Ba Mee Tom Yum(トムヤムヌードル)が美味しい!
昨日ブログ記事にした、Gardenaにある→【おすすめレストラン】 ローカルなタイ料理が楽しめるSweet Rice。大好きすぎて足繁く通っているレストランです。
迷いすぎるぐらいお気に入りがあるうえ、新しいメニューも試してみたい。行くたびに何を頼むか迷いに迷いますが、最初に射抜かれたのはマンゴースティッキーライスと、Tom Yum Ba Mee(トム ヤム バミー) でした。
トムヤムといえばトムヤムクンを連想しがちですが、トムヤムはそれだけではありません。本来タイ語でTom Yumは酸っぱくて辛いという意味で、味付けの表現のひとつです。そしてBa Mee は卵麺。トムヤムバミーは、酸っぱくて辛い卵麺です(トムヤムクンのクンはえびという意味)。
初めて食べてから数日後。ものは試しと作ってみたバミートムヤム(こちらの呼び方の方が一般的なので、ここからはこちらで)。
「トムヤム ヌードル」と検索するとトムヤムクンヌードルがヒットするし、レシピ探しから難航したうえ、結局失敗。美味しい。けれどすごく美味しくはない。以降、数度試すも納得するものはできませんでした。
思うように作れなかったので、結局「買おう」に行き着いてたんですが、買っておいた食材から最後にもう一度だけ作ってみたら。
これが美味しくできました。
お店の味とは言いません。謙遜して笑。
ですがなかなか、なかなか美味しいやつできました。
それなりに身近な食材で作れます。(アメリカなら特に)
料理上手のお友達からも絶賛をいただいた、バミートムヤムです。
Ba Mee Tom Yum (トムヤムヌードル)の作り方
スープを作る
【材料】
A 鶏ドラムスティック大 5本
(鶏ガラでも、日本サイズの手羽元でもいい)
A にんにく 5片
A 干しエビ 大さじ3
A 日本酒 大さじ3
A 水 適量
A ねぎの青い部分 1つ分(今回は省略)
レッドカレーペースト 小さじ1
(唐辛子粉などで代用可能)
砂糖 大さじ4
ナンプラー 大さじ8
(お好みで塩)
ライムの絞り汁 3つ分
スープの作り方
Aの材料を鍋に入れて、強火にかける。沸騰したら弱火にする。
灰汁をとり、1時間以上煮る。
写真では丸々使っていますが、時間があれば干しエビはあらかじめ戻しておき、刻んでから入れた方が後々食べやすいです。
鶏肉について
鶏ガラがあれば鶏ガラでスープを取るのが一番いいですが、今回は簡単バージョン。鶏のドラムスティックを使いました。日本で売っているような小さな鶏の手羽元を使ってもスープが取れるので、そちらを使ってもいいです(→鶏手羽を使って、簡単にとる鶏がらスープ)。
バミートムヤムのスープは、本来清んだスープ。鶏がらを使ったスープであればお湯をぐつぐつさせず取る清んだ清湯スープでいいですが、日本の手羽元やドラムスティックだと鶏がらスープよりも軽めに仕上がるので、お湯をぐつぐつさせて取る白湯スープの方がいいと思います。
スープの材料について
スープの材料は、その時々で変わります。ここに胡椒やレモングラスを入れたり、逆に日本酒を入れなかったり。ねぎの青い部分やシャーロットなど入れると臭み取りになりますが、今回はなかったので省略しています。
材料として欠かせないのは、鶏、水、にんにく、干しエビです。
レッドカレーペースト、砂糖、ナンプラーで味つける。
ライムの絞り汁を入れる。
レッドカレーペーストは、唐辛子粉など唐辛子の味の唐辛子製品で代用可能。辛さはお好みですが、食べる時に唐辛子入りお酢を入れてもいいので、ピリ辛ぐらいが目安です。
砂糖とナンプラーはレシピを見ると大体1:1なんですが、私は甘い料理が苦手なので1:2にしています。この2つの分量を書きましたが、水の量によって味付け具合が変わるので、味見をしながら加減をしてください。
