【陽性者・濃厚接触者】隔離・検疫ガイドライン まとめ

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LA郡の隔離ガイドライン まとめ

 

アメリカ在住のみなさま。

日本にお住まいのみなさま。

その他の地域にお住まいのみなさま。

 

世界中でオミクロン株の猛威が止まりませんね。

 

ホリデイシーズンもあったからでしょう。ロサンゼルスも、12月ぐらいから感染者が急激に増加。現在、LA群で報告されているだけでも日々4万人前後の方が感染しています。友人のお子さんが通う学校でもクラスによっては生徒の半分が来ていないこという状況が、現在のLAの感染状況を表しているのかもしれません。

 

 

 

最近、新型コロナウィルスに感染したという話を今までよりもより近い話として聴くようになっていて、以前よりも迫ってきている感じがしていました。

 

 

そしてこの時がきました。

ついに、我が家でも感染者発生。

 

 

本人不特定多数ではないものの人と接するエッセンシャルワーカーなので、我が家でかかるならまずここだろうと思っていましたが、案の定。

 

感染源は職場で、複数人が感染している模様。年末に職場で感染者が出て、濃厚接触者になったので年末年始のお休みとともに隔離期間をすごしていましたが、今週に入って本人の感染が判明。直前に他の方の感染もわかったそうなので、まわっていたようです。

 

本人はワクチン2度摂取済み。ブースターを受けようとしていたところでした。症状は倦怠感、微熱(37度いかず)、鼻水と喉の痛みとせきなど(鼻声になりました)。幸い、軽度なのが救いかな。

 

同居している私たちは濃厚接触者も今のところ無症状。このまま何事もなく終わってくれればと願っています。

 

 

 

今回濃厚接触者になり色々調べたので、隔離などのルールについてまとめてみました。

 

 

 

 

 

 

LA郡の隔離・検疫のガイドライン

 

ちょうどここでCDCから新しいガイドラインが発表され、1月11日からLAカウンティの基準も改定されたので、そちらをもとにまとめたのが下の表です。

 

内容はCDCのガイドラインとほぼ同じ。唯一違うのは、全カテゴリの方に対して、「旅行はしない」、「重症化リスクがある人との接触を避ける」と書かれている点です。参考 → CDC: Covid-19 Quarantine and Isolation

 

 

参照:Requirements and Recommendations Summary for the General Public (not applicable to healthcare personnel±)

 

 

参照にしたのは、1月13日にLA郡が発行した こちらのRequirements and Recommendations Summary for the General Public (not applicable to healthcare personnel±) 。14日付で更新されたようですが、内容は変わっていません。

(この画像は同サイトからおかりしました。オリジナルOrderはこちら → Public Health Emergency Isolation Order

 

 

 

濃厚接触者はワクチン状況で2グループに分類される

 

濃厚接触者は、ワクチンの接種状況により2つのグループに分けられます。

 

① ワクチン未接種、もしくは未完了者(2度打つワクチンを1度しか打っていない人)。またはブースターを打てるが、まだ接種していない人。

 

② ブースター接種が完了している人。ただし最初のワクチンの有効期限内ならこちらに含まれるようです。

 

 

ワクチンのブースターが推奨されるのは、ファイザーとモデルナそれぞれ五ヶ月後から。J&Jの場合は二ヶ月後からとなっています。参照→LA Public Health: COVID-19 VACCINE ELIGIBILITY Primary, Additional and Booster Doses for FDA Approved/Authorized COVID-19 Vaccines1

 

追記・上のページにはモデルは五ヶ月からとありましたが、LA カウンティのTwitterにはモデルナは六ヶ月からとなっていました。


 

 

 

隔離期間について

ホリデイシーズン中に飛行機が欠航するぐらい、陽性でも症状がなければ医療従事者は勤務していいとCDCが発表したぐらい、労働力が不足しているアメリカ。元々10日間だった隔離期間は最低5日間となりました。

 

また、ブースターまで完了している人と90日以内に新型コロナウィルスに感染した回復者は、隔離が必要ありません。

 

そして2つ目の基準が10日間。これは5日目以降に検査を受けなかった方が当てはまります。

 

 

 

 

濃厚接触者が検査を受けるタイミング

濃厚接触者になって一番最初にわからなかったのが、濃厚接触者である私たちが検査を受けるタイミングでした。特に同居している人が陽性になった場合、どこを基準日にするかも曖昧ですし。

 

 

無症状であれば、「5日目」がキーワード

 

陽性者も発症日翌日から5日目(以降)の再検査が推奨されていますが、濃厚接触者も陽性者と接触した最後の日を0日として5日目(以降)に検査を受けるのがいいタイミングのようです。

 

また5日目(以降)に検査を受ければ隔離期間も短縮できるメリットもあります。

 

但し、症状が出た場合と、重傷者リスクがある方とその同居者はその限りではありません。

 

 

 

 

マスクについて

最近、LAカウンティは医療用マスク(特に医療マスクとの二重がさね)、KF94、N95、KN95のマスク使用を強く推奨しています。どれもウィルスが出にくく、入りにくくなっているマスクです。

 

陽性者と濃厚接触者は10日間はこのどれかのマスクをつけるとされています。

 

 

 

医療用マスク

US Amazon

 

 

医療用マスクは不織布で作られており、一般用マスクよりフィルターが細かいのが特徴。アメリカの医療用マスクの規格は ASTM-F2100と呼ばれ、レベルは3段階あり数が増えるほど精度が上がります。

 

カンザス州保健局のサイトによれば、レベル2とレベル3はほぼ同じですが血に対しての耐久性が違うようです。参照: Kansas Department of Health and Environment: Understanding ASTM Levels for Facemasks

 

 

 

KF94

US Amazon← (写真付きリンクが貼れないんですが、色がかわいいマスク。アメリカでは珍しい!)

