鮭のホイル焼き定食、みそマヨ味
ある日は、簡単なものと残り物をあわせた、しっかりごはん。
中のひとつは、最近ハマっているおかずです。
主菜
鮭のホイル焼き、みそマヨ味
副菜
残り物の豚なしお味噌汁
作り置きのズッキニーの焼き浸し
茹でたスナップピー
煮大豆と干しエビとアルグラのさっと炒め
(豚なし汁はこちら→野菜が主役。片手間に作る豚なし汁が美味しい秘密)
今日の主役は、主菜の鮭のホイル焼きみそマヨ味。
美味しいのはもちろんだけれど、鮭のホイル焼きは私にとてメリットだらけの主菜です。
ごはんと相性が良いから、副菜と調和が取りやすい。ちょっとのお野菜も一緒に調理できるので、副菜は簡単に済ませられる。積極的に取りたいと思っているお魚のおかず。アメリカでお魚を食べようとすると一番身近な鮭を使っても、味のアレンジが豊富にできるので飽きがない。
そして15分ほどほぼほったらかせば完成する簡単さが、何より最高です。
鮭のホイル焼き味噌マヨ味の作り方
【 材料 】
鮭
きのこ
味噌
マヨネーズ
*今回のきのこはエリンギですが、お好きなものを
【作り方】
きのこを切る
きのこを適当な大きさに切る。
ホイルでつつむ
ホイルに鮭を乗せ、横にキノコをおいて、ホイルの口を閉じる。
オーブントースターで焼く
オーブントースターで鮭に火が通るまで焼く。
最後、鮭の上にお味噌とマヨネーズを混ぜたものを塗り、今度はホイルの口を開いた状態でオーブントースターで焼く。こんがり焼き色がついたらできあがり。
味噌とマヨネーズのバランス
お味噌とマヨネーズのバランスは、小さじ1:大さじ1。お味噌が小さじ1だったらマヨネーズは大さじ1。小さじ2だったら、大さじ2。(参考レシピにはすだちをしぼってとありましたが、なくても十分おいしいです)
焼く時間は15分〜20分
鮭の数にもよりますが、15~20分くらいでできあがります。しかも調理はオーブントースターにお任せなので、その間は他のことができる。15分を利用してお味噌汁や副菜を用意したら、15分20分でごはん完成です。
また週末や前夜など、時間があるときに焼ける状態にして冷蔵しておけば、あとは焼くだけ。より時短に、楽ちんに作れます。
冷凍の切り身鮭でもOK
やってみましたが、時間はかかったものの問題なし。よく冷凍から冷蔵に入れ忘れる私には、嬉しいポイントでした。
調理に使える機器
我が家は電子レンジを処分してずいぶん経つので、電子レンジはありません。その分、セットすればあとはお任せできるオーブントースターを多用しているので、今回もオーブントースターを使いました。
けれど、フライパン、日本ならば魚焼きグリル、オーブン、友人宅のようにホットプレートでも作れます。自分の使い慣れた機器でつくれば、よし!
味噌マヨだけじゃない!鮭のホイル焼きアイディア
お友達のお宅で鮭のホイル焼きをいただいて以来、その手軽さの虜です。
その時はお庭ごはんで、ホットプレートで焼きました。味付けは、塩こしょう&レモンに。お好みで、ポン酢とシソ梅をつけて。この和風味も美味しくて、こちらも是非試して欲しい味付けです。
酸味が好きな方や、さっぱりいきたいとき。サラダなんかに乗せても美味しいです。ごはんにもちろん合いますが、ポン酢を加減したらパンもパスタとも好相性です。
今回の味噌マヨはがつっとごはんが進む味なので、ごはんのおともに目がない方や、男子・男性、育ち盛りの方へ特におすすめ。対して、塩胡椒・レモン味は味噌マヨと比べたらさっぱりなので、ヘルシー思考の方や、女性受けがいい味付けな気がします。
鮭のホイル焼きアレンジアイディア
塩麹・醤油麹
コチュジャン・マヨネーズ・ごま油(好みでニンニクのすりおろし)
チーズ・レモン(最後にチーズ乗せて、焼き目をつける。最初から乗せるとアルミホイルにくっつくこともある)
おしょうゆ・バター
パセリ・にんにく・オリーブオイル
ハニーマスタード味(粒マスタードが好き)
フェンネル・マヨネーズ
カレー粉・マヨネーズ
ミニトマト・オリーブ・玉ねぎ/ねぎ(野菜は入れすぎない)
トレジョさんのアルフレッドソース(→アメリカ的な味。鶏肉と野菜のアルフレッドソース焼き)
サーモンが焼けた後に
大根おろし
焼肉のタレ
しそ・梅
サジキソース
フムス+レモン
鮭のホイル焼き定食、味噌マヨ味でした
手に入りやすい魚が限られるLAに住んでいると、美味しい鮭の登場回数がものすご〜く多くなり、続くと飽きてしまうもの。
シンプルに焼いた鮭が美味しいことを知っているからこそ、付け焼き刃な味付けでは納得いかなんですが、味噌マヨ焼きはコロリとはまること間違いなし。逆にごはんがすすむので、食べ過ぎ注意!です。
そして塩胡椒&レモン味は、夏の夕飯にぴったりな味付けです。
いくらでもごはがすすむ、鮭のホイル焼きみしマヨ味が主役した定食ごはん。
満足!
ごちそうさまでした。
アメリカで手に入りやすいお魚のひとつは、間違いなく鮭・サーモンです。
私が愛読しているエリカ・アンギャルさんの和食本では、魚を食べることは脳や肌の老化防止になると書かれています。
週に1度お魚を食べる人は、食べない人よりも14%も海馬が発達していたという研究結果もあるんだとか。
海馬は、脳の記憶や空間認識をつかさどる部分。うつ病やPTSDのひとはの海馬に萎縮がみとめられ、アルツハイマー病の最初の病変部位です。→ウィキペディア←
ここが発達していることは、上記の病気の予防になる。
そして脳だけではなく、老化の原因となる体内の炎症を抑える=抗酸化の働きもあります。
お魚に多く含まれているオメガ3脂肪酸のDHAやEPAが、その要因で、そしてサーモンにはそのオメガ3脂肪酸が豊富です。
オメガ3脂肪酸は揚げると破壊されてしまうので、できるだけ生で食べるのがいい。「蒸す」「焼く」でもさほど破壊されないので、加熱するならこの2つの調理法がいい。ホイル焼きは蒸すになるので、これに当てはまります。
そしてDHAやEPAは子供の脳の発育にも、とても大切なのは周知の事実。
要は、魚は、鮭は体にいい!
アメリカにいても、やっぱりお魚は積極的に食べないとなぁと思う夜です。
エリカ・アンギャルさんの最新刊。こちらも愛読しています。
前出のエリカ・アンギャルさんの和食の本