美味!バルサミコ味の炒め玉ねぎがきいたフムスのレシピ
以前は市販のものを買うことが多かったフムスですが、最近は家で作ることがほとんど。
慣れれば手軽。売っているものと遜色ない味が自宅で作れる嬉しさもある。味のアレンジもアイディア次第なのが楽しくて。今ではいつもでフムスを作れるように材料を常備しています。
フムスはひよこ豆にごまペーストを加えたものなので、日本人的味覚にも馴染む味。
意外と?親世代にも人気で、数年前に日本で伯母と一緒に作ったことがあります。とても気に入ってくれたようで、その後何度か作ったと連絡がありました。
そしてフムスはアレンジしても美味しい!
基本のフムスのレシピはすでに更新しましたが、今回はお気に入りのアレンジフムスのひとつ、バルサミコ味の炒め玉ねぎのフムスです。
こっくりした甘さと深い香ばしさが加わって、基本のフムスよりも西洋的な味で垢抜けた味。こちらもまた美味しいフムスです。
フムスとは
hummus(フムス/ハムス/フンムス)は、ひよこ豆、ニンニク、レモンの果汁、ごまペースト、オリーブオイル、塩を加えてペースト状にしたもの。
中東のレヴァント地方(現在のシリア、レバノン、ヨルダン、含パレスチナ自治区を含むイスラエル(ウィキペディア))が発祥のアラブ料理のひとつで、現在では中東の広い地域で食される。
中東ではメゼ(いくつかの前菜を並べたもの)のひとつとして供される。ピタパンにつけて食べる他に副菜としても用いられる。
現在は欧米諸国でも食され、パンにぬったりディップやサンドイッチやラップの具としても使われている。
参照 ウィキペディア
バルサミコ味の炒め玉ねぎを乗せたフムスの作り方
【材料】
紫玉ねぎ 1/2個
バルサミコ酢 小さじ2
塩 ひとつまみ
オリーブオイル 適量
トマト缶サイズのひよこ豆の水煮缶 1缶
レモンの搾り汁 1つ分
ニンニク 2片
クミン 小さじ1/2
塩 小さじ1弱
タヒーニ/ごまペースト 大さじ3
バルサミコ 小さじ2
冷水かひよこ豆の缶詰の汁 大さじ2(必要であれば)
オリーブオイル 適量
ローズマリー ひと枝(あれば)
【作り方】
ニンニクを焼く
ニンニクを弱めの中火に熱したフライパンで軽く焼く。オーブントースターで焼いてもいい。
バルサミコ味の炒め玉ねぎを作る
紫玉ねぎをみじん切りにする。
フライパンに分量外のオリーブオイルと玉ねぎを加え、弱めの中火で炒める。
玉ねぎが半透明になり黄金色に色付いてきたら塩をふり、バルサミコを回し入れて火を止める。フライパンの熱でバルサミコの水分が飛んだのを確認する。(水分が多かったら、再度火をつけ水分を飛ばす。)
バルサミコ味のフムスを作る
フードプロセッサーに水気を切ったひよこ豆、レモンの搾り汁、ニンニク、クミン、塩、タヒーニ/ごまペーストを入れて、攪拌する。
水分が必要であれば、ひよこ豆の缶詰の煮汁か冷水を加える。必要でなければ加えなくてもいい。
ひよこ豆がなめらかになったらバルサミコ酢を加え、さらに攪拌する。バルサミコ酢が全体に馴染んだらフムスの完成。
盛り付ける
フムスをお皿に盛り、オリーブオイルをかける。その上にバルサミコ酢味の炒め玉ねぎを乗せ、あればローズマリーを添える。出来上がり。
動画でみるバルサミコ味のフムスのレシピと作り方
バルサミコ味の炒め玉ねぎのフムスを美味しく作るTIPS
フムスのニンニクの量は増減可
以前は同じひよこ豆の量でニンニクを3〜4片入れていましたが、最近の好みは2片ぐらい。そのためレシピばニンニク2片になっています。
ニンニクの量はお好みで増やしたり減らしください。
ニンニクは一度焼くのが好き
ニンニクをフライパンまたはオーブントースターで軽く焼くのは、生のニンニクのキンキンした味をなくすため。一手間ですが焼いた方が私が好きです。
ニンニクが柔らくしたり火が完全に通る必要はないので、焼き加減は軽くで十分です。
フムスのなめらかさにはオリーブオイルを追加
最近、フムスの上にオリーブオイルはかけますが、中には加えません。レシピでも加えていません。
舌触りは加えなくても気になりませんが、入れた方が見た目はなめらかに仕上がります。
なめらかな見た目がお好みであれば、分量外のオリーブオイルを大さじ2ほど追加してください。
フムスは時間を置くと味が落ち着く
フムスは作りたてと冷蔵庫で数時間おいたもでは味が若干違います。
作りたてはレモンの酸味とニンニクの生っぽい味がしっかり主張しますが、冷蔵庫で数時間置いたものは全体の味が馴染んでまろやか。どちらもそれぞれ美味しいです。
こんな違いを感じることができるのは、手作りならでは。どちらもぜひ味わってみてくださいね。
フムスに乗せるバルサミコ味の炒め玉ねぎのこと
あらかじめ玉ねぎを冷凍するのもいい
左の写真はあらかじめ切って冷凍しておいた玉ねぎを炒めたもの、右の写真は生の玉ねぎを炒めたもの。
炒め玉ねぎを作るとき、あらかじめ切って冷凍しておいた玉ねぎを使うと均一に炒まり、時短にもなります。余裕があったら冷凍しておくのもおすすめ。
味はどちらも美味しいけれど!
炒め玉ねぎの炒め加減
上に乗せるバルサミコ味の炒め玉ねぎの炒め加減は、全体に火が通り玉ねぎが半透明になり黄金色に変わってきたら。
完成写真だと随分炒めたように見えますが、バルサミコ酢を加える前はもっと色が薄く、玉ねぎ自体は粒々が目立ちます。
最後バルサミコ酢を加えると、色が濃くなり質感もしっとり柔らかになります。
炒め玉ねぎはちょい焦げても大丈夫
炒め玉ねぎに使う玉ねぎは1/2個と量が少ないので、普通サイズのフライパンで炒めると焦げる部分が若干あるかもしれません。
若干の焦げは炒め玉ねぎを深めるので、そこまで過敏にならず大丈夫。
バルサミコと炒め玉ねぎのフムスのレシピ、試してみてね!
ひとアレンジ加えたバルサミコ酢味の炒め玉ねぎを乗せたフムスは、バルサミコの柔らかな酸味と甘さ、炒め玉ねぎのコクと香ばしさが加わった、これまた美味しいフムスです。
普通のフムスと同じように美味しいけれど、こちらは少しおしゃれなひねりがある。ブルスケッタやカプレーゼと並んでも馴染む味です。
時間が経つと(数日おくと)バルサミコの味が弱くなるので、そこだけお気をつけて。
バルサミコ味の炒め玉ねぎがポイントのフムス、ぜひ作ってみてね。
ごちそうさまでした。