主菜

【レシピ】ズッパ トスカーナ風じゃがいもとケールの冬スープ

アメリカで大人気!ケールとじゃがいもを使った冬スープのレシピ

ケールの栄養満点スープレシピ、アメリカ風ズッパ・トスカーナ

ケールレシピとしてもおすすめのアメリカで人気のZuppa Toascana Soup(ズッパ トスカーナ スープ)は、イタリアンソーセージとケールとじゃがいもを煮込んだ栄養満点の冬スープ。

アメリカンイタリアン料理(アメリカ風に変化したイタリア料理)を代表する一品で、柔らかくなったケールとホクホクのじゃがいもが美味しい!

冬野菜を美味しく食べれて、具沢山なのでしっかり重量もあるから、シチューのようにも食べれます。

今回は日本でも作りやすように、加工肉が苦手な方でも使れるように、イタリアンソーセージの代わりに豚ひき肉を使用。質感も日本人好みに、作りやすくアレンジしました。

アメリカのものよりも少し軽めに、少しだけカロリー控えめに作る、ズッパ トスカーナ風じゃがいもとケールの冬スープのレシピです。

イタリアとアメリカ風ズッパ・トスカーナの違いと特徴

Zuppa Toscana Soup(ズッパ トスカーナ スープ)は、その名の通り、もともとはイタリアはトスカーナのスープ。

“minestra di pane(パンのスープという意味)” とも呼ばれ、バリエーションはありつつもインゲン豆、ジャガイモ、ケールが定番の具材です。

対してアメリカで人気のZuppa Toscana Soup(ズッパ トスカーナ スープ)は、冬に美味しいクリームベースのスープ。

豆は入らず、イタリアンソーセージ、玉ねぎ、ベーコンやニンニク、ジャガイモ、ケールが入っています。

これは、アメリカ各地に展開するイタリア料理のカジュアルレストランOlive Garden(オリーブガーデン)がZuppa Toscana Soup(ズッパ トスカーナ スープ)の名前でクリームベースのスープを提供するようになり、こちらアメリカで定着したから。

今回のレシピは、クリームベースのアメリカ版Zuppa Toscana Soup(ズッパ トスカーナ スープ)風、ケールとじゃがいもが美味しい冬スープのレシピと作り方です。

レシピと作り方

recipe

【材料】(4人分)


豚ひき肉 300g

A (TIPS参照)
パセリ 大さじ1
塩 小さじ1
コショウ 小さじ1/2
オレガノ 小さじ1/2
タイム 小さじ1/2
唐辛子粉 小さじ1/2
フェンネルシード 小さじ1/2

玉ねぎ 1個
セロリ 1本(100~150g) あれば
にんにく 3片
ジャガイモ  2個(目安 350g)
ケール 4本(葉の部分で70gほど)

オリーブオイル 大さじ2
バター 大さじ1
チキンブロス 2カップ/400ml
牛乳 3カップ/600ml
塩・コショウ 適量

【作り方】


豚ひき肉に下味をつける

豚肉にAの材料を全て加え、ハーブが均等に馴染むように混ぜる。

ケールなど野菜を切る

玉ねぎ、セロリ、ニンニクをみじん切りにする。ジャガイモは皮を剥き、一口大に切る。ケールは芯を取り除き、葉をざく切りにする。

スープの具を炒める

中火で熱した鍋にオリーブオイル適量を加え、味付けた豚肉を加える。焼き付けるように、豚煮を動かさず焼く。

片側に焼き色がついたら豚肉を裏返し、ほぐす。

鍋に野菜を加えて炒める

鍋に玉ねぎ、セロリ、ニンニクを加え、野菜が柔らかくなるまで炒める。

バターを加え、じゃがいも加える。

鍋にバターを加えてさらに炒める。

バターが鍋全体に回ったら、切ったジャガイモを加えて軽く炒める。

スープを加えて煮る

チキンブロスを加える。沸騰したら火を弱め、じゃがいもが柔らかくなるまで煮込む。(約10分)。

ケールと牛乳を加える

ケールと牛乳を加える。弱火にし、さらに10分ほど煮込む。*ぐつぐつしないように注意。

味を整えて、出来上がり

ケールがしんなりしたら、塩コショウ適量で味を整える。火を止めて器にも盛る。最後にお好みでパルメザンチーズをかけて出来上がり。

動画で観るケールとじゃがいもの冬スープのレシピと作り方

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レシピ 冬に美味しいケールとじゃがいものクリームスープのTIPS

スープの決め手、ハーブのこと

アメリカ風Zuppa Toscana Soup(ズッパ トスカーナ スープ)をモデルにしているので、豚肉をイタリアンソーセージ風の味付けにするためにハーブを数種類使用しています。

絶対に加えて欲しいのは、レシピのAのうち塩コショウと、オレガノかタイム(できればオレガノ)。

全部混ざった方が味が重なって美味しいですが、それ以外はなければ省いても美味しくできます。

ケールの代用品につてい

ケールが苦手な方やあまり買わないのであれば。ほうれん草や小松菜に変えても美味しいです。煮すぎないように、加えるタイミングに注意してください。

リッチさがお好みならクリームに変更

アメリカZuppa Toscana Soup(ズッパ トスカーナ スープ)は、生クリームやベーコンを使っているため濃厚さのある冬スープ。

今回は日本人好みに、若干ヘルシーさを意識して、生クリームではなく牛乳を使っています。

ですがオリジナルのリッチな味わいを求めるなら、牛乳の3カップのうち2カップをチキンブロスに、1カップを生クリームに変更してください。

ケールの旬は冬、だから美味しい冬スープ

ケールの原産はヨーロッパで、古代ギリシャでは薬用として使われいてい野菜。それゆえ、ヨーロッパ各地で料理に使われています。

実際、オランダを訪れた際にいただいた伝統料理Andijviestamppot(アンダイヴィスタンポット=マッシュしたジャガイモの中にケールが入っている)にも使われていました。

ケールはサラダも美味しいですが、火を通しても美味しい野菜です。

こちらのケールレシピもおすすめです

栄養満点冬スープ、ケールとじゃがいものスープを楽しんで!

ズッパ・トスカーナ風じゃがいもとケールの冬スープは、アメリカンイタリアンの定番であるZuppa Toscana Soup(ズッパ トスカーナ スープ)をアレンジした、栄養満点で温かい冬にぴったりなスープです。

豚ひき肉とケールを使い、日本人好みに仕上げたこのレシピは、具だくさんで満足感もあり、家族みんなで楽しめます。

ケールは栄養豊富で、寒い季節にぴったりの食材。もしリッチな味わいを求めるなら、生クリームを加えることで濃厚な仕上がりになります。

ケールが苦手な方は、ほうれん草や小松菜で代用するのもおすすめです。

寒い冬に心も体も温まる、栄養満点のスープをぜひお試しください!

ごちそうさまでした。


参照

Wikipedia; Zuppa toscana


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