 

 

KF94は韓国の規格で、KFはKorean Filterの頭文字。韓国や日本の芸能人が愛用しているらしい、嘴のような形が特徴的なマスク。日本でもつけている方をよく見かけましたが、息がしやすく口紅が取れない。また中の空気も外に漏れない利点があるマスクです。

 

 

 

N95

US Amazon

 

 

新型コロナウィルスがアメリカで蔓延し始めた当初、たまにみかけたこのマスク。アメリカの米国労働安全衛生研究所(NIOSH:National Institute for Occupational Safety and Health)が認証したN95という規格。

 

結核、麻疹などの感染症や、アメリカでは防塵用としても使われています。息苦しいことで有名なマスクです。

 

 

 

KN95

US Amazon

 

 

中国国家安全生産監督管理総局(SAWS)が認証する規格で、N95と同等の性能があるとしているもの。そのうちGB19083‐2010が付いているものが医療用として認められているそうです。

 

コロナ以前はアメリカは有効性を認めていなかった規格で、当初のマスク不足から認証に至った経緯があります。その後、粗悪品も数多く見つかるというトラブルも。今はそれから時間が経ち、公的な機関も推奨しているマスクなのでそんなトラブルもないと思いますが、選ぶときは気に留めたいマスクです。

 

 

 

 

日本のマスクと好きなマスク

日本にはマスクの規格がなく、昨年作られました。(1) JIS T9001には、① 医療用マスクと② 一般用マスクがあり、(2) JIS T9002は感染対策医療用マスクだそうです。

 

 

ちなみに、以前から妹しろは日本滞在時や飛行機に乗る時はよくマスクつけていましたが、しろのお気に入りは超快適。

 

日本製なのでお値段は高めですが、日本製のマスクとしたら相場かな。

大きく鼻から顎まで覆うけれど、息がしやすいのが特徴。コロナ禍になってからは、仕事の時はこれ意外だと頭が痛くなるからこれがいいと言っています。

 

 

隔離中の今、この超快適とピッタを二重にして24時間マスクをつけています。二重にしているので耳に少しは負担を感じますが辛さはなく、息もしやすいのでつけていても問題なし。やっぱり超快適いいのかもと思っています。

 

参考→Medius Holding 医療マスクの違い

 

 

 

 

 

 

 

調べてみた感想

 

調べてみて、驚いた表記もいくつかありました。

 

陽性者の5日目以降に受ける2度目の検査は、PCR検査ではなく抗原検査が推奨されています。今年の1月から抗原検査が主体になるとニュースになっていた覚えがありますが、そのせいか。なぜでしょう。

 

いちばん驚いたのは、ワクチン未接種・未完了・ブースター未接種者の濃厚接種の方を、いくつか条件はつくものの雇用者は働かせられるというもの。働くことはできるけれど、他の時間はステイホーム(隔離)が求められる矛盾。本当に労働力が足りていないんですね。

 

 

 

労働力が足りないので仕方ない部分もあると思いますが、意外とゆるくガイドラインには抜け道もあります。まず隔離期間が本来は10日あったほうがいいところを、5日で済むようにアレンジされていますし。

 

日本と違って管理もされません。だから結局陽性者、濃厚接触者になった自分がどう行動するか。自分の環境の中で、選択肢の中で何を選ぶか。

 

自分の倫理観次第なのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

濃厚接触者として隔離中

 

実は今回の濃厚接触者となったことで始まった隔離は、隔離を始めるというよりも隔離が延長された感じです。

 

というのも年末にアメリカに戻った後自主隔離をしていたから。アメリカ入国後の隔離は義務ではありませんが、日本でオミクロン株の流入経路が報道で目にみえるようでした。3割は空港検疫を通り抜ける事実もあり隔離の大切さをあらためて感じたので、いくつかの生活に必要な用事以外は家で過ごすプチ隔離をしていました。

 

それが終わった直後から、また隔離。どちらかといえば今が本番ですが、正直その長さにへろっとなりました笑。

 

 

 

けれど私にとっての一番大切なことは、自分が誰かにうつさないこと。

 

私を含め自分が感染しているよりも誰かからもらうことの方に焦点が当たりがちですが、実は逆。特に今は自分が感染している可能性が過去一番高いから当然ですね。

 

また昨年、家族の免疫が落ちている時期に新型コロナウィルスはやはり猛威を奮っていました。あの時、感じた不安や、頭をよぎったもしもがありました。幸い、家族は今は元気です。

 

あの時の焦燥は、きっとだれかが経験している気持ち。

だからこそ私にできることはきちんとする。万全にしたいと思っています。

 

 

私にとっては知らないかもしれない誰かを守るためにつながり、いつか自分の大切な人につながる隔離とも思えるから。幸い、すべきことはオンラインでなんとかなるので、もう少し隔離をがんばります。

 

 

 

我が家の感染者をみるに、日頃の体調を整えるのが一番の予防のようです。(ちょうど体調不良の後に感染しました。)

 

みなさま、こんな時。

いつも以上にお自愛くださいませ!

 

 


 

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