アメリカ的?我が家のコンビーフの定番の食べ方使い方
3月はコーンビーフの季節です。
アメリカに来て知ったSt. Patrick’s Day(セイントパトリックス・デー)は、今月17日。緑色を身につけ、クローバーとハットがシンボルのこの日は、聖人聖パトリックの命日で、アイルランドでは祝祭日の1日です。
アメリカにはアイルランド系の移民の方も多いので(人口の約12%がアイルランド系アメリカ人と自認していて、あのケネディ大統領もアイルランド系。参考→ウィキペディア)、アメリカでは祭日ではありませんがひな祭りのような年中行事となっています。
この日はSt. Patrick’s Day(セイントパトリックス・デー)のシンボルである緑色やクローバーを身につけている方をよく見かけます。
そのSt. Patrick’s Day(セイントパトリックス・デー)の食事として有名なのが、コンビーフ。アメリカではこの時期になると、美味しそうなコンビーフが店頭に並びます。
我が家もこのタイミングでコンビーフを食べることが多く、いつもお世話になっているTrader Joe’s(トレーダージョーズ)のReady to Cook(あとは火を通すだけ)のコンビーフが期間限定で販売されるのでそれを買ったり、一から作ることもあります。(そんなコンビーフは缶詰とは別物の美味しさです!)
作ったコンビーフは、我が家では大体そのまま食べたり、サンドイッチやパスタにしていただきます。
特別な食べ方じゃないけれど、やっぱり美味しい基本のコンビーフの食べ方です。
コンビーフの定番の食べ方使い方① 野菜と煮てそのまま食べる
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コンビーフを作ったら、(茹で汁がそこまでしょっぱくなければ)野菜を加えて20~30分煮て、まずポトフのようにしていただきます。
一緒に煮る野菜はキャベツ、にんじん、ジャガイモが定番なようですが、私はたいていキャベツとにんじんだけ。アイルランドの祝日だし、アイルランドといえばジャガイモ飢饉を思い出すのでジャガイモも加えればいいのに、いつも忘れてしまいます。
コンビーフと一緒に食べる野菜は大きめに切ります。カレーの具よりも大きく、ブツ切りで!
私は特にキャベツが好き。コーンビーフの風味が沁みて甘くなったキャベツは美味しくて。私は芯をつけたまま串切りにして煮ます。
こうすると火は通りながらくたくたにならないので、気に入っています。
コンビーフの定番の食べ方使い方② コンビーフのサンドイッチ
アメリカで一番身近なコンビーフの料理は、サンドイッチでしょう。コンビーフを手作りしているお店のコンビーフサンドイッチは絶品です!
私もコンビーフを煮たら、一度はサンドイッチにしていただきます。
美味しいコンビーフサンドイッチのポイント
コンビーフサンドイッチのポイントは、塩分濃度を調節すること。
コンビーフは元々保存食。塩水漬けにしたあと煮込む料理なので、塩分がしっかり効いています。コンビーフはしょっぱいです。
煮る時に加減することもできますが私の場合は忘れたりもよくするので、コンビーフの塩分濃度を確認してからサンドイッチに入れる量を決めます。塩っけが強けえれば少なく、それほどでなければほどほどの量を入れます。
Instagramなどを見ていると、随分たくさんコンビーフを挟んだサンドイッチを見かけます。お店で売られているものであれば塩分も調節されているでしょうが、それでも入れすぎて実際はしょっぱいだろうなと思うこともしばしば。
自分が煮たコンビーフを味見して、サンドイッチに入れる量を決めると、食べやすく美味しいコンビーフサンドイッチができます。
コンビーフサンドイッチにおすすめの具
塩分を調節せずにしょっぱいコンビーフになってしまった時など、コンビーフ以外の具を増やして調節することもあります。また家庭の味なので、コンビーフサンドイッチにはその時々で冷蔵庫と相談して、色々と挟みます。
そんな中で、コンビーフと一緒に挟むと美味しいと思う具材は3つ。
・チーズ
・キャベツ(コールスローやザワークラウトなどもいい)
・ピクルス
アメリカ在住の方であれば、定番ですね!と言ってくださる具です。でもやっぱり、定番は間違いなく美味しいです。
私は酸味があるものを合わせるのが好きなようで、コンビーフサンドイッチにザワークラウトやピクルスを入るのが好きです。
コールスローは以前どこかのお店で食べて、そりゃ美味しいよねと思ったもの。お店で食べればコンビーフサンドイッチの横に添えられていることもしばしば。相性は折り紙付きです。
味なしキャベツもコンビーフを受け止めてくれるからよく合わせます。気が向いたらマヨネーズとお酢で和えることもあります。
そしてチーズは鉄板。ぜひ入れたい!
