お客さんが出入りのために開けたお店の扉から。換気扇が回る音とともに、たまたま通りかかったお宅から。
お腹が減っているときはちょっとつらい。
街中で出会ったニンニクや生姜を炒めた香りは、直に胃袋に届いて柔らかくマッサージされるよう。同時に「中華屋さんいっちゃわない?」という誘惑もされちゃう、美味しくてたまらないにおい。
ニンニクと生姜、大好きです!
我が家ではどちらも常備食材でして、生姜はぶつ切りにして冷凍し、ニンニクも切れる前に補充、常に野菜室に常備してあります。
両方欠かせない味の源だから、、、と、日本入国後に要請される自宅待機に備えて、しっかりもってきました笑 それぐらい、好きで日々活用しています。
日本に持ってくるためには、そのままでは持ち込みができないので、加工して。
しょうがはすりおろし、写真はないニンニクは粗みじんに刻んで、それぞれオリーブオイルでつけました。
これが大活躍!
使える状態にしてることで勝手がよくなるせいでしょうか、やけに軽やかに手が伸び、余ると踏んでいたけれど、どちらもきれいになくなりました。特にニンニクは早かった!
日本ではチューブの調味料が豊富ですよね。私も日本にいる頃はよく使っていました。アメリカに住むようになって、アメリカ産でオーガニックのものが身近になったから、ご無沙汰していますが。
改めて。すぐ使える状態で冷蔵庫にあるのは便利ですね!
使える状態にするという一手間を加えておくだけなのに、一品余計に作れたり、時間がないときやお腹がへっているときでも、ぱぱっと何かしら作れちゃう。
いつもは入れないところに加えてみて、新しい味の発見もありました。
いい!
私は保存が気になるのと日本に持ち込むためにオリーブオイル漬けにしましたが、すぐ使う場合であれば、すりおろして&刻んで冷蔵保存しておくだけでもいいかもしれません。形状も、お好みで。
我が家はオリーブオイルを炒め油に使っているので、同時に使うことで油も使い切りました。無駄もなし、だからたくさんオリーブオイルを注げます。
作る過程で一番面倒くさいのは、たくさんのニンニクの皮むき。こちらは、瓶に入れてふりました。
ここのところ、めがねが大ハマりししているNetflix(ネットフリックス)のドラマ、赤毛のアンをもとにした「アンという名の少女」。(現在、NHKでも日曜11時に放送中)
その中の一シーンに、ボウル型の器にニンニクを入れてお皿をかぶせて振ると、皮が剥けているというものがありました。
それをめがねに激しくお勧めされて、真似した次第です。うまくいく時とそうでないときがありましたが(量の違い?)、なかなかよかったです。
用例なんてキリがないけれど。
例えばニンニクはトマトソースへ。(トレジョのお気に入り アーティーチョークの缶詰 で一品)
もちろん水餃子にも。(適当に作る簡単な餃子の皮が、もっちり皮の餃子の正解!)
この写真の時ではないけれど、炒め物にもしましたっけ。(彩りに、素材として。 淡いピンクの紫玉ねぎのピクルス)
生姜はお魚を煮るときや、チャーハンの下味に。(苦手なチャーハンをパラパラ美味しく作るコツ)
きゅうりの薄切りとお醤油とともにあえて、一品追加もこの夏よくしました。
特に美味しかったおろししょうがの使い方は、おそうめんの薬味としてお汁にいれるもの。
しょうがの香りがお汁とあいまってたまらなく美味しいのはもちろん、オリーブオイルの油っぽさが少し入ることで、全体をまろやかにして、美味しさをプラスしてくれます。
そして目の前にたくさんのしょうがのすり下ろしてあることで、「追いしょうが」が思う存分できるからなのか、いつもよりしょうがを多く使用。一手間だけなんだけど、行動が変わりました。
これから体が冷える時期、中から温めるひとつとして、卓上すりしょうがもいいかもしれない!?
とにかく、素麺のお汁にしょうがは美味でした。
いつもはすりおろしのニンニクを使うところみじん切りだったり、千切りがすりおろしだったり。通常と小さな違いもあったけれど、味は変わらないので、なんとかなるものだなというのも今回の学びです。
たっぷり用意してきたニンニクとしょうがのオリーブオイル漬け。
いつもは何も考えず使っていますが、この2つの薬味が食卓の味の幅を広げてくれているんだと、改めて感じました。大切な食材・薬味です。
忙しい時期こそ、忙しい方ほど作っておくと便利だと確信したこの2つ。だから日々どんな生活しているの!?と思うほど忙しいけれど、料理もしている友人にもお勧めしておきました。
ハンドブレダーがあれば、びゅっとすぐできますしね。
私も楽するために、帰ったら、またやってみようと思っています。
ごちそうさまでした。
LAはサウスベイ、Torrance(トーランス/トーレンス)にあるドイツ系スーパーマーケットやお店、レストランがあるAlpine Village(アルパイン / アルピン ビレッジ)。
ロサンゼルスカウンティのCounty historic landmark(歴史的建造物)のひとつになったそうです。
ハムやソーセージが美味しいので、たまにスーパーマーケットを訪れます。自分が知っている場所、ちょっと嬉しい出来事でした。
帰ったら、また買いに行こう!
大好きなペッパーハムは忘れずにね。