料理も「加減」、おいしさのもと
塩加減、甘さ加減。火の通し具合。
どれもが料理の大切な一要素。
全てがちょうどよく交わった結果、最後の味となる。
好みの味のバランスは個々違うから、全ての人に当てはまる100点満点の正解はないかもしれないけれど、何かがひとつ行き過ぎれば美味しいから外れてしまい、逆にちょうどいいが重なると、美味しい一品になります。
素人には難しいこともありますがそれでも家ごはんが美味しい!のは、その人の美味しい加減を今までの慣れと経験で導き出して、自分の好きなバランスを導き出しているから。
トルティーヤのちょうどいい焼き加減は、柔らかめ!
LAはスパニッシュと呼ばれるスペイン語を話す人=中南米系の人が多く、メキシコ料理が人気です。日本でパスタ屋さんやラーメン屋さんへ行くような、気軽な外食先。
メキシコ料理の代表格ブリトーも、もちろん大人気。私もよく食べます。
このブリトーの皮=小麦粉のトルティーヤは、メキシコ料理以外でも幅広く使われていて、サラダなど、色々な具材を包んだ「ラップ」もそのひとつ。サンドイッチやサラダが並んでいるところには、大抵「ラップ」が売られています。カフェやファストフード店、スーパーマーケット。どこでも見かけるほど、定着しています。
またトルティーヤ自体もどこのスーパーマーケットでも置いてあるので、日本のパンのように、どこのご家庭でも食べているよう。家で食べるのはもちろん、お弁当のようにする方も多いです。我が家でもパンの代わりに買うことがよくあります。
そんなトルティーヤ、美味しく食べるにはやはり加減大事。
トルティーヤはそのまま食べることもできますが、温めたほうがふわっとなって断然美味しい。
けれど温めすぎもダメ。温めすぎたものは硬くなってしまい、パリッとなるので、とてもブリトーやラップにはできません。
ディップ用であればパリもいいですが、トルティーヤは基本柔らかいもの。
焼きすぎは、厳禁です。
一番簡単で失敗知らず おいしいトルティーヤの温め方
ネットを見ていると、オーブン、オーブントースター、電子レンジ、蒸し器まで、色々な温め方が載っていますが、私はフライパンを使います。
私も初めの頃はオーブントースターを使ったこともあるけれど、今はフライパンのみ。トルティーヤを温める方法の中で、一番簡単で失敗知らずな方法だと思います。
一番簡単で失敗知らずなトルティーヤの温め方
【 使うもの 】
トルティーヤ
フライパン
【 温め方 】
① フライパンを中火で熱する。トルティーヤを置く。生地が温かくなったら、ひっくり返す。
② 生地のどこかがふっくりしてきたら、出来上がり。
こちらは「もう少しだったで賞」。
上写真との違いがわかりますか?温めっているのでこれでも十分美味しいですが、上の方はもう少しふわっとさを感じます。
フライパンで温めるいいところは、目の前でトルティーヤの変化を見れることころ。ちょうど良いタイミングであげることができるので、焦げることもありません。
失敗知らずです。
今回使ったのは、冷凍物。業務スーパーの全粒粉入りの小さめサイズのトルティーヤです。冷凍をそのまま常温に戻したもの焼きました。
トルティーヤを使ってチキンサラダラップ
このひのトルティーヤは、野菜とチキンソテーと、味付けに先日作ったフムス(ひよこ豆のペースト)を挟みました。小さめトルティーヤだったので、どちらかというとラップよりもタコスの見た目に近いですね。
同じトルティーヤでも、ぱっさり、またはばりっとしているものだと美味しさは半減します。トルティーヤは温め方が全てなので、ちょうどいい加減で温めることが大切。
私のおすすめは、フライパンで温めること。簡単で失敗知らず、おすすめです。
ごちそうさまでした。
関連記事
[sc_blogcard url=”https://shirokuromegane.com/so-quick-hummus-recipe/”]
[sc_blogcard url=”https://shirokuromegane.com/crispy-skin-chicken-saute/”]
文中に出てきたフムスと、鶏肉を焼いた方法です。
[sc_blogcard url=”https://shirokuromegane.com/taco-grilled-chicken-recipe/”]
トルティーヤの中身におすすめのメキシカンローストチキン風グリルドチキン。