昨日のブログは、里芋の下処理記事でした。
( → 労力半減!里芋を簡単に使うための1ステップ下処理法 )
今日は、その下茹でした里芋を使って作った主菜にもできる副菜です。
この日の主菜は焼き魚の予定でした。
汁物は作るつもりはないから温まる副菜を。
お魚だから少しだけボリュームのあるものを。
そう考えて、里芋の豚肉ときのこのお汁かけにしました。
片栗粉を入れたらあんかけですが、片栗粉はないので「お汁かけ」です。
以前どこかで、里芋をつぶして丸めたものを揚げて、そこに餡をかけたものをみたことがあって。そんなイメージで作ってみました。
里芋の豚肉ときのこのお汁かけ
【 材料 】 (一人分)
(*材料は目安です。お好みで調節してください)
茹で里芋 小3個 (大きいものは、一口大に切る)
豚肉 20g
お好きなきのこ(今回はしいたけとエリンギ) 計 40g
ねぎ 10cm
おだし 200~250ml
醤油 適量
砂糖 適量
塩 適量
【 作り方 】
① 材料を切る。豚肉は細切り、きのこは薄切り、ネギは薄い斜めぎりに切る。
② おだしを中火にかけ、沸騰したら豚肉ときのことネギを入れる。野菜がしんなりするまで数分煮る。水分が少なすぎるようなら、水を足す。
③ 醤油と砂糖とお塩で味つける(目安:砂糖1、2つまみ 塩ひとつまみ 醤油小さじ1+ )。
④ 里芋を入れて数分煮る。里芋が温まったら、里芋を取り出して器の中央に置く。(片栗粉をいれるようであれば、このタイミングで入れてとろみをつける。)上から野菜とお汁をかけて出来上がり。
茹で里芋のように、ねっとりした里芋の美味しさはそのままに。お汁に浸った里芋は食べる時に味がまとわりついて、さらに美味。
里芋は食材としてボリュームがあります。
里芋を主食材にして別の具材を+αすることで、よりしっかりした食べ応えのある副菜とになります。さっぱりめの主菜と合わせると、いいバランスです。
また最初に「主菜にもなる」と書いたのは、具材の量を調節すればよりボリュームが出るから。
今回の作り方では、あんの主役はあくまできのこなので豚肉はサブ食材。これを豚肉を倍にして、一口大に切ったらガッツリ感がでるので、主菜でも全く問題ありません(私ならきのこも同じく増やします!)
やっぱり、労力半減しながら下茹でしておいた里芋って、かなり使いやすい。そう再確認した里芋の豚肉ときのこのお汁かけ。
次も副菜か、はたまた主菜としてか。
近々また作ろうと思います。
ごちそうさまでした。
1月17日。26年前の今日、阪神淡路大震災が起きました。
朝テレビをつけたら、犠牲者のご家族の方たちなどが黙祷を捧げ、時に目から涙がこぼす姿が映し出されていて、喉がつまりました。
東京生まれの東京育ち(愛すべき市区町村地区です)な私は、あまり関西に縁がありません。アメリカに行き、関西出身のお友達ができたぐらい。
あの日の自分の記憶は今も残っていてますが、ことの大きさに比べたら随分と軽さのある記憶です。
この年になっらからか、テレビを見た後思ったのはあの日の両親の気持ち。
その日から出張だった父は、関東圏へ早朝から出かけて行きました。
すでに地震は起きていて、それはいつもとは違うものだとわかっていたようで、父と母は何かあったときの連絡方法と、そのときの待ち合わせ場所を決め、母は父を送り出したそうです。
そのときスーピースーピー両親に守られて眠っていた私たち兄弟とは対照的に、あの日の両親はさぞ不安だっただろうと想像します。
ちゃんと父が帰ってきてほっとしたと言っていた母の気持ちが、本当の意味で理解できるようになってきたのは最近かもしれない。そんなことを思いました。
いつもの毎日に感謝を感じた日。
そしてテレビに映し出された今の被災地を見て、こんな時期だからこそ強く未来の灯りを感じた日となりました。