私の家族はみんな食べることが好き。
美味しいものやお菓子や外ごはんももちろん大好きだけれど、家族が作ってくれたごはんもみんな大好き。〇〇が作ってくれた△△美味しよね!という話題も、よく会話に登場します。
長いスパンでここ数年。家族から美味しい美味しいと聞いていたのが、伯母が作ってくれる坦々麺。私くろは辛いものが苦手なので、伯母の坦々麺の美味しさは耳にすれど口にすることはずっとなく、話を聞くばかりだったもの。
でしたが。
ついに先日、伯母の坦々麺をご馳走してもらいました!最近は辛さへの許容範囲が広がってきた私、やっとこの日がきた!

「辛さ控えめになっているわよ」とのこと、ありがとうございます。
噂通り、美味し〜い坦々麺でした!!!
みんなからご馳走してもらいなよと何度も言われいていたのが、納得の味。
具から作った伯母の坦々麺は、辛さを加減してくれているので私にはちょうどよく、こう見えてお肉たっぷりで食べ応えあり。
スープも作ったものなので、スープ+麺+具が最後まで楽しめます。
一つの味が主張するのではない坦々麺は、濃くはないけれど味がしっかりしているので奥行きがあり、時たま感じる胡麻の味はきっと伯母御用達の業務スーパーのゴマペースト(タヒーニソース)でしょう。
美味し〜い!!!
これは自分でも作れるようになりたい!と思ったので、伯母の作り方のコツを根掘り葉掘り聞いてきました。
美味しい坦々麺のtips
・唐辛子は炒める
坦々麺の辛さは、唐辛子粉(フレーク状)の量で決める。唐辛子は、材料を炒め始める最初に油で炒めラー油状態にする。ここに好きな中華スパイスを入れてもいい。
・ごまやナッツのペースとを入れる
味付けに、ゴマペーストやナッツ(ピーナッツやアーモンドやくるみ)のペーストを入れる。こっくりさがでて深みがまして、美味しくなる。ペーストがなければ、ナッツをブレンダーにかけたものを入れる。
・豚肉は冷凍してあるものを叩く
ひき肉でもいいですが、薄切り肉を平たく冷凍してあるものを叩いてひき肉状にしたものを使うのが好きだそうです。
・はじめに具を作り、そこに水を入れてスープにする
坦々麺で一般的なのは、作った具と麺を味付けしたスープに入れる方法だと思いますが、伯母の坦々麺はお鍋2つで作ります。
一つは麺を茹でるお鍋。
もう一つは具を作るお鍋。そこへお水かお湯(またはお好きなスープ、お肉の茹で汁でもいい)を入れて、具入りスープにします。具にしっかり味がついているので、お水でもちゃんと美味しいです。

このお手軽さというか合理的さが、長年の主婦の賢さですね。
(麺がスープで煮るタイプのものだったら、スープの中で麺を茹でればいいのでお鍋ひとつでできますね。)
・麺は時間が命
「2人分がちょうどいいの」ということで、2人分ずつ作っていた伯母。「麺は時間が大事なんだから、今食べなきゃ!」と言っていました。
この日、伯母へ着く時間をはっきり伝えていなかったんですが、ついた時はすでに具ができていたので、5分もせずこの坦々麺を作ってくれました。具を作っておけば、すぐ食べれるごはんでもある。そういう部分でも便利ですね。
念願の伯母の坦々麺、美味しかったなぁ・・・!
作りたいものリストへも追加したので、日本ではアメリカへ戻ってからかはわかりませんが、作ってみるつもりです。自分のものにしたい!
ごちそうさまでした。
ありがとう。