コーンビーフの定番の食べ方使い方③ コンビーフはチーズと好相性!
コーンビーフサンドイッチのことろでもチーズは鉄板!と書きましたが、コーンビーフとチーズを合わせると美味しいです。
この記事を見てそうだったなぁと思い出しましたが、コンビーフとチーズの相性を教えてくれたのはTrader Joe’s(トレーダージョーズ)。まだ試食コーナーがある頃、コンビーフの上にチーズを乗せたものが試食になっていて。シンプルだけど美味しくて、いつの間にか私の定番になっています。
朝ごはんなど簡単に手軽にコンビーフを食べたい時は、コンビーフとチーズをパンに乗せて、オープンサンドによくします。パンは薄いものではなくてしっかり目のもので。
チーズとコンビーフは美味しい。きっと、一番簡単に美味しくコンビーフを食べる方法です。
コンビーフの定番の食べ方使い方④ コンビーフのパスタ
最後に残ったコンビーフや冷凍しておいたコンビーフの使い道・定番の食べ方は、パスタです。
コンビーフはベーコンぽいと思ったら邪道なのか。でもコンビーフとベーコンは似ていると思うんですよね。味は違うけれ、塩っけとかクセの強さとか。料理に風味を加えて全体を美味しくするところとか。
ベーコンは使い慣れている食材だから、コンビーフとベーコンが似ていると思うといささか馴染みのない食材に思えるコンビーフも身近なり、一気に自由に使えるようになります。
だからコンビーフのパスタはたいてい美味しい、と思っています。
コンビーフのパスタに合わせる具材と味付けと
コンビーフをパスタに使うとき、よく合わせる具材はきのことアブラナ科の野菜(ブロッコリーやキャベツなど)です。
玉ねぎも美味しいし、アスパラガスと合わせるのも好き。ねぎ系も時々使います。
味付けはトマト味よりもオイル系で、ニンニクを効かせ、ペペロンチーノのような味加減で食べることが多いです。
これから食べたいコンビーフのパスタ
ベーコンと似ているとなるとカルボナーラ的に使うのもの美味しそうと思いつつ、こちらはまだ試したことはありません。
そしてマカロニチーズ的にたっぷりのチーズに絡まったパスタにコンビーフを合わせるパスタ。間違い無いと思いませんか?
栗原はるみさんのコンビーフのパスタ
そういえば、私が初めていちからコンビーフを作った時に参考にした栗原はるみさんの栗原はるみ haru_mi 2016年1月号 2016年1月号【電子書籍】(楽天)にも、コンビーフを使ったパスタのレシピが載っていました。
確かコンビーフとアサツキかわけぎを合わせたパスタで、すだちだったかな?柑橘系のものを絞るレシピでした。
和を感じるところが、栗原はるみさんらしいですね。
ちょっとの量でもコンビーフの味がいき、量の調節も自在。最後に残ったコンビーフや、冷凍庫で忘れていたコンビーフが出てきた時は、パスタにしていただくことが多いです。
コンビーフの定番の食べ方使い方⑤ コンビーフハッシュ
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これは家でまだ作ったことがないけれど今年は作りたいなと思っているコンビーフハッシュです。
以前どこかで食べた記憶があって、家で一度試してみたいもの。
美味しそうだと思いませんか?
缶詰とは別格の美味しいコンビーフは自分で煮る
私はずっとコンビーフが苦手でしたが、今は大好きになりました。
きっかけはTrader Joe’s(トレーダージョーズ)に期間限定で並ぶReady to Cook(あとは煮るだけ)のコンビーフに出会ったこと。
ちゃんと作ったコンビーフは、缶詰とは別格のおいしさだと知りました。
(楽天にあるこの商品とほぼ同じもの)
味をしめて、一から作ることもあります。
一度食べるとその美味しいさの虜になるおいしさが、自分で煮るコンビーフにはある。缶詰のコンビーフが苦手な方でも。きっとこちらのコンビーフは好きになるはず!
アメリカ的かも。コンビーフの定番の食べ方使い方、お試しあれ!
St. Patrick’s Day(セント パトリックス デイ)がある3月になると、St. Patrick’s Day(セント パトリックス デイ)に繋がるコンビーフを食べたくなります。
元々コンビーフに馴染みがなく、缶詰のコンビーフは逆に苦手だったのにこの変わりよう。それぐらい家で煮るコンビーフは美味しいです。
コンビーフを食べ慣れて、その食べ方も定まってきました。
大体が定番の食べ方。そのまま食べて、野菜と一緒に煮て。サンドイッチやパスタにして。
サンドイッチやパスタには冷凍しておいたものを使えば、適度なペースで食べれるのもちょうどいい。
今年のコンビーフも楽しみです。
ごちそうさまでした。