またライムの絞り汁は、入れたばかりの時は際立っていますがすぐに落ち着くので、そこで味見をして、ライムの果汁加減を確認してください。ライムの香りがやっぱりいいんですが、ない場合はレモン。レモンも手に入らない場合は、風味は落ちますがお酢を使ってみてください。
日本人だからでしょうか。タイらしくナンプラーだけで塩気を足していくよりも、お塩を最後に少し入れて味を整えた方がスープがしまる気がして好きです。
バミートムヤム(トムヤムヌードル)の作り方
【 材料 】
上のスープとドラムスティック
中華麺(極細)
にんにく
もやし
グリーンオニオン(細ネギで代用可)
ピーナッツ
パクチー
酢
(あれば生の唐辛子)
【 作り方 】
具材を切る・用意する
グリーンオニオンは小口切りに、パクチーはざく切りにする。ピーナッツは刻む。辛いのが好きな方は、唐辛子を薄い輪切りにする。
お猪口ぐらい小さな器にお酢を入れる。辛いのが好きな方は、ここに切った唐辛子を入れる。
スープに使ったドラムスティックのお肉を骨から外し、ほぐしておく。
ニンニクチップを作る
たっぷりのニンニクをみじん切りにして、多めの油でじっくり炒める。
黄金色になったら出来上がり。よけておく。
ニンニクチップは多めが美味しい。一人ニンニク1つ分ぐらいあってもいいと思います。
もやしと麺を茹でる
もやしを茹でる
もやしを茹でる。もやしは半生ぐらいシャキッとしている方が美味しいので、茹ですぎ厳禁。お湯に潜らせたらすぐにあげザルにあげて水切り。ふわっふわと、数度箸でもやしを持ち上げるようにして、もやしの山の中に空気を通し余熱を逃します。
麺を茹でる
こちらもさっと茹でます。30秒ぐらいかな。不安になるぐらい短い時間でお湯からあげ、お湯を切っり、器に盛る。
バミートムヤムのバミーは卵麺という意味なので卵麺(中華麺)使いますが、ライスヌードルのメニューもあるので、臨機応変に。卵麺は極細麺を使うのが一般的なようなので、今回は台湾系スーパーマーケットの99 Ranch Market(99 ランチ マーケット)で購入した極細麺 Thin Egg Noodleを使っています。
詳しくはこちらをご覧ください→99 Ranch Marcket アジア系スーパーのおすすめ 超極細麺
麺とニンニクチップを混ぜる
茹でてお皿に盛った麺の上に、ニンニクチップとその油を乗せ、麺に絡めるように混ぜる。
ここにスープが入りますが、この一手目でより美味しくなります。
スープと具材を乗せる
麺が入った器に、ねぎとパクチーを乗せ、熱々のスープを入れる。この時鍋底に干しエビが沈んでいるので、それも一緒に入れる。
上に、ほぐした鶏肉、もやしを乗せ、ピーナッツ、余っていればガーリックチップと油を散らす。彩りのために、パクチーやグリーンオニオンを再度乗せて出来上がり。
最初に用意した(唐辛子入り)お酢を添え、食べる時に好みで入れながらいただく。
バミートムヤム(トムヤムヌードル)をおうちで作ろう
何度か作ってうまくいかず家で作るのは無理ねと断念した時は、まさかこんなに美味しいバミートムヤムを家で作れるようになるなんて。
間違えて冷凍の鶏のドラムスティックを解凍した上、「使ってよ〜!」と言ってきためがねに少しだけ感謝。このドラムスティックを使うために重い腰を上げ、最後だと思って作ったのがこんなに美味しくなったから。
Sweet Rice(→ 【おすすめレストラン】 ローカルなタイ料理Sweet Rice)のものを参考に、その後数度作って少しずつ改良もできて、より美味しくなりました。
お料理上手のお友達にも、「これは家で作る」と言ってもらえたバミートムヤム(トムヤムヌードル)。
美味しいですよ!
ごちそうさまでした。