一番簡単!しっとり柔らかく、鶏胸肉/ささみを茹でる方法
春夏秋冬季節に関係なくよく作るけれど、特に夏に登場回数が増えるのが、柔らかい質感が美味しいしっとり茹でた鶏胸肉/ささみです。
鶏胸肉/ささみを驚くほどしっとり茹でる方法は元々伯母に教わり、その食べやすさに感激して自分でも作るように。
ずいぶん前に本気ダイエットをしていた時期には毎日のように活用したので、使い方も一気に広がり、今では日常的に使うようになりました。
鍋にお湯を沸かせば、あとは置いておくだけと工程は至極簡単。
冷蔵庫保存しておいたものをそのまま食べても美味しいので、我が家では夏の冷たい麺類に乗せる定番の具です。
味付け次第でどんな料理にもアレンジできるから、時短料理の主材料にもなる。
簡単さと使い勝手の良さとヘルシーさから、夏はしっとり茹でた鶏胸肉/ささみを冷蔵庫に用意しておくことが増えます。
一番簡単でシンプルな、驚くほどしっとりと柔らかに仕上げる鶏胸肉/ささみの茹で方です。
【レシピ】しっとり仕上げる茹で鶏胸肉/ささみの作り方
【材料】
鶏胸肉/ささみ 適量
【作り方】
鍋にお湯を沸かす
鍋に鶏胸肉/ささみが浸かるぐらいの水を加え、強火にかける。
鶏胸肉を観音開きにする
お湯を沸かしている間に、必要であれば鶏胸肉を観音開きにする。こうすると火の通りが均一になる。(しなくてもよい)
予熱調理する
お湯が沸いたら、鍋に鶏胸肉/ささみを加える。蓋をして火を止める。そのままお湯が冷めるまで置いておく。
茹で汁につけて保存する
茹で汁が冷めたら取り出し、適当な大きさに切ったりほぐして、出来上がり。
このまま冷蔵/冷凍保存する場合は、容器に鶏胸肉/ささみとヒタヒタの茹で汁を加えて保存する。冷蔵庫で2〜3日冷蔵保存可能。
動画で観るレシピ、しっとり茹で鶏胸肉/ささみの作り方
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一番簡単に鶏胸肉/ささみをしっとり柔らかく茹でるTIPS
一番簡単なしっとり鶏胸肉の茹で方
砂糖と塩を揉み込んだり、ジップロックを使ったり、香味野菜を加えたり。しっとり柔らかく鶏胸肉/ささみを茹でる方法は他にもあります。
そんな中で今の方法に落ち着いているのは、鶏胸肉/ささみのしっとりした質感に満足しているのと、今回の方法が至極簡単で余計なものも使わないから。
味付けしていないので余白があって、アレンジも自在なところも好き。
Simple is the BEST(シンプル イズ ザ ベスト)です。
予熱調理がしっとり質感の秘密
パサパサしやすい鶏胸肉/ささみの肉質が驚くほどしっとり柔らかくなる秘密は、茹でる温度にあります。
胸肉がパサつく原因は肉の中の水分が外に出てしまうこと。肉から水分が出ないようにするためには、低温で調理することが効果的です。
今回の鶏胸肉/ささみがしっとり仕上がる茹で方は余熱で火を通すため、肉から水が抜け出るのを防いで柔らかな肉質に仕上がります。
最も大切なのはお湯の量
しっとり柔らかい鶏胸肉/ささみを茹でるときに唯一注意すべきは、お湯の量。
鶏胸肉/ささみを茹でるときお湯の量が少なすぎると熱量が足りず、鶏肉が半生になってしまいます。鶏肉がしっかり浸かる量のお湯を用意してください。
作り方の工程に「必要であれば観音開きにする」と書きましたが、お湯の量が十分であれば観音開きしなくても大丈夫(私はほとんどしません)。
逆に少し不安な時は観音開きにして、肉厚を均一にして火を通りやすくするといいです。
茹で汁につけての保存もしっとり要因
鶏胸肉の水が出やすいということは、逆に水が入りやすいということでもある。
茹でた鶏肉を茹で汁に浸けて保存することで、鶏肉の中に水分がしっかり入り鶏胸肉/ささみはよりしっとり潤います。
実際茹でたてのお肉よりも、ほぐして茹で汁につけておいた鶏胸肉/ささみの方がしっとり柔らか。
私はそうして冷蔵庫保存した後のものが好きなので、一番のおすすめは茹で汁につけて保存しておいたものだったりします。
冷蔵庫/冷凍保存するときはヒタヒタの茹で汁を一緒に加える。使うときは、軽く水分を絞って使ってください。
好きな大きさに切ってから保存すると便利
観音開きもせず丸っと茹でて、そのまま茹で汁をヒタヒタにして保存することも多々ありますが、しっとり質感に茹でた鶏胸肉/ささみを適当な大きさに切ってから、またはほぐしてから保存するのもいい。
食べやすい大きさに切っておけば、使う時に切る手間がなく味付けるだけで一品完成させることもできます。
私の場合は、使いたい方法がなんとなく頭にあるときは適当な大きさに切って保存しています。
ダイエットの味方になるしっとり茹でた鶏胸肉/ささみ
コロナ以前のことですが、一瞬本気でダイエットをした時期がありました。
痩せるだけではなく筋肉/体力をつけたい。痩せたときに脂肪ではなく筋肉が増えていてほしい!と願いながら、運動が嫌いで苦手な私が人生で初めて定期的なエクササイズを行い、ヘルシーで栄養バランスの取れた食事を意識して取り組みました。
結果、半年弱でアメリカに来てから培った脂肪が消えて、19・20歳の時に履いていたデニムが入るまで痩せることができました。体重で言ったら10キロ減ほどでしょうか。
この時の食事の面で活躍&活用したのが、今回作り方を紹介したしっとり茹でた鶏胸肉/ささみ。
元々野菜はしっかり食べる方なので、心がけていたのは(お菓子を減らすこと)必要な量のタンパク質を適度なカロリーで取ること。
すぐに一品になるので即席ヘルシー晩ごはんにしたり、ごはんを作る前にお腹が減って高カロリーなものに走るのを予防するためにつまんだり。
空腹はタンパク質を摂るとおさまることが多かった私は、とりあえずお腹が減ったら、お菓子を食べそうになったら、一口食べる用に茹でた鶏胸肉/ささみを常備していました。
ダイエット中でも美味しくごはんを食べたい私には欠かせなかった、しっとり茹でた鶏胸肉/ささみ。ダイエットごはんや調節ごはん用にもおすすめの作り置きです。
しっとり茹でた鶏胸肉/ささみの活用方法や使い道
バンバンジーにしたりネギだれをかけて、ネギや生姜やニンニクの入った香味ソースに絡めたり、麻辣醤と合わせても美味しいしっとり質感の鶏胸肉/ささみ。
他にもこんな使い方で活用しています。
鶏の茹で汁も美味しくいただく
茹で汁には鶏の旨みが溶けているので、しっとり鶏胸肉/ささみの茹で汁も活用するのが我が家流。
お味噌汁やスープなどに使ったり、麺やおうどんのお汁にしたり(お肉のゆで汁の活用法 花丸な温麺をどうぞ。煮込みうどんと日々の料理の小さなコツ)。
ストックほど濃い旨味ではありませんが、いつものより旨みを足してくれます。
日々の料理に大活躍、鶏胸肉/ささみをしっとり茹でる方法
鶏胸肉やささみよりも鶏もも肉が好きな私ですが、このしっとり茹でた鶏胸肉とささみは別。柔らかな質感は鶏胸肉/ささみとは思えない食べやすさで、あえて鶏胸肉/ささみを使いたくなります。
アレンジ自在だから和・洋・アジアどんなふうに味付けても美味しくなり、麺のトッピングとして、大好きなタレやソースと混ぜて一品にと、日々活用中です。
いつだって、だけど冷たいものが美味しい暑い時期は特に大活躍する、驚くほどしっとり茹でた鶏胸肉/ささみ。
さぁ、今日も作って冷蔵庫に入れておこう。
ごちそうさまでした。