猛暑日のお昼ごはんは何でも乗せたのっけ麺
今週、アメリカ ロサンゼルスは気温がぐんぐん上がり、4月だというのに猛暑日になりました。
私が住んでいるところでは最高気温が37度。LAに住んでいますが暑さのが苦手な私は突然やってきた逃げ場のない暑さに、ぐったり、どろり。
今からこの温度。この夏が思いやられます・・・。
以前にしたら記録的な温度まで気温上がることがLAでも日本でも日常になりました。個々で地球温暖化について真剣に考えないといけない時期に来ていますが。
そんな猛暑日のお昼ごはん、何にしますか?
暑い日のお昼に台所に立つのは、つらい。
火を使う台所は、灼熱!暑い!
けれどお腹は減るし、私は暑さは苦手なのに夏バテになったことがないぐらい食欲はしっかりあるので、ちゃんとごはんは食べたい。
今回は不意打ちだったので頭が回りませんでしたが、そういえばそうだったと思い出したのはこんな猛暑日にちょうどいいごはんのこと。
暑い日のごはん、残り物やあえての残り物を使うこと!
残り物を麺に乗せた冷たい麺が猛暑日にぴったり
夏の暑い時期のごはんによく作るのが、冷たい麺もの。
おうどん、おそば、そうめん、中華麺。麺の種類はその時々で変わりますが、冷たく食べれる麺は暑い日は最高に美味しいです。
名前がついているもの、例えば冷やし坦々麺とか、冷麺とか。そういうものももちろん作ります。
ですがある意味一番リアルなのは、写真のような具沢山麺。冷蔵庫にある具を茹でた麺に乗せて出来上がりの「なんでも乗せ麺」です。
上の写真は実際は暑い日のお昼ごはんではなく、ずいぶん前の白米が完食されていたために朝ごはんが朝うどんになったときのもの。
でもこんなうどんを暑い日はよく食べています。乱雑な感じも同じです笑。
うどんの上に乗っているのは、全部残り物。
鮭は前夜の残り物で朝食べようと思っていたもの。
あとは全てこの日お弁当の残りで、なすと豚肉のしょうゆオイスター炒め →レシピ←、オーブントースターで焼いたカリフラワー、スナップピー、ベビーブロッコリーと椎茸の生姜風味の塩炒め、茹でた絹さや、いんげん、もやしのナムル。
そして最後に、おうどんらしく麺つゆをかけていただきました。
めんつゆってやっぱり万能で、どんな具材でも統一感をだしてまとめてくれます。おかず同士の味の相性もさほど気にしなくていい。こんな即席のっけうどんでも、ちゃんと美味しくしてくれます。
おうどんはお出汁を合わせるぐらいだから、ごはんと相性がいいおかずとも好相性。味の濃いおかず、ゆで野菜、焼き魚、アジア風味なおかずも受け止めてくれます。
我が家の猛暑日によく食べるお昼ごはんは、こんな何でも乗せた麺が定番です。
猛暑日のお昼ごはんは、火を極力使わない工夫を
猛暑日は、台所で火を使いたくないと思うことがあります。我が家は西向きなので、特にそう思うのかもしれません。
今日は暑くなるとわかったらしていたら、ひと工夫。比較的涼しい朝のうちに火を使う調理を終わらせておき、日中の調理は最低限にすること。
そのために一食分をわざわざ作るのは面倒だから、こんなふうにお弁当の具材を多く作って活用したり、冷蔵庫に入っているおかずや食材の活用もよくします。
大きい声では言えませんが!?、お弁当の具を多めに作って、冷蔵庫で保存。翌日の家ごはんの一食としてそのおかずを麺に乗せて出しても、我が家では大抵誰も気がつきません笑。気がついてたとしても、誰も何も言わないから、いいんです。
暑いですから、楽してきましょう。
自分で作ったいつもの料理でも、麺に乗ると雰囲気が変わって美味しく感じるのも、もうひとつのいいところです。
また、夏は「多めに調理」をよくします。
例えばブロッコリーを半分茹でて使いたい時は、ついでの残りの半分も一緒に茹でてしまい、使わない分は冷蔵庫に入れて保存しておきます。
その次の食事にの時に副菜にしたり、何か一品に。例えばごま油とお塩とあえてナムルにしたり。
もちろんなんでも乗っけ麺に乗ることもあります。
暑い日は、日中に火を使わない工夫が、私たちに幸せを呼びます!
猛暑日に食べたい一食、冷たい麺ごはん
なんでも乗っけ麺の他に、暑い日に食べたいごはん。
特にお昼ごはんは、やっぱり冷たい麺ものが最高です。
冷や汁+麺
思った以上に美味しい冷や汁+麺。この時はおうどんですが、そうめんでも美味しいです。冷や汁の具もいろいろあるので、あれこれ試すと面白くて美味しい!
ぶっかけうどん
先日の猛暑日に「今日はぶっかけ日和ですね」とお友達と話しましたが、今年の夏はぶっかけの登場回数が多くなりそう。美味しくて!
甘じょっぱく煮た牛肉を乗せる、ぶっかけ肉うどんも大好きです。
冷やし坦々麺
肉ぶっかけと坦々麺は、涼しいうちに具だけ作っておくのがおすすめです。
市販品を使って冷麺
そして本当に本当に暑い時期におすすめなのが、冷麺。スープを凍らせておくとひえっひえを食べれるので、暑い日はたまりません。食べると体内が気持ちよく、体の火照りが取れます。
ガスパチョ
麺ごはんから外れますが、ガスパチョも暑い日に食べると格段に美味しいです。
猛暑日のごはんはなんでも乗せて、冷たい麺でいきましょう
夏の料理の苦しさは、火を使うための台所の温度上昇。そして暑い中で作業するための体力消耗とその後の脱力感。
冷房が一番きくべき場所は台所じゃないかと思うぐらい、我が家の夏の台所は暑いので、火は涼しい時に極力使うようにしています。
そして何かを作る時あえて多めに作って、冷蔵庫で冷やしておいて活用する。
猛暑日だからこそ、冷蔵庫で冷えたものが美味しく感じるし、すぐ食材の冷たさも常温になっていくので、ちょうどいいから。
暑い日、猛暑日は冷たい麺で参りましょう。
ごちそうさまでした。
別のある日ののっけ麺