのかなぁと思っています。
私にとってもうひとつの大きな魅力は、トレジョさんらしいこのパッケージ。
使い終わる時に、可愛いなぁと手が止まる楽しさがあります。今回も使い終わった容器を捨てる直前目に止まり、パッケージをながめながらニンマリ。
赤が好きなのでひかれるのかな。
優しい青さとの色合わせも、トマトの絵柄もとても好きです。
【ほぼなすだけパスタ、気負わずどうぞ。】
シンプルなパスタを作るより、具をたくさん入れたパスタを作りがちな私ですが、シンプルなパスタもいいと改めて思った今回のパスタ。
シンプルだからこそ生きるものや、感じる味がある。
なすと、トマトやトマト缶とはまた違ったトマトペーストとの組み合わせ。うまみがぎゅっと詰まった濃いめの味、好きだなぁ。
大したことをしていないのに、おいしいさに我に返る。なすが美味しい時期はまだまだ続くので、また作ろうと思います。
ごちそうさまでした。
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アルミチューブといえば、こんなチューブ絞り器があるのをご存知ですか?
おしゃれな人が使っているこれで絞ると、減ってきたチューブも美しい姿